相楽左之助(演:青木崇高)が剣心との喧嘩を辞めた理由!映画『るろうに剣心』

日本のアクション映画『るろうに剣心』では、相楽左之助(演:青木崇高)が剣心との喧嘩を途中で辞めてしまうので、その理由について詳しく解説しましょう。

映画『るろうに剣心』のキャスト

引用:https://www.amazon.co.jp/

日本のアクション映画『るろうに剣心』は、2012年8月25日に上映されました。

監督&脚本&原作

  • 監督:大友啓史
  • 脚本:藤井清美&大友啓史
  • 原作:和月伸宏

登場人物&俳優

実写化された映画『るろうに剣心』には、豪華な役者さん達が出演しているので、詳しく紹介します。

緋村剣心(演:佐藤健

主人公『剣心』を演じるのは、顔がスマートになっているイケメン俳優『佐藤健』さんです。その顔立ちは凄く剣心によく似ている上に身体能力の高い演技には驚かされます。

神谷薫(演:武井咲

ヒロイン役を演じるのが、現代のドラマから時代劇まで高い演技力を披露する女優『武井咲』さんです。武井咲さんは時代劇に多く出演している事もあって、この映画でも明治の時代にしっかりとマッチしています。

明神弥彦(演:田中偉登)

漫画とは顔が少し違っていますが、それでも子役なのに高い演技力を見せてくれるので、多くの方を違う時代の物語に引き込んでくれるでしょう。

高荷恵(演:蒼井優

漫画の高荷恵は、長身の女性で顔を面長になっているので、蒼井優さんとは全く違うタイプです。そのため賛否両論あるかもしれませんが、様々な表情の表し方は、さすが日本を代表する女優という感じがします。

相楽左之助(演:青木崇高

相楽左之助は豪快な性格をしていますが、顔立ちはシュッとしていましたが、青木崇高さんは少し男っぽい顔をしています。しかし豪快な性格の演じ方は原作の相楽左之助を彷彿(ほうふつ)させるものがありました。

燕(演:永野芽郁

赤べこで働いている燕を永野芽郁さんが演じています。登場するのは、わずかな時間ですが、可愛らしい燕を見れたので、るろうに剣心ファンとしては見ておく価値があります。

斎藤一(演:江口洋介

実は、私は漫画の斎藤一ファンだったので、この映画も凄く楽しみだったのが、江口洋介さんがどのように演じてくれるかでした。顔は似ていませんが、クールな格好良さは原作通りでした。

鵜堂刃衛(演:吉川晃司)

漫画では不気味な人物だった鵜堂刃衛だったので、吉川晃司さんのような硬派な方とは少しギャップを感じます。しかし演技力で、何をするのか分からないような不気味さが伝わってきます。

武田観柳(演:香川照之

武田観柳は、漫画ではヒョロヒョロとしていて、金だけを頼りにする頼りない男というイメージがあります。しかし香川照之さんが演じる武田観柳は少し男っぽいイメージが強かったので、この辺りは監督の意向があったのかもしれません。

映画『るろうに剣心』のストーリー

欧米諸国に遅れをとっていた江戸幕府を終わらせて、新時代を築き上げようとしていた剣心は、宿命のライバル新撰組斎藤一鳥羽伏見の戦いで刃を交えていました。

しかし新政府軍が錦の美旗を掲げた事によって、幕軍は敗走する事になって、斎藤一も引きあげる事になりました。

幕軍についていた斎藤一は警官として、不穏な動きを見せている武田観柳に目を光らせていました。実は武田観柳は、恵を利用して『蜘蛛の巣』と呼ばれる恐ろしい薬物を開発していたのです。

その頃、剣心はあてのない旅を続けていく中で、一人で道場を守る薫と出会う事になります。薫は検心を人斬り抜刀斎だと思って戦いを挑もうとしますが、途中で勘違いだと思って木刀を下げます。

剣心は、恵の道場に居候する事になりますが、恵が駆け込んできたので、一緒に食事をする事になりました。ところが、そこに相楽左之助が剣心と喧嘩しようとしますが、途中で剣心と戦う事がばかばかしくなって途中で辞めてしまします。

そして剣心は、恵が会津戦争で身内を亡くして、仕方なく武田観柳を頼って多くの罪を重ねてきた事を知ります。

剣心は相楽左之助と共に武田観柳を倒すために武田観柳の館へ突入しようとします。しかし武田観柳の元には、鵜堂刃衛を始めとする猛者達が従っていたのです。はたして、剣心たちは武田観柳を倒す事ができるのでしょうか?

相楽左之助青木崇高)が剣心との喧嘩を辞めた理由』

原作を読んだ上での考察ですが、相楽左之助(演:青木崇高)は、剣心と喧嘩を始めたのは、相手が新政府側についていた人間だったからです。

相楽左之助が、少年の頃の属していた隊も新政府側についていましたが、戦いが終わったら、新政府は隊長を悪役に仕立て上げて斬り捨ててしまったからです。

しかし、剣心と戦っていくうちに、相手が隊長をおとしめたような連中とは違う事が分かり、喧嘩をするのがバカバカしくなって途中で辞めてしまったのでしょう。

るろうに剣心』と他の映画を比較

映画『るろうに剣心』で、斎藤一役として出演していた江口洋介さんは、人気映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』にも出演しています。

コンフィデンスマンJP 英雄編では、日本のマフィアのボスを演じていますが、今から10年前に出演していた頃の江口洋介さんとは違って、だいぶ雰囲気が変わっていますね。

やはり、10年の歳月は長いので、かなり顔立ちも変わっている感じがしますね。そういえば、原作でも、斎藤一と剣心がお互いに長い年月で人が変わった事について言い合うシーンがありました。

やはり、10年というのは、人を大きく変えるには十分な歳月と言えるのでしょう。

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映画『るろうに剣心』の感想

るろうに剣心を見た感想について、詳しく解説しています。

るろうに剣心のオススメ層

幕末の時代を描いた漫画を実写化した映画なので、歴史が好きな方にとっては見応え十分な映画ですね。しかも、高速で動いて斬り合うシーンがあるので、アクション映画が好きな方は、見ておいて損はしないでしょう。

  • 歴史好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • アクション好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

るろうに剣心の残念な所

相楽左之助(演:青木崇高)が、なぜ剣心をそこまで憎むのか?昔の悲劇があまり描かれていなかったので、そこだけが残念な所でした。

やはり、あのシーンがあればこそ、剣心と相楽左之助の喧嘩に重みがつくと思います。まぁ、映画には時間に限りがあるので、仕方のない所かなというのはありますけどね。

るろうに剣心の見所

漫画のるろうに剣心は、私と同じ30代ぐらいの日本人たちから熱狂的に支持された作品だけに、実写版の映画が登場した時は大きな注目を集めました(2017年8月時点)。

実際に、この映画を見て驚いたのは登場人物たちが信じれないほどの速さで動く戦闘シーンでした。これほど迫力のある戦闘シーンを大河ドラマでも見れたらなぁと思うほどのものだったのです。

そして漫画と実写の違いを見比べてみるのも、この映画の大きな見所の一つでしょう。私は斎藤一のファンだったので、斎藤一と剣心が道場で決闘するシーンも入れて欲しかったなぁという思いはありました。

しかし全てを1つの映画に詰め込むのは無理があるので、あれだけ迫力のある戦闘シーンが繰り広げられるので、漫画のるろうに剣心が好きな方は映画も見ておく価値があるでしょう。