源頼政(演:品川徹)が平家から味わった屈辱!大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第3話』

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大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第3話』では、源頼政(演:品川徹)が裏切りますが、それには平家から凄まじい屈辱を味わっていたのが関係しているので詳しく紹介しましょう。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第3話』のキャスト

鎌倉殿の13人の登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。

北条家

源氏

伊東家

三浦家

平氏

藤原家

朝廷

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第3話』のストーリー

都では、平清盛後白河法皇を幽閉して、自分の孫を天皇にまつりあげてしまい、人々は驚愕してしまいました。

治承4年、日照りが続き世情は不安定になる一方で、北条家は源頼朝を婿として迎え入れて、八重は好きでもない男に嫁いで不遇の人生を送っていたのです。

そんな時に、源行家が伊豆へ訪れて「以仁親王が清盛を討つ事となった。源頼政殿も立ち上がる事となり、この行家が使者を務める事になりました」。

しかし、源頼朝は『わしは挙兵せん。以仁親王は失敗する」と立ち上がろうとしないので、北条宗時は落胆してしまいますが、北条時政は大事に至らないので安堵しました。

都では、以仁親王が挙兵して、源頼政も駆けつけたので、親王側は勢いづきましたが、平清盛の逆襲により、あっけなく乱は鎮圧されてしまったのです。

三善康信は、源頼朝に文を送り「謀反に荷担していなくても、以仁親王の令旨を受け取った者も討とうとしているので、奥州の藤原家のもとへお逃げ下さい」と知らせました。

しかし、これは三善康信の早とちりで、あくまでも源頼政の残党狩りをしようとしていただけでした。

北条義時は、民と兵の数を計算して「最初は300の兵を集められます。そして初戦に勝てば、3000まで兵力を増やす事ができます」と進言しても、源頼朝は「しかし、大義名分がない」と踏ん切りがつきません。

そこへ側近が「実は、法王様より密使をいただいておりました」と平家追討の密使を差し出しますが、源頼朝は挙兵するのでしょうか?

源頼政(演:品川徹)が平家から味わった屈辱』

源頼政(演:品川徹)は、源氏でありながら、平治の乱では平家側について戦った武士でした。

それが、なぜ平清盛に反旗をひるがしたのかと言えば、平清盛の三男 宗盛から凄まじい屈辱を味合わされていたからです。

実は、平宗盛は「頼政の息子 仲綱が大事にしている名馬があるだろう、ぜひ見せて欲しい」と言った事がありましたが、仲綱は「馬は休養中で田舎へ送った所です」と嘘をついてしまった事がありました。

しかし、この嘘はすぐにわかり、宗盛は再三再四、名馬を差し出すように言ってきて、源頼政は息子に「他ならぬ宗盛殿の所望であるから、名馬を差し出すように」と静かにさとしました。

仲綱は仕方なく名馬をさしあげたら、宗盛は事もあろうに、その名馬に『仲綱』という焼印を押してしまい、美しい毛並みをした馬には痛々しい仲綱という文字がくっきりと残ってしまったのです。

それからというもの、宗盛は多くの客人の前で、名馬に「仲綱、走れ」とムチをうち、みなで大笑いしていたのです。

このあまりの屈辱に、仲綱は悔し涙を流して、さすがの源頼政も『平家は、どこまでも傲慢無礼なやつらで、我々源氏には何をしても、何もできない奴らだと思っているのだな』と復讐する機会をうかがうようになりました。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第3話』の見所とまとめ

第3話では、源頼政の企みは簡単に終わってしまったかのように見えますが、そうではありませんでした。

以仁親王の令旨は全国各地に送られて、今まで平家の横暴に我慢していた源氏は喜びに震え上がったのです。これ以降は、平家は源氏の猛攻にさらされる事になり、果てしなく長い戦いに身を投じていく事になります。

三男の平宗盛は有頂天になっていた訳ですが、もしも長男の平重盛が長生きしていたら、どうなっていたのだろうかと思ってしまいますね。