トム・ハンクスが驚いた人類救済計画!映画『インフェルノ』

小説から実写化された映画『インフェルノ』は、ロバート・ラングドン(演:トム・ハンクス)が、前代未聞の人類救済計画に驚愕してしまうので詳しく紹介しましょう。

トム・ハンクスが驚いた人類救済計画』

ロバート・ラングドン(演:トム・ハンクス)は、記憶喪失の状態で、なぜか警察に追いかけ回されます。

実は、ゾブリストという者が強制的に、人類の出生数を抑えて、爆発的に増えていく人類を抑え込もうとしたのです。

人権を無視して、自分に危害まで加えようとするので、ロバート・ラングドンは無茶苦茶な集団に驚愕してしまいます。

インフェルノ』のキャスト

引用:https://www.amazon.co.jp/

アメリカ合衆国のミステリー映画『インフェルノ』は、2016年10月28日に日本・アメリカ合衆国で同時上映されました(DVDの収録時間は121分)。

監督&脚本&原作

登場人物&俳優

映画『インフェルノ』に出演している一部のキャストを紹介します。 

インフェルノ』のストーリー

ゾブリストは、多くの支持者を前にして、人類が増えすぎたので何とかしなくてはいけないと力説します。

このまま何もしなければ人類は自ら滅びの道を歩む事を強く訴えて、その対抗策としてインフェルノ(地獄)を解き放つ必要があると訴えました。

その頃、重体に陥ってしまったラングドン教授が病院に運び込まれました。女性看護師であるシェナはラングドンを診察してくれますが、ラングドンは数日の記憶がなくなっていたのです。

そこへ女性の警察がラングドンと面会を希望してきますが、男性の医師は面会できるような状況ではないと静止しようとしたら、警察に撃たれてしまします。

それに驚いたシェナは強引にラングドンを病院から救出して、自分のアパートへかくまいます。そこでラングドンは着替えようとしたら、自分の上着に不思議な物が出てきたので、シェナに見せたら、それは危険な物を運ぶ物だと分かります。

さらにライトを付ける事ができて、そのライトを照らしたら、ボッティチェリが描いた地獄の絵画が映し出されます。そこに描かれた人間には文字があって、その文字を拾い集めていたら『ゾブリスト』の名前が判明します。

ゾブリストは、危険な計画を遂行しようとしていましたが、はたしてラングドンは計画を止める事ができるのでしょうか?

インフェルノ』と他の映画を比較

ボッティチェリの絵画が登場しますが、映画『HOKUSAI』では、葛飾北斎の絵画だけではなく、江戸の巨匠の人生そのものを見る事ができます。

絵画だけではなく、画家の一生まで見たい場合には『インフェルノ』よりも『HOKUSAI』のほうが、オススメですね。

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インフェルノ』の感想 

 インフェルノは、ハッキリと残念な所と見所が大きく分かれていたミステリー映画で、良いとも悪いとも言えないような映画でした。そのような映画を見た私の感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

インフェルノのオススメ層

ミステリー映画ですが、ボッティチェリの絵画も登場するので、美術好きの方にオススメの作品です。

登場人物は、やや年配の俳優さんが多いので、若年層よりは中年層やシニア層向けの映画と言えます。しかし、渋みのあるトム・ハンクスは若い俳優にはない魅力があるので、若年層の方も見ておくのも悪くはないでしょう。

  • 絵画好き:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 歴史好き:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • ミステリー好き:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️

インフェルノの残念な所

人口増加をウイルスによって減らそうとするストーリーはスリルがあって面白かったのですが、ボッティチェリの絵画から謎を解くあたりが『ダヴィンチ・コード』という映画のストーリーに酷似しているのが残念でした。

この映画はダヴィンチ・コードの続編なので仕方がないかもしれませんが、私はダヴィンチ・コードを映画館で見た事があったので、その辺りは似たようなストーリーで新鮮味がないなぁと思ってしまいましたね。

さらにダンテの話が何度も出てきますが、西洋諸国の方であれば分かりやすいかもしれませんが、日本人にはあまり知られていない話なので、少し難しい話になっていました。

そのため、ダンテの話が出てきても「何の話?」と思ってしまうので、西洋について詳しく知らない方には難しい映画です。

インフェルノの見所

インフェルノではフィレンツェが舞台になるので、多くの世界遺産が登場するので、人類の文化遺産を見る事が好きな方には魅力的な映画になっています。

さらに記憶喪失になったラングドンが少しずつ記憶を取り戻しながら、謎を解いていくあたりは、この先に何が起きるのか、ワクワクしながら見る事ができます。

そしてインフェルノは、誰が味方で、誰が敵なのか?めまぐるしか対人関係が変わっていく辺りも大きな見所でしたね。