映画『曇天に笑え』で曇空丸役として出演していた中山優馬さんは、元NMB48の山田菜々さんと意外な関係だったので、詳しく紹介しましょう。
映画『曇天に笑う』のキャスト
日本のアクション映画『曇天に笑う』は、2018年3月21日に日本で上映されました(上映時間は約94分)。
監督&脚本
オロチが復活しようとする映画『曇天に笑う』を制作したのが、本広克行監督になります。
登場人物&役者
『曇天に笑う』に登場する人物や役者さんたちは、以下の通りです。
曇三兄弟
犲(右大臣の直属の部隊)
- 安倍蒼世(演:古川雄輝)天火を軽蔑する男
- 鷹峯誠一郎(演:大東駿介)空丸を狙う男
- 犬飼 善蔵(演:加治将樹)天火に優しく接する巨漢
- 永山蓮(演:小関裕太)拳銃の達人
- 武田楽鳥(演:市川知宏)空丸をうとましく思う男
その他
『曇天に笑う』のストーリー
幕末の時代に、日本は自国文化をかなぐり捨てて欧米化していましたが、そんな時代でも曇三兄弟は、ある神社を守っていました。
この神社には、二本の護り刀があって、これはオロチの器に大きく関係するものでした。その神社では、白子が兄弟たちを暖かく出迎えてくれて、食事の用意をする心優しい男だったのです。
陸軍では、岩倉具視が直属の部隊『犲』の5人に「この曇り空、いよいよ犲が動き出す時がきたようですね。オロチは300年に1度蘇り、全てを滅ぼす。オロチは人の敵にて害。見つけ次第、狩り封ずるべし」と命令するのです。
今が、その300年になった時ですが、安倍の陰陽道が衰退してしまったので、安倍家を中心とする5つの家系と、その盾の曇家の末裔のみがオロチを封印できる存在でした。つまり、オロチを封印するには、犲の5人と曇3兄弟の力が必要だったのです。
犲の隊長である安倍蒼世は、天火の協力など無用と考えて「我ら5人だけで、オロチの器を見つけ出して殺す」と豪語します。
ところが、曇天火は自分の弟の空丸がオロチの器である事を知ってしまい、このまま弟を殺害しなければ、オロチが目覚めてしまう危険がありました。
敵は、そんな曇天火をあざ笑うかのように、オロチを復活させるために空丸を拉致してしまいます。
はたして、天火は空丸を助け出す事はできるのでしょうか?
『曇空丸役の中山優馬とNMB48の山田菜々の意外な関係』
www.instagram.com俳優として活躍している中山優馬さんは、実は山田菜々の弟なのです。苗字が違うので、その事に気付かない方たちばかりでしたが、兄弟そろってお互いに支え合っているので、仲の良い兄弟なのでしょう。
確かに、顔も似ている所があるので、言われてみれば…という感じもしますね。
山田菜々さんは、少しおっとりとした喋り方をする事で、多くの男性ファンから愛されたアイドルでした。NMB48を卒業したあとに、声優などの仕事をしていましたが、今は芸能界から引退してしまいました。
しかし、芸能界で活躍する事ばかりが幸せとも限らないので、今後も山田菜々さんは頑張っていく事でしょう。
『曇天に笑う』の豆知識
『曇天に笑う』は幕末に関連のある漫画を実写化した映画です。所が、その他にも、幕末に関連のある漫画を実写化した映画はあるので、詳しく紹介しましょう。
映画『るろうに剣心』
幕末の時代に、人斬りだった男が、2度と人を斬らない事を誓いました。その男の名は、緋村剣心で、人斬り抜刀斎という異名を持つほどの男でした。
所が、剣心が人斬りを辞めている間に、人斬り抜刀斎の後継者である志々雄真実が、自分を殺そうとした新政府に復讐しようとします。
そこで、剣心は罪もない人々が戦乱に巻き込まれないために立ち上がったのです。曇天に笑うと比較したら、アクションシーンでは『るろうに剣心』のほうが圧倒しています。
さらに、るろうに剣心では、佐藤健さん・武井咲さん・蒼井優さん・江口洋介さん・福山雅治さん・伊勢谷友介さん・藤原竜也さんなどが参加していて、キャスト陣も豪華な顔ぶれです。
それに引き換え、曇天に笑うでは、若いキャストが多いので、これからの日本映画界の発展の鍵を握るキャストが集結したと言えます。
映画『銀魂』
銀魂は、宇宙から天人たちが襲撃してきて、江戸幕府は蹂躙されてしまいます。
そんな中でも、白夜叉と呼ばれる坂田銀時(演:小栗旬)という侍は、天人を恐れぬ振る舞いを続けていました。そんな坂田金時と共に、天人たちと戦ったはずの高杉晋作(演:堂本剛)が 、何と銀時に刃を向けてきたのです。
銀魂は、曇天に笑うに比べて、迫力のあるアクションシーンは少なくなっていますが、激しいアクション映画というよりはコメディー色の強いアクション映画になっているのです。そのため、コメディーが好きな方であれば見ておく価値はあるでしょう。
映画『曇天に笑う』を見られる動画配信
動画配信『U-NEXT』に入会したら、映画『曇天に笑う』を見られます。
月額料金は税別1,990円ですが、初入会の方であれば31日間は無料で見られます。
ただし、本ページの情報は2022年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
『曇天に笑う』の感想
映画『曇天に笑う』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。
『曇天に笑う』のオススメ層
多くの若者たちが、オロチを復活させないように奮闘するので、歴史好きの方には興味深い作品でしょう。
オロチと言えば、やはり日本神話のヤマタノオロチがすぐ連想されます。強烈なインパクトがあるので、映画にもたびたび採用されますね。
- 歴史好きの方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
『曇天に笑う』の残念な所
オロチは、かつて人間に大いなる恵みを与えますが、やがて人間たちに忌み嫌われるようになります。その恩を仇にして返す行いに、オロチが恨んで人々に大きな災いをもたらすのです。
これほど壮大なストーリーになっているのに、アクションシーンとしては少し物足りなさを感じるものがありました。特に、るろうに剣心に比べたら、動きも遅い上に派手さもなかったので、その辺りが残念な所でしたね。
『曇天に笑う』の見所
るろうに剣心に比べたら、アクションシーンは物足りなく感じますが、銀魂に比べたら迫力を感じる事ができます。さらに、コメディー色としては、るろうに剣心より感じる事ができました。ただし、銀魂よりはコメディー色を感じません。
そのため、曇天に笑う・るろうに剣心・銀魂を比較したら、アクションシーンの派手さやコメディー色は、曇天に笑うは平均的な内容になっていました。それを考えたら、ある程度の迫力やコメディー色のあるアクション映画を見たい方には、おすすめの作品です。
そして、曇天に笑うは、漫画を読んでいない方でも、分かりやすく丁寧に解説しながら進んでいきました。そのため、原作を読んでいない方でも、楽しめる内容になっています。