映画『ラ・ラ・ランド』は、セブが女優を目指していたミアに、3回も失礼な態度を取るので、詳しく紹介しましょう。
映画『ラ・ラ・ランド』のキャスト
アメリカ合衆国のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』は、日本では2017年2月24日に上映されました。
全世界で3億7,000万ドルの興行収入を得て、第89回アカデミー賞ではタイタニック以来になる14ノミネートを受けるほどの映画です。それほど有名になった映画に出演した一部のキャストを紹介します。
監督&脚本
登場人物&俳優
ラ・ラ・ランドの登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。
セバスチャン-セブ(演:ライアン・ゴズリング)
ライアン・ゴズリングさんは、子供の時に『ミッキーマウス・クラブ』に子役として出演してから、様々な映画に出演するほどキャリアの長いハリウッド俳優です。
ラ・ラ・ランドでは不器用でも愛やジャズに生きようとするセバを見事に演じきっていました。
ミア(演:エマ・ストーン)
ラ・ラ・ランドのヒロイン役を演じたエマ・ストーンさんは、この映画で一気に注目されるようになりました。
所が、この映画のヒロイン役で最初にオファーされていたのは、エマ・ワトソンさんだったのです。しかしエマ・ワトソンさんは、そのオファーを断ったのです。
その理由はスケジュールが合わなかった説と、役柄が合わなくて断ったという説などがあります。ミアさんは、このような展開で、一気に知名度をあげる事ができたので、ミアさんにとってはシンデレラ・ストーリーのような映画と言えます。
キース(演:ジョン・レジェンド)
ジョン・レジェンドさんは、実はハリウッド俳優ではなくミュージシャンの方です。このようにプロのミュージシャンの方が出演しているので、ラ・ラ・ランドの音楽にはリアリティーがあります。
グレッグ(演:フィン・ウィットロック)
フィン・ウィットロックさんは、TVシリーズ『All My Children』に出演した事があるハリウッド俳優です。その後にも、TVシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』にも出演するなど、様々な役をこなす方です。
映画『ラ・ラ・ランド』のストーリー
ミアは女優を志しながらカフェの仕事をしていましたが、女優になれず、落ち込んでいました。そんな時に、あるパーティへ参加したら、そこにセブという男がピアノを弾いていました。
所がセブは指定されたものとは違う曲を弾いてしまって雇い主からクビにされてしまいます。セブはショックを受けてしまって、ピアノの演奏に感動して声をかけてきたミアを無視して帰っていきました。
ミアは、落ち込むような事ばかりが続いていましたが、あるパーティに参加したら、そこにあるバンドが演奏していました。そのバンドでキーボードを弾いていたのが、あのセブだったのです。
セブは演奏が終わったら、ミアに失礼な態度を取った事を謝りますが、ぎこちない会話で終わってしまいます。所が、一緒に帰る事になってしまって、次第に親交を深めていきます。
セブは終わりかけていたジャズを復活するためにも、自分の店を持とうとしていました。それを知ったミアは、グレッグという男と付き合っていましたが、次第にジョージに惹かれていきます。
しかし、ミアはオーディションに合格できず、女優を志す自信を完全に失ってしまうのです。セブは、そんなミアを励まそうとしますが、はたして二人の夢は叶うのでしょうか?
『セブがミアに3回も失礼な態度を取った内容』
セブは、ミアに失礼と思える態度を3回も取っていました。
- 挨拶しようとしたミアを無視
- ミアとの約束を忘れてしまい、ミアは赤っ恥をかく
- ミアの説得に応じず、ジャズの夢を諦めかけてしまう
まず、セブがピアニストの仕事をクビになってしまった直後に、ミアから挨拶されようとしたのですが、さすがに挨拶に応じる余裕がなくて無視してしまいました。凄く失礼な態度ですが、気持ちは少し分かりますね。
ミアの独り舞台に立ち会う約束をしていた時もありましたが、バンドの仕事を思い出してしまい、途中で独り舞台に立ち会う事ができませんでした。その結果、ミアは大失敗をしてしまいました。
セブはジャズを復活させようとしていましたが、生活の安定を優先してしまい、好きでもないロックの演奏をするようになります。ミアは夢を大事にして欲しいと説得しますが、セブは頑なに拒絶してしまいます。
『ラ・ラ・ランド』と他の映画を比較
ミュージカル映画として『ラ・ラ・ランド』はあまりにも有名ですが、あまりにも王道な感じがして、少し変わったミュージカル映画も見たいと思う方はいるでしょう。
そこで、オススメしたいのが『アナと世界の終わり』です。
アナと世界の終わりでは、女子高生が退屈な毎日から抜け出そうとしますが、可愛らしい女子高生やゾンビたちの対比を描いていて、今までにないミュージカル映画となっています。
映画『ラ・ラ・ランド』の感想
ラ・ラ・ランドを見た感想について、解説しています。
映画『ラ・ラ・ランド』のオススメ層
セブとミアが、愛と夢の狭間で揺れ動きながらも、懸命に生きようとするので、子供向けの映画というよりは大人向けのミュージカル映画になっています。
唐突にダンスが始まってしまう所は、ミュージカル映画ではよくある話なので、仕方のない所はありますが、音楽関係者であれば見ておいて損はないでしょう。
- 音楽関係者:⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『ラ・ラ・ランド』の残念な所
ネタバレになるので、あまり多くは語れませんが、セブとミアの関係が破綻していくので、もう少し上手くいかなかったのかなと思いました。
ラストは、あまりハッピーエンドという終わり方ではなかったので、そこはもう少し明るい感じで終わって欲しかったかなという感じがありますね。
映画『ラ・ラ・ランド』の見所
ラ・ラ・ランドは、ミュージカル映画なので、歌いながらストーリーが展開していくので、他の映画とは違う魅力があります。
特にラ・ラ・ランドが始まる所では、見晴らしの良い高架化された道路で渋滞している中で、大勢の人々が車や道路の上でダンスしていくシーンは圧巻でした。このように、ラ・ラ・ランドでは様々なシーンで素晴らしい景色をバックに、美しい音楽が奏でられていく所が大きな見所です。