映画『NANA』では、レン(演:松田龍平)が酷評されてしまいましたが、その要因は顔以外にもあったので、詳しく紹介しましょう。
- 映画『NANA』のキャスト
- 映画『NANA』のストーリー
- 『レン(松田龍平)が酷評された要因は顔だけじゃない』
- 映画『NANA』シリーズの全作品の豆知識・ストーリー
- 映画『NANA』と他の映画を比較
- 映画『NANA』のまとめ
映画『NANA』のキャスト
日本のドラマ映画『NANA』は、年に公開されました。
監督&脚本&原作
登場人物&俳優
- 大崎ナナ-ナナ(演:中島美嘉)夢を歌うロックボーカリスト
- 小松奈々-ハチ(演:宮崎あおい)夢に恋する少女-通称ハチ
- 高木泰士-ヤス(演:丸山智己)大崎ナナを見守る弁護士-通称ヤス
- 寺島伸夫-ノブ(演:成宮寛貴)ナナを追いかけてきた男-通称ノブ
- 岡崎真一-シン(演:松山ケンイチ)途中でナナのバンド
- 本城蓮-レン(演:松田龍平)大崎ナナの元恋人-通称レン
- 一ノ瀬巧-タクミ(演:玉山鉄二)ハチに好かれるトラネスのメンバー
- 芹澤レイラ-レイラ(演:伊藤由奈)トラネスのボーカル
- 藤枝直樹-ナオキ(演:水谷百輔)トラネスのドラマー
- 遠藤章司(演:平岡祐太)ハチを裏切る恋人
- 川村幸子(演:サエコ)遠藤章司と仲良くなる少女
- 早乙女淳子(演:能世あんな)ハチの親友
- 高倉京助(演:高山猛久)早乙女淳子の彼氏
- 小松奈津子(演:宮崎美子)ハチの母親
- 小松奈緒(演:紺谷みえこ)ハチの姉
- 小松奈美(演:岡本奈月)ハチの妹
映画『NANA』のストーリー
奈々は、彼氏の遠藤章司と一緒に住みたくて、東京へ上京しようとします。ところが、新幹線に乗り込んだ所で、同じ名前の大崎ナナと知り合って、なぜ上京しようとしたのか?思わず話し込んでしまいます。
しかし、上京しても奈々の彼氏は一緒に住む気がなかったので、仕方なく独り暮らしを始めようとしたら、NANAと再会をして二人で住む事になったのです。
ナナは、奈々が人懐っこい性格をしているので『ハチ』と呼ぶようになり、一緒に行動する機会が増えていきました。ところが、奈々の彼氏が、同じバイト仲間の川村幸子と浮気をするようになってしまって、ハチと別れようとする話を聞いてしまいます。
ナナは「ハチ、てめぇの男だろう!てめぇが取り替えせ」と叫びますが「もういい、顔も見たくない」と彼氏を諦めてしまうのです。
ハチは、バイトもクビになっていた事もあり、辛い事ばかりでしたが、なぜか自分の好きなトラネスのライブのチケットを取る事ができました。そこで、ナナにも一緒にライブへ行こうと誘いますが、実はトラネスのレンはナナの元彼だったのです。
レンは、元々はナナと同じブラストのメンバーでしたが、途中でトラネスに寝返ってしまい、それからはナナとも会っていませんでした。
途中で、ハチはその事に気付きますが、なんとか二人が元の状態に戻れるように奔走します。はたして、ナナとレンの関係は元どおりになれるのでしょうか?
『レン(松田龍平)が酷評された要因は顔だけじゃない』
原作を読んだ方なら分かるかと思いますが、まずレンと松田龍平さんの顔は全く似ていません(苦笑)。
ファンたちからはブーイングの嵐で、かなり酷評されてしまいました。しかし、レン役の松田龍平さんが酷評されたのは顔が似ていないというだけではないでしょう。
原作のレンはイケメンというだけではなく、少し少年っぽく笑う所もあり、喜怒哀楽の表情が分かりやすく出るキャラクターでした。
しかし、松田龍平さんの演技を見ていると、常にクールな表情ばかりだったので、その差も酷評につながった所でしょう。監督の指示だったのかもしれませんが、それが大きな要因となり、映画の興行収入は多くても批判の多い作品になってしまいました。
映画『NANA』シリーズの全作品の豆知識・ストーリー
www.akira-movies-drama.com上の内部リンクをタップ(クリック )したら、NANAシリーズの全作品の豆知識・キャスト・ストーリーなどを見られるので、良かったら参考にしてみて下さい。
映画『NANA』と他の映画を比較
バンドを題材にした映画は『NANA』の他にも『BANDAGE バインデイジ』というものもあります。
BANDAGE バインデイジは、北乃きいさんと赤西仁さんが共演した映画として大ヒットを記録しました(興行収入は初日の2日間で興収1億3417万円)。
女子高生のアサコ(演:北乃きい)が、LANDSのボーカルのナツ(演:赤西仁)に憧れて、親密な関係になっていきますが、少しずつLANDSの歯車が狂い始めていきます。
その先に、二人の未来がどうなっていくのか?ハラハラとする展開で、目が離せない映画になっています。
ちなみに、自分は、この映画の主題歌にハマってしまって、よく車のドライブに聴いていた記憶がありますね。
映画『NANA』のまとめ
NANAを見た感想について、詳しく解説しています。
映画『NANA』のオススメ層
漫画から実写化された作品という事もあって、お子様から大人の方まで見やすい映画になっています。さらに、2大ロックバンドが活躍する内容になっているので、音楽の道を目指そうとする方にも見て欲しい映画になっていますね。
音楽関係者:⭐️⭐️⭐️⭐️
キッズ:⭐️⭐️⭐️
若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
中年層:⭐️⭐️⭐️
シニア層:⭐️⭐️
映画『NANA』の残念な所
ミュージシャンの中島美嘉さんが映画の主演として出るという事もあり、映画館まで見に行きましたが、これが新潟市のデッキィ401の映画館で初めて映画を見た作品であり、自分にとっては記念碑的な作品でした。
(今は、ほぼ毎週、デッキィ401で映画を見てる状態です)
話は脱線しましたが、この作品はレン・シン・レイラなどが原作とは顔が似ていない役者が多く起用されてしまったので、そこが残念な所でしたね。
あとは、キャラクターの表情に少しでも近づける努力もして欲しかったので、もう少し原作に近づけられなかったかなという思いがあります。
さらに、全体的に凄く暗い内容になっているので、途中で見る気が失せてしまう方もいるかもしれないので、そこは注意したほうが良いですね。
映画『NANA』の見所
似ていない役者がいる一方で、中島美嘉さん・宮崎あおいさん・玉山鉄二さんたちは、登場人物に凄く似ていたので良かったですね。
中島美嘉さんはミュージシャンという事もあり、原作の大ファンで、その想いが演技に強く出ていました。
さらに宮崎あおいさんは眉毛をブリーチしてまでして、ハチの明るさが良く出ていましたし、玉山鉄二さんはダイエットしてホッソリとしたタクミを見事に演じていましたね。
このように、役者さんの涙ぐましい努力もあって、この映画は大ヒットしたのでしょう。