映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』では、ボス・レディ(声:多部未華子)が赤ちゃんなのにスーツ姿を着ていますが、会社から派遣された訳ではないので、詳しく紹介しましょう。
- 映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』のキャスト
- 映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』のストーリー
- 『ボス・レディは会社から派遣された赤ちゃんじゃない』
- 映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』と前作を比較
- 映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』のまとめ
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』のキャスト
アメリカ合衆国のアニメ映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』は、2021年12月17日に公開されました。
監督&俳優
- 監督:トム・マクグラス
- 脚本:マイケル・マッカラーズ
登場人物&声優
- ティナ-ボス・レディ(声:多部未華子)ティムの次女で、ある任務を請け負う
- ボス・ベイビー-テッド(声:ムロツヨシ)大人になったボス・ベイビー
- ティム(声:宮野真守)ボス・ベイビーの兄
- キャロル(声:エヴァ・ロンゴリア)ティムの妻
- タビサ(声:芳根京子)ティムの長女で、親離れしようとする少女
- テッド(声:石田明)ティムの父親
- ジャニス(声:乙葉)ティムの母親
- アームストロング(声:ジェフ・ゴールドブラム)親子の絆を断とうとする博士
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』のストーリー
ティムは、大人に成長して、キャロルと結婚をして、二人の娘ができて幸せな家庭生活を送っていました。ところが、長女のタビサにおやすみのキスをしようとしたら「もうキスをする年齢じゃないでしょう?」と断られてしまうのです。
『もう、そんな歳なんだなぁ』とショックを受けてしまうティムでしたが、まだ赤ちゃんだった次女のティナが、いきなり喋り出してビックリしてしまうのです。
実は、ティナも弟のボス・ベイビーと同じように、ベイビー・コープ社から司令を受けていたのです。その司令とは『世界征服を企むアームストロング博士の野望を阻止するように」というものでした。
アームストロング博士は、タビサが通う学校で「親は、子供にあーしろこーしろと言って、成長を妨害する」と力説していたのです!ティムは、その事を知って『最近、娘が自分を避けようとしたのは、コイツのせいか」と憤ってしまいます。
最近は、疎遠になりがちになっていた弟のボス・ベイビーと、ボス・レディになったティナと協力をして、アームストロングの野望を阻止しようとするのです。
最初は、タビサのお遊戯会の発表が終わってから、アームストロングの野望を阻止しようとしていました。しかし、アームストロングはお遊戯会の途中で、親を洗脳して、親子の絆を断ち切ろうとしている事が判明。
ボス・ベイビーはお遊戯会の途中であっても、アームストロングを止めようとしますが、その事情を知らなかったティムが「今は娘が歌おうとしている所だぞ」と喧嘩になってしまうのです。
はたして、このような状況でアームストロング博士の野望を阻止できるのでしょうか?
『ボス・レディは会社から派遣された赤ちゃんじゃない』
前作では、ボス・ベイビーが赤ちゃんなのにスーツ姿を着ていたのは、赤ちゃんを派遣する会社で働いていたからです。
そのため、今作でボス・レディが赤ちゃんなのにスーツ姿を着ていたのは、同じ会社から派遣された赤ちゃんだからではないかと思った方は多いでしょう。
ところが、ボス・レディとなったティナは、元からティムの娘であり、ベイビー・コープ社から派遣された訳ではありません。
途中で、ベイビー・コープ社の任務に志願したので、スーツ姿を着ていただけなのです。そのため、前作のボス・ベイビーとは、少し事情が違っています。
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』と前作を比較
前作『ボス・ベイビー』では、ティムが両親の愛情を一身に受けていたのに、いきなりスーツ姿を着た赤ちゃんを紹介されて「ほら、ティム。お前の弟だぞぉ」と紹介されてしまったのです。
ベイビー・コープ社から派遣されたボス・ベイビーは、子犬の人気が高くなっていて、このままでは赤ちゃんの需要がなくなるので、ペット大会を阻止するためにやってきました。
それはティムの両親に秘密にしていたのですが、ティムにしてみれば親の愛情を奪われたような気分になってしまい、怪しげな赤ちゃんと仲良くなれる訳がありません。
しかし、ペット大会を阻止できたら、ボス・ベイビーは出世して家を出てくれるという約束をしてくれたので、二人は一緒に協力をしてペット大会の阻止に動き出します。
今作を見るだけでは、ティムとボス・ベイビーの関係があまり分からなく感じてしまう所があるので、前作を見ておくのも悪くはないでしょう。
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』のまとめ
ボス・ベイビー ファミリー・ミッションを見た感想について、解説します。
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』のオススメ層
今作は、親子の絆が切れないように奮闘する映画なので、兄弟で見るよりは家族そろって見る映画という感じがしますね。
もちろん兄弟で見ても良いとは思いますが、家族そろって今作を見て、親子の絆がいかに大事か思い直してみるのも悪くはないでしょう。
- 兄弟同士:⭐️⭐️⭐️⭐️
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年僧:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』の残念な所
全作が爆発的にヒットした映画という事もあり、序盤では出来るだけ派手な演出をしようという感じがあったので『ここまで大袈裟に作り込まなくても良いんじゃないのかな?』と思ってしまいました。
前作のように、ありふれた日常の中で、スーツ姿を着た赤ちゃんがいきなり登場するほうが、親近感があって良かったですね。
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』のオススメ層
ティムが、娘からキスを拒絶されて、寂しく感じてしまうのは、おそらく多くのパパさんたちが通らなくてはいけない所でしょう。
前作では、一人息子のティムに弟が出来てから、親の愛情をあまり受けなくなり、寂しく感じていました。
このシリーズでは、家族の中で起きてしまう出来事をよく捉えているので、親近感を抱いて、ヒット作となっているのでしょう。
クリスマス間近で上映された事もあり、クリスマスを祝う所も出てきて、美しい風景やイルミネーションが見られるのも、この映画の大きな見所ですね。