映画『ハウス・オブ・グッチ』では、パトリツィア(演:レディー・ガガ)が夫と破綻してしまうので、その原因について詳しく紹介しましょう。
- 映画『ハウス・オブ・グッチ』のキャスト
- 映画『ハウス・オブ・グッチ』のストーリー
- 『パトリツィア(演:レディー・ガガ)が夫と破綻した原因』
- 『レディー・ガガの名曲』
- 『ハウス・オブ・グッチ』と他の映画を比較
- 映画『ハウス・オブ・グッチ』のまとめ
映画『ハウス・オブ・グッチ』のキャスト
アメリカ合衆国のスリラー映画『ハウス・オブ・グッチ』は、2022年1月14日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:リドリー・スコット
- 脚本:ベッキー・ジョンストン
登場人物&俳優
ハウス・オブ・グッチの登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。
- パトリツィア(演:レディー・ガガ)グッチ一家を支配しようとする女性
- マウリツィオ・グッチ(演:アダム・ドライバー)パトリツィアと結婚する男性
- ロドルフォ・グッチ(演:ジェレミー・アイアンズ)マウリツィオの父親
- アルド・グッチ(演:アル・パチーノ)ロドルフォの兄
- パオロ・グッチ(演:ジャレッド・レト)アルドの次男
- ジュゼッピーナ・アウリエンマ(演:サルマ・ハエック)占い師の女性
- パオラ・フランキ(演:カミーユ・コッタン)パトリツィアの恋人
映画『ハウス・オブ・グッチ』のストーリー
パトリツィアは、あるパーティーでマウリツィオ・グッチと出会って「お酒を作ってくれないかしら」と頼んで、彼はバーテンダーでもなかったのに、快くお酒を作ってあげます。
そして、パトリツィアは一緒にダンスを踊ってくれるように頼んで、翌日になりマウリツィオのバイクに、口紅で自分の連絡先電話番号を書いてしまいます。
積極的に、マウリツィオ・グッチを誘惑していき、彼はパトリツィアの美しい美貌とスタイルの虜(とりこ)になり、ついに二人は付き合い始めるのです。
しかし、マウリツィオの父親は「あいつは成り上がりの女で、お前の事は金目当てだから、結婚だけは許さん」と断固反対してしまいます。
それでも、若い男女の燃え上がった恋心は収まる事はなくて、ついに二人は結婚します。パトリツィアは、マウリツィオが父親とほぼ絶縁状態になってしまったので、好意的に接してくれるアルド・グッチに仲介役を頼みます。
叔父は快く仲介役を引き受けて、やがてマウリツィオはグッチ一家に戻る事ができて、ついにパトリツィアはグッチ一家の人間となりました。マウリツィオの父親が亡くなりますが、パトリツィアは経営方針の考えが違うアルドを目障りに感じてしまうのです。
アルドは脱税をしていたので、その息子のパオロに甘い言葉をささやいて、警察に通報させて、アルドは刑務所に入ってしまいます。しかし、その後もパトリツィアの魔の手は、グッチ一家に伸びていき、やがて夫婦関係は破綻してしまうのです。
この屈辱に我慢できなくなったパトリツィアは、殺し屋を雇って、夫を殺害するように命じてしまったのです!はたして、グッチ一家はどうなってしまうのでしょうか?
『パトリツィア(演:レディー・ガガ)が夫と破綻した原因』
パトリツィア(演:レディー・ガガ)は、グッチの権力を全て自分のものにしたかったかのように見えますが、実はグッチを大きく発展させようとしていました。
しかし、アルドの経営方針では発展しないと思い込み、アルドの息子パオロに「父親の脱税を通報したら、あなたの考えたデザインを商品化させて、ラインも作らせる」と甘い言葉をささやきます。
それまでは、父親のアルドからバカ息子扱いされていたので、ついに父親を裏切ってしまいます。ところが、その後にパオロがグッチを使っているのは著作権違反と言いがかりをつけて、訴えてしまうのです。
次々にグッチの一家がボロボロになっていくに従って、やがてマウリツィオは、父親から「あいつは金が目当ての女だ」と言われた言葉が脳裏をよぎってしまったのでしょう。
さらに、自分がパトリツィアの言葉に従って、一族をボロボロにした事に責任感を抱いてしまって、次第に妻と衝突するようになってしまいました。
『レディー・ガガの名曲』
レディー・ガガさんは、皆さんご存知かと思いますが、ミュージシャンとしてヒット曲を連発してきました。しかも、コスプレに近いほどの派手な衣装で歌うこともあって、外見でも注目を集めてきたミュージシャンです。
そんなレディー・ガガさんのヒット曲で、特にオススメしたのが『Poker Face』ですね。Can't read my,can't read myの所が、凄い高音なのに、伸びがある歌声で、一気に虜になってしまいました。
ミュージシャンとして活躍していたレディー・ガガさんが、今作では出演しているので、洋楽好きの方には是非見て欲しい作品ですね。
『ハウス・オブ・グッチ』と他の映画を比較
グッチの映画もあれば、プラダを扱った映画『プラダを着た悪魔』もあります。
今作が、グッチ一家の富と権力を巡って争う内容だったのに対して、プラダを着た悪魔はアンドレア・サックス(演:アン・ハサウェイ)がファッションに全てを捧げていくのです。
内容は大きく違いますが、世界的なブランドを扱った映画なので、その違いを見比べてみるのも悪くはないでしょう。
映画『ハウス・オブ・グッチ』のまとめ
ハウス・オブ・グッチを見た感想について、詳しく解説します。
映画『ハウス・オブ・グッチ』のオススメ層
女性が体や知恵を使って、グッチの富と権力を支配しようとするので、仕事に力を入れたいと考えてい女性にオススメの映画になっています。
男性にとっては辛い所があるかと思いますが、お金を持てば、美しい女性と付き合って、恋人または妻に豪華な物も送れる事がよく分かるので、見ておく価値はありますね。
- 女性:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 男性:⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『ハウス・オブ・グッチ』の残念な所
自分は、レディー・ガガガ好きで歌も聴いた事があったので、これは是非見ておかなくてはいけないと思っていました。
途中までは、レディー・ガガが活躍できて良かったのですが、終盤になり、レディー・ガガが夫から突き放される演技をする事になり、見ていて辛くなる内容でしたね。
こればかりは脚本なので仕方のない所ですが、レディー・ガガファンとしては残念な所です。
映画『ハウス・オブ・グッチ』の見所
前半は、レディー・ガガの見事なスタイルが強調される内容になっていて、思わず『おぉぉ』と思ってしまう内容でしたね。
それは、男性だったら金を持っていようがなんだろうが、虜になってしまうだろうと思ってしまいます。
さらに、レディー・ガガが体当たりの演技をしてくれて、バスタブで肌を露出している所や、恋人と会社の中で体を交じわせていく所は、必見ですね。
前半では、パトリツィアが、どこまで恋人を愛していたのか?本当に富だけが狙いだったのか?それを考えさせる内容で進行していくので、なかなか憎い演出に仕上がっています。