『雨にゆれる女』のキャスト
日本のミステリー映画『雨にゆれる女』は、2016年に日本で製作されました。DVDの収録時間は83分になります。
監督&脚本
登場人物&俳優
『雨にゆれる女』のストーリー
雨が激しく降り続ける日に、健次はパトカーに怯えていました。それは何かから、逃げるように。それから4年もの歳月が流れて、健次はカレンダーにバツ印をつけて、何かをカウントして、孤独に思える日々を送っていました。
同僚の下田が、健次の家まで訪れて、彼女を1日だけ自宅でかくまってほしいとお願いしてきたので、仕方なく彼女を1日だけかくまう事にしました。
しかし1日過ぎても、下田はやる事ができてしまって、もう1日だけかくまってもらうように電話で一方的にお願いしてきたのです。
健次は暗がりの部屋で、少しずつ過去の話を理美にするようになりました。そして、健次の姉が医師と付き合うようになったけど、破局してしまい自ら命を絶ってしまった事を告白します。
それから二人は次第に深い関係に陥ってしまいますが、健次の家に住み始めた女性が理美という名前も知って、このまま二人は幸せな共同生活を歩むかのように見えました。
所が、健次がカレンダーに27日にあるマークを付けていた事や、理美が姉の元彼氏の事を知りたがる事で、寂れた時計の針が動き出そうとします。
健次は、姉の元彼氏から弁護士を通じて、お金を貰ってしまった事まで白状しますが、元彼氏とどうなったのか話そうとしません。しかし、理美はなぜか雨が降る日に、何かに怯えるようなそぶりを見せていたのです。
そして理美は「あの雨の日はよく覚えている」と言い初めて、健次は「そういう事か」と全てを悟りました。はたして雨にゆれる女と健次の間には何があったのでしょうか?
『大野いとの言葉で錆びれた時計の針が動いた経緯』
理美(演:大野いと)は、飯田健次(演:青木崇高)にしつこく姉の元彼の事を聞きたがっていました。
飯田健次の姉は、彼氏と破局して命を絶ってしまいましたが、その元彼からお金をもらっていたのです。しかも、日頃からカレンダーの日付にバツ印をつけて、何かにおびえるようでした。
そして、理美は「あの雨の日は、よく覚えている」と言った時に、飯田健次は「そいういう事か」と全てをさとり、寂れた時計の針が動き出したのです。
理美は、実は飯田健次の過去の犯罪を追求しようとして、その犯罪を行なった日は激しい土砂降りの日でした。これ以上言うと、ネタバレになるので言いませんが、雨の日の話をする事により、飯田健次は後ろめたい過去を知られていると観念したのです。
『雨にゆれる女』の豆知識
雨にゆれる女では、雨におびえる女が健次と深い関係に陥っていきます。さらに健次は何か後ろめたい事を隠そうとしていました。そこで、この2つのポイントについて、関連のある豆知識を紹介したいと思います。
雨が与える心理的効果
雨が降っている時は低気圧が通過しているので、気圧が低くなってしまう事から、私たち人間は交感神経が働くようになります。そうなれば、少し気持ちが落ち着かなくなってしまい、気分が高ぶってしまう心理的効果があります。
もしも雨が降っていて、気分が少し高ぶっている時に異性の人が近くにいると、関係が急接近する事があります。実際に映画やドラマで、雨が降る日に男女が急接近するストーリーが多いのは、あながち誇張している訳ではないという事です。
そのため、気になる異性の方がいたら、雨が降りそうな日に食事に誘うというのも良いかもしれません。
カレンダーにバツ印を付ける意味
健次がカレンダーにバツ印を付けていきますが、それは何かの過去に怯えている事と関係しているかのようでした。所が、カレンダーにバツ印を付ける方は意外に多くて、その中には情緒不安定で気持ちを落ち着かせるために、バツ印を付ける方もいます。
所が、風水ではカレンダーにバツ印を付ける事はまりよくなくて、その日を削除する意味があるのです。そのため、カレンダーにはバツ印の他に違うマークを付けたほうが良いので、ハートマークやマル印を付けたほうが良いです。
『雨にゆれる女』の感想
雨におびえる女性と、過去に後ろめたい男性が深い関係に陥っていくミステリー映画を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。
雨にゆれる女のオススメ層
雨と暗がりの光景が延々と続く映画ですが、どこかロマンティックな感じがして、引き込まれる魅力があります。少し大人向けのミステリー映画ですが、雨の中で揺れ動く男女の関係が美しく描かれているので、恋人同士で見て見る事をオススメします。
- 恋人同士:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
雨にゆれる女の残念な所
この映画は、とにかく暗いです。雨に関係するストーリーという事もあって、始まる所から終わる所まで、とにかく暗い映像や会話が続いてしまうので、気分が滅入ってしまいます。
その他にも、下田が大事な彼女を他の男性にかくまってもらおうとする所は、普通はありえないだろうと突っ込みたくなる所でした。そのため、少し無理なストーリー展開があって「何だかなぁ」と思ってしまう映画でしたね。
雨にゆれる女の見所
ストーリーは暗い映画ですが、その暗い証明の中で、二人が接近していくので、独特の美しい世界観が広がっていました。特に雨が降るなかで、健次の腕にしがみつこうとする理美の姿は、大人っぽい女性の魅力や美しさを感じられて良かったですね。
その他に私が気になったのは、大野いとさんが、土屋太鳳さんに似ていたので「あれ?土屋太鳳さんかな」と思ったのですが違ったようで、少し驚かされました。