石川陽一(中丸雄一)の血痕が殺害現場にあっても無罪?ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- シーズン1 第10話』

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ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- シーズン1 第10話(最終話)』では、石川陽一(中丸雄一)の血痕や毛髪が殺害現場に残っている状態でも、実は無罪だったので、そのトリックについて紹介しましょう。

ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-1 第10話』のキャスト

99.9 -刑事専門弁護士- シーズン1 第10話(最終話)は、2016年6月19日に放送されました。

  • 深山大翔(演:松本潤)父と似たような事件に油断しない弁護士
  • 佐田篤弘(演:香川照之)弁護人のアリバイを優先する弁護士
  • 立花彩乃(演:榮倉奈々)大友修一に正義を訴える弁護士
  • 斑目春彦(演:岸部一徳)深山大翔を見守る所長
  • 明石達也(演:片桐仁)弁護士たちの喧嘩に戸惑うパラリーガル
  • 藤野宏樹(演:マギー)娘の手作りの飴を持ってくるパラリーガル
  • 戸川奈津子(演:渡辺真起子)同僚の弁護士と付き合うパラリーガル
  • 大友修一(演:奥田瑛二)丸川貴久に圧力を強める検事正
  • 丸川貴久(演:青木崇高)現実と理念の狭間で悩む検察官
  • 深山大介(演:首藤康之)深山大翔の父親
  • 石川陽一(演:中丸雄一)連続殺人事件の容疑者
  • 石川啓太(演:平泉成)石川陽一の父親
  • 高山浩介(演:神保悟志)病院の院長で都知事に立候補
  • 中田麻里(演:相馬絵美)都内で一人目の被害者
  • 岡由美子(演:金子彩奈)都内で二人目の被害者
  • 渡辺美穂 (演:今井あずさ)静岡県浜松市で殺害された被害者
  • 清水かずき(演:吹原幸太)週刊ダウノの記者

ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-1 第10話』のストーリー

石川陽一は、都内連続殺人の容疑者として逮捕されていました。現場には、容疑者の毛髪と血痕が残されていたので、限りなくクロと言える状況だったのです。

しかし、石川陽一は「僕はやっていません。それなのに、検察の方がしつこく何度も同じ事を聞いていて、最後は分からないうちに殺人を認める紙にサインしてしまったんです」と訴えるので、佐田篤弘は弁護人のアリバイを証明できるように動き出します。

そうしたら、1件目の殺人が行われた同時刻に、石川陽一は30キロ近くも離れた駅にいた事が、監視カメラで分かったのです。

佐田篤弘は、これを証拠として主張したら、丸川貴久は少し慌ててしまうので『これで大丈夫だ』と確信します。しかし、深山大翔から「このままではひっくり返されますっよ?今まで何回もあったんだ」と意味深な事を言われてしまいます。

丸川貴久検察官は『これでは、違う人物が容疑者だな』と手を引こうとしますが、大友修一検事正は間違いを認めたくないので、殺害時刻を22時ではなく24時まで広げてしまうのです。

検察のねじ曲がった訴因変更は、認められてしまい、佐田篤弘たちは「こんなのおかしいだろ」と主張しますが、丸川貴久は「失礼します」と立ち去っていきます。

検察は何がなんでも、石川陽一を容疑者にしようと企みますが、はたして深山大翔たちは、どう動いていくのでしょうか?

『石川陽一(中丸雄一)の血痕が殺害現場にあっても無罪』

ほぼネタバレに近い事なので、注意してから読んで欲しいのですが、今回殺害された中田麻里は病院で入院中に、高山浩介院長にセクハラされてしまいました。

そこで、中田麻里は都知事に立候補しようとした高山浩介に何度も金を無心するようになり、殺害されてしまったのです。

しかし、それでは、なぜ殺害現場に石川陽一(中丸雄一)の毛髪や血痕があったのかと言えば、彼は高山浩介院長の病院で人間ドックを受けていた事があったからです。

高山浩介院長は、患者の毛髪と血痕をワザと殺害現場に残して、石川陽一に容疑をかけるようにしました。このような巧みなトリックをしかけられては、検察も石川陽一を容疑者扱いするのも、無理はない話でしょう。

ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士』シーズン1の内容

www.akira-movies-drama.com上のリンク先では、ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- シーズン1』シリーズのストーリーや豆知識などについて紹介しているので、第1〜9回のストーリーを知りたい方は参考にしてみて下さい。

ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-1 第10話』の見所

丸川貴久の心境が少しずつ変化していましたが、第10話で、ついに検察官としての正義を取り戻したので、なかなか感慨深い最終話でした。

立花彩乃は、絶体絶命の状況で、弁護士たちに「入院名簿が手に入らないので、検察に協力してもらうようにかけあってみますか」と提案しますが「望みは薄いだろう」と言われてしまいました。

しかし、深山大翔だけは「やってみなければ分からないでしょう」と言うのです。もしかしたら、この弁護士だけは『丸川貴久の考えが少しずつ変わっているので、動いてくれるかもしれない』と睨んだのかもしれません。

これで、シーズン1は終わりますが、次はシーズン2と続いていくので、シーズン2では俳優さんたちが多く変わるので、どのような人間関係が展開していくのか期待したい所です。