映画『テルマエ・ロマエ』では、仕事に活かせる名言がいくつか登場するので、詳しく紹介しましょう。
「テルマエ・ロマエ」のキャスト
日本のコメディー映画『テルマエ・ロマエ』は、2012年4月28日に上映されました。
監督&脚本
主題歌
映画『テルマエ・ロマエ』の主題歌は、 ラッセル・ワトソンさんの『誰も寝てはならぬ』です。
空の果てまで伸びていくのではないかと思えるほどの高くて伸びのある歌声は、あなたの心を魅了してくれるでしょう。
登場人物&俳優
映画『テルマエ・ロマエ』の登場人物や、俳優さんたちは以下の通りです。
ルシウス(演:阿部寛)
テルマエの設計に苦悩していくなかで、ローマと日本を行き来することによって名声を得ます。しかし純粋なルシウスは、日本の技術を真似しているだけだと逆に悩んでいく事になります。
山越真実(演:上戸彩)
漫画家を志ざしていますが、なかなかOKがもらえずに悩み続けるなかで、ルシウスと出会い彼女の人生は大きく変わっていきます。
ハドリアヌス皇帝(演:市村正親)
天才技師ルシウスを見込んで個人浴場の設計を頼みます。身分こそ違っても、皇帝とルシウスは分かり合える仲でしたが、ある事がキッカケで大きな亀裂が入ってしまうのです。
ケイオニウス(演:北村一輝)
次期皇帝と目されていた人物ですが、女遊びばかりして、ルシウスやアントニヌスから軽蔑されてしまう人物。
アントニヌス(演:宍戸開)
皇帝の側近で、ルシウスの良き理解者です。皇帝が落ち込む姿を見て、ルシウスに相談を持ちかけるほどの人格者です。
映画『テルマエ・ロマエ』のストーリー
ローマでは、ルシウスが満足のいくテルマエ(風呂)を作る事できず、頭を悩ませていました。そんな時に、テルマエのお湯の中にある穴に引き摺り込まれて、何と!日本へタイムスリップしてしまったのです!
そこで見た銭湯には富士山の絵が書かれており、のれんがあったり、フルーツ牛乳などがあったりして、何から何まで新しいものばかりでした。所が、ルシウスは女性たちに痴漢と間違われてしまい物をぶつけられて気絶をします。
その気絶したルシウスを見た漫画家志望の山越真実が、デッサンをしようとしますが、再びルシウスはローマへとタイムスリップしてしまいます。
ルシウスは、日本の銭湯で学んだ技術を真似して、ローマのテルマエに火山の絵を描いたり、甘みのある飲み物を導入して名声を得ます。
ルシウスはそれからも日本とローマを行き来して、さらに最先端のテルマエを作っていきますが、子供が欲しいと考えている妻とすれ違いを起こしていきます。そんな忙しい中で、アドリアヌス皇帝に呼ばれることになります。
ルシウスは個人浴場の設計を頼まれたので、再び日本へタイムスリップして、その技術を学び、見事に個人浴場を完成させました。
皇帝は、その出来栄えに喜びますが、再び日本へタイムスリップして、ローマに戻る際に、誤って山越真実と一緒にタイムスリップしてしまったのです。
『どうしたものか』と困惑していたら、皇帝が遠い場所で戦争で苦戦をしている事を知ります。そこで、ルシウスは兵士の傷を癒すテルマエを作ろうとしますが、兵士の犠牲が増えるばかりで、あまり時間はありませんでした。
はたして、ルシウスは兵士の傷を癒すテルマエを作る事ができるのでしょうか?
『悲しい民族だな、私はテルマエ技師として誇りを持っている』
ルシウスは皇帝の命令と言えども、納得できない仕事は断ろうとするので、山越真実から「日本では納得出来ない仕事をみんな我慢してやっているんだよ」と忠告されます。
しかし、そこでルシウスは「だとしたら、悲しい民族だな、私はテルマエ技師として誇りを持っている』と言い切ってしまいます。
自分の仕事にプライドを持てるからこそ、ルシウスは次々に革新的なテルマエ(風呂)を作れたのでしょう。
映画『テルマエ・ロマエ』シリーズの全作品の豆知識
www.akira-movies-drama.com上の内部リンクをタップ(クリック )したら、テルマエ・ロマエシリーズの全作品の豆知識・キャスト・ストーリーなどを見られるので、良かったら参考にしてみて下さい。
『私もまだまだもがいてみるよ』
山越真実は、なかなか漫画家になれないので諦めようとしましたが、ルシウスの頑張りをみて「漫画家を諦めようとしていたけど、もう少しもがいてみるよ」と語りかけます。
それに、ルシウスは「そなたの言葉を借りれば、私もまだまだもがいてみるよ」と返しました。
テルマエ(風呂)で、おぼれかけてタイムスリップした映画だったので、そのテルマエにかけた名言だったのかもしれませんね。
『テルマエ・ロマエ』と他の映画を比較
テルマエ・ロマエでは、日本とローマが舞台になっていましたが、やはりローマの映画と言えば『ローマの休日』でしょう。
世界的な女優オードリー・ヘプバーンが、王女役となって束の間の休日をローマで過ごします。
美しいローマの風景や、世間知らずの王女様が、色々な事を発見していく所は多くの女性をときめかせました。
映画『テルマエ・ロマエ』の感想
テルマエ・ロマエを見た感想について、詳しく解説します。
映画『テルマエ・ロマエ』のオススメ層
ルシウスが、テルマエの設計士としてプライドを持って仕事に取り組むので、ローマ好きの方だけではなく、設計士の方にも見て欲しい映画ですね。
日本とローマの違いがよく分かる内容になっていますし、日本の銭湯は近代的なんだなぁと思ってしまう所は面白いです。
- ローマ好きの方:⭐️⭐️⭐️⭐️
- お風呂好きの方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 設計士:⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『テルマエ・ロマエ』の残念な所
全体的に面白かったのですが、少し奴隷の労働力に頼っているシーンが多かったので、その他にも工夫したシーンが欲しかったかなという感じがありました。
まぁ、奴隷が酷使されるのも、現代だから面白く感じられるのですが、当時の奴隷は大変だったんだろうなぁと思ってしまう自分もいましたね。
映画『テルマエ・ロマエ』の見所
テルマエ技師が、ローマと日本をタイムスリップするのは一見するとバカっぽく見えるかもしれませんが、シリアスとコメディーが絶妙なバランスで保たれて見応え十分でした。
そのバランスを保てたのも、阿部寛さんと上戸彩さんの熱演あってこそでしょう。
そして、山越真実がルシウスと交わした約束には、思わず胸を熱くするものがありましたね。
もがいてみるという言葉が、あれほど格好良く聞こえたのは初めてでした。私もルシウスや山越真実を見習って、もがいてブログ更新していきたいと思います。