映画『ベートーベン 大海賊の秘宝』では、ハリウッドで活躍していた犬が、うつ病になってしまうので、その原因について詳しく紹介しましょう。
- 『ベートーベン 大海賊の秘宝』のキャスト
- 『ベートーベン 大海賊の秘宝』のストーリー
- 『ハリウッドで活躍する犬がうつ病になった原因』
- 『ベートーベン 大海賊の秘宝』の豆知識
- 『ベートーベン 大海賊の秘宝』の感想
『ベートーベン 大海賊の秘宝』のキャスト
アメリカの映画『ベートーベン 大海賊の秘宝』は、2014年に製作されました。DVDの収録時間は、97分になります。
監督&脚本
- 監督:ロン・オリバー
- 脚本:ロン・オリバー
登場人物&役者
精神的に辛い思いをしている犬ベートーベンが宝探しをする映画『ベートーベン 大海賊の秘宝』に登場している人物や役者を紹介します。
- ベートーベン(演:セントバーナード)精神的に辛い思いをしている犬
- エディ(声:ジョナサン・シルバーマン)ベートーベンの飼い主
- アン(演:クリスティ・スワンソン)博物館で働く女性
- サム(声:ブレットン・マンリー)宝探しをする少年
- ブルックシュナウザー(声:ジェフリー・コムズ)性格の悪い富豪
- サイモン(声:アレック・マパ)ブルックシュナウザーの部下
『ベートーベン 大海賊の秘宝』のストーリー
ベートーベンは、ハリウッドで仕事をこなしていたスーパードッグでしたが、なぜかジャンプできなくなってしまいます。もう44テイク目だったので、監督は頭を抱え込んでしまいます。
エディは獣医に「自分の息子がプレゼントしたクマのヌイグルミにも、ベートーベンが反応しなくなってしまったんです」と相談しますが「ヌイグルミは関係ない。肉体的には問題ない、彼はうつ病だ。生きる喜びや意味を失った」と教えられます。
監督の部下であるシャーリーンが、無常にもエディとベートーベンにクビを宣告します。エディはレンタカーで、車を運転しながら、ハンズフリーのイヤホンをつけて、様々な会社に電話をかけます。
それは、ベートーベンを出演させて欲しいというお願いでしたが、ベートーベンはもはやスーパードッグではなくてクビになってしまった事が、知られてしまって、次々に断られてしまいます。
さらに車の中で、ベートーベンがオナラをしてしまい、そのあまりの臭さに運転を誤って看板に激突してしまいます。車は壊れてしまったので、エディは仕方なく近くの街の『オリーマズ・コーヴ』まで車を押していきます。
散々な日々の中で、息子のサムが博物館の地図を持ち出して、宝探しをしようとして崖から落ちそうになってしまうのです。生きる力を失っていたベートベンでしたが、懸命に走り出して、サムを助けようとしますが、どうなってしまうのでしょうか?
『ハリウッドで活躍する犬がうつ病になった原因』
エディは、なぜベートベンがいきなり、うつ病になってしまったのか?訳がわかりませんでした。
所が、ベートーベンが、自分の息子のサムになつく姿を見てしまって「そうか、息子が大学に行ったから寂しかったんだな」と、大好きな息子と離れさせてしまった事に心を痛めます。
よくある話ですが、家族の誰かが独り暮らしを始めてしまって、ペットが寂しく感じてしまうケースがあります。
そのため、ペットを飼っている方は、ぺっとがなついている子供が家を出て行った後は、しっかりとペットの心をケアしたほうが良いでしょう。
『ベートーベン 大海賊の秘宝』の豆知識
うつ病になってしまった犬が、サムと触れ合う映画『ベートーベン 大海賊の秘宝』に関連する情報を紹介するので、良かったら、ご覧になってみて下さい。
映画に出演できる犬
ベートーベンのように、犬は映画に出演できるほど頭が良いのだろうかと思ってしまう方は、いるかもしれません。所が、犬は訓練次第で、タレントになる事もできれば、警察犬として働く事もできるのです。
実際に、犬に関連する映画は数多くあって、その中には猫と犬が戦いを繰り広げる『キャッツ&ドッグス』があります。
キャッツ&ドッグスでは、人間から地球の支配権を奪い取ろうとする猫たちと、人間を守ろうとする犬たちが、熾烈な戦いを演じていきます。
猫のダークヒーローぶりには、愛猫家はドン引きしてしまうかもしれませんが、そのブラックジョークを聞いていたら、思わず笑ってしまうほど面白いので、コメディ映画好きの方であれば、必見です。
犬の精神病『分離不安症』
ベートーベンが、飼い主エディの息子と離れる事によって、精神病になってしまいますが、これは現実で起こりやすいのです。
実は、犬が大好きな飼い主と離れる事によって『分離不安症』という精神病になってしまうケースがあります。この症状は、10時間程度だけ会社に出勤している場合であれば、起こりづらい症状です。
しかし、長期間に渡って、飼い主と離れてしまえば、群れで生活する犬にとっては不安で仕方ありません。
そのため、忠犬ハチ公は美談として知られていますが、あれは飼い主と離れて寂しいという一面もある訳です。そのため、犬を飼っている方は、できるだけ愛犬と寄り添うようにしましょう。
『ベートーベン 大海賊の秘宝』の感想
犬と少年による宝探しにスポットを当てた映画『ベートーベン 大海賊の秘宝』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。
『ベートーベン 大海賊の秘宝』のオススメ層
ペットが、大好きな飼い主と離れ離れになってしまって、うつ病になってしまいました。そのため、愛犬家の方は、この映画を見て、ペットが寂しく感じた時の対抗策を感じて欲しいですね。
やはり、ペットにとって飼い主は、親であり家族なのでしょう。
- 愛犬家:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
『ベートーベン 大海賊の秘宝』の残念な所
ベートーベンが、大好きな飼い主と離れてしまい、精神病になりますが、その飼い主とベートーベンが触れ合うシーンがあまり出てきません。
エディが息子の写真を見るシーンはあるのですが、 できれば息子さんが大学へ出て行くシーンも見せたら、ベートーベンの悲しみがさらに伝わるんじゃないのかなと思ってしまいました。
『ベートーベン 大海賊の秘宝』の見所
ベートーベンとサムが見つけた宝を横取りしようとするブルックシュナウザーが、何度も登場してきて、笑わせてくれます。
この映画ではベートーベンが笑わせるシーンもありますが、ブルックシュナウザーの人をおちょくるようなシーンが、特に面白かったですね。
そして、ベートーベンとサムの触れ合いは、思わず心が温まるシーンで、ペットを飼った以上はしっかりと毎日寄り添わないとダメだなと再認識させてくれる映画でした。