映画『デイ・アフター・トゥモロー』は、ジャックが温暖化の脅威にさらされますが、この構図はコロナと同じ所があるので詳しく紹介しましょう。
- 映画『デイ・アフター・トゥモロー』のキャスト
- 映画『デイ・アフター・トゥモロー』のストーリー
- 『ジャックが直面した温暖化はコロナと構図が同じ』
- 映画『デイ・アフター・トゥモロー』と他の映画を比較
- 映画『デイ・アフター・トゥモロー』の感想
映画『デイ・アフター・トゥモロー』のキャスト
アメリカ合衆国のパニック系の災害映画『デイ・アフター・トゥモロー』は、日本では2004年6月5日に上映されました。
監督&脚本
- 監督:ローランド・エメリッヒ
- 脚本:ローランド・エメリッヒ&ジェフリー・ナックマノフ
登場人物&俳優
地球温暖化によって、地球が再び氷河期に陥ってしまう映画『デイ・アフター・トゥモロー』に出演した一部のキャストを紹介します。
ジャック・ホール(演:デニス・クエイド)
気象に詳しいジャックが、地球の変化に察知して危険を主張しますが、アメリカの副大統領は全く相手にしようとしません。
サム・ホール(演:ジェイク・ギレンホール)
ジャックの息子であるサムは、好きな女性と共にクイズを答える企画に参加する事になりますが、思わぬ大自然の猛威に苦しめられる事になります。
ローラ・チャップマン(演:エミー・ロッサム)
サムが淡い恋心を抱いていた相手がローラでした。ローラはサムの人柄に少しずつ惹かれていく事になりますが、大自然の猛威はローラにも襲い掛かります。
ベッカー副大統領(演:ケネス・ウェルシュ)
ジャックの意見に全く耳を貸さないで、経済を優先しようとしたのがベッカー副大統領でした。その行動が後に、多くのアメリカ国民の生命に危機を招く事になるのです。
映画『デイ・アフター・トゥモロー』のストーリー
ジャックは地球の自然環境が静かに変化していく事を肌で実感していました。そこで多くの政治家が出席している会議で、ジャックは地球温暖化を防止する事を訴えます。
アメリカのベッカー副大統領は経済を重視するべきと考えて、相手にしなかったのです。しかし、地球はジャックが懸念していた通りになって、氷が溶ける事によって、海流に大きな変化が生まれていました。
その変化が大きな影響を及ぼして、東京では大きなヒョウが降って、アメリカではハリケーンが襲来してきたのです。さらにニューヨークには津波が押し寄せてきて、世界中はパニックに陥りました。
そのような時に、ジャックの息子サムは、好きな女性と一緒になりたくてローラと一緒にクイズに答える企画に参加していたのです。その二人にも自然の猛威が襲いかかってきて、凍てつく寒さに苦しめられるようになったのです。
ジャックは、それから気象を詳しく調べていくうちに、地球は氷河期に近い状態に陥る事が分かりました。それをベッカー副大統領に伝えようとしますが、再び相手にしてもらえませんでした。
そしてジャックは、自分の息子たちがある図書館に避難している事を知ったので凍てつく寒さの中で図書館へ向かおうとします。しかしアメリカの大部分は、すでに氷河期に近い状態に陥っていたのです。
はたしてジャックは息子を救う事ができるのでしょうか?そして人類の未来はどうなってしまうのでしょうか。
『ジャックが直面した温暖化はコロナと構図が同じ』
ジャックは、何度も温暖化を防止するように訴えますが、アメリカ合衆国のベッカー副大統領は経済を重視しなくてはいけなかったので、環境に力を入れる訳にはいきませんでした。
これはコロナウイルスの構図と同じであり、ウイルス対策のために感染対策を講じてしまえば、経済に悪い影響を与えてしまうので、思い切って対策を打てずに後手後手に回ってしまいます。
そういった事を考えたら、温暖化もコロナウイルスも、経済の事ばかり考えて後手後手に回ってしまう構図は同じと言えるでしょう。
映画『デイ・アフター・トゥモロー』と他の映画を比較
映画『デイ・アフター・トゥモロー2021』では、氷河期とウイルスが同時に人類を攻撃してしまう事になり、今作よりも救われる可能性は極めて低い状態です。
そのため、氷河期だけでは物足りないと感じてしまう方でも、満足できる内容になっています。
ウイルスが採用されているので、現代をよく反映している内容なので、平和に暮らしている事がいかに幸せな日々なのか?この映画を見れば、よく分かるはずです。
映画『デイ・アフター・トゥモロー』の感想
デイ・アフター・トゥモローを見た感想について、詳しく解説しています。
映画『デイ・アフター・トゥモロー』のオススメ層
温暖化と言えば、どうしてもグレダさんを思い出してしまいます(苦笑)。それはともかくとして、温暖化を抑える事がいかに大事か?訴える映画になっているので、地球の環境を真剣に考えている方には、必見の映画と言えますね。
- 環境に興味がある方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『デイ・アフター・トゥモロー』の残念な所
温暖化によって、氷河期が訪れる訳ですが『実際には、ここまで極端には寒くならないだろうなぁ』と冷めて見てしまう所があります。
これは、映画としてインパクトを強めなくてはいけないので、演出としては分かるのですが、少し大げさに感じてしまう所ですね。
映画『デイ・アフター・トゥモロー』の見所
デイ・アフター・トゥモローは途中までは、現実に起きそうな展開と思って、見れていましたが途中から少し無理があるのではないかと思う展開になっていきました。そのためアクション映画よりSF映画に近いジャンルかもしれません。
この映画では環境より経済を重視する人類の愚かさだけではなく、南北格差も取り上げていたので、その辺りも注目すべき映画と言えました。
そのため、無理な設定が気にならない方であれば、満足できる映画と言えるでしょう。ただし津波のシーンが出てくるので、津波の映像が苦手な方は注意して下さい。