杉原公人(演:六角精児)が大怪獣を希望と命名した理由!映画『大怪獣のあとしまつ』

映画『大怪獣のあとしまつ』では、官房長官の杉原公人(演:六角精児)が大怪獣をなぜか希望と命名するので、その理由やストーリーについて、詳しく紹介しましょう。

映画『大怪獣のあとしまつ』のキャスト

日本の怪獣映画『大怪獣のあとしまつ』は、2022年2月4日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『大怪獣のあとしまつ』のストーリー

日本に大怪獣が迫っていて、絶体絶命のピンチに陥っていましたが、不思議な閃光が走っていき、大怪獣に直撃しました。

そうしたら、なぜか大怪獣が倒れこんで死んでしまったのです。内閣総理大臣以下、国民も『これで、ひと安心だなぁ』と胸をなでおろしたのも、つかの間。

なんと、大怪獣の死体が膨張していって、ゲロのような臭いガスが撒き散らされる事が分かったのです。最初は臭いだけと思われていましたが、その後の調査で、キノコが半径10km以上も生える事が確実である事も判明しました。

それほど広範囲にキノコが生えていけば、その後もキノコが繁殖していって、日本人が住める範囲がかなり狭まってしまいます。

当初は、政府は、大怪獣を観光資源にしようと思っていましたが、背に腹はかえられず、ダムを爆破させて、川に横たわっている大怪獣を海まで押しながそうと動き出します。

爆破のプロ 青島涼の指揮のもと、最終的に、ダムを決壊させる事はできましたが、大怪獣を海まで押し流す事はできなかったのです。

八見雲登は「膨張した所に、数カ所の穴をあけて、ガスを竜巻状のように上空へ流していけば、ガスが周囲に拡散されるのを防げます」と主張していたので、特務隊の帯刀アラタは青島涼から託された平気を使って、正確な位置に穴をあけていきます。

はたして、大怪獣のあとしまつは上手くいくのでしょうか?

『杉原公人(演:六角精児)が大怪獣を希望と命名した理由』

当初は、大怪獣のあとしまつは面倒なだけと思われていましたが、政府内で「大怪獣の死体を観光資源にしてみては?」という意見が出されました。

これが成功すれば、大怪獣のあとしまつには金がかかるだけと思われていたのに、日本の税収があがる可能性さえ出てきたのです。

そういった事もあり、官房長官の杉原公人(演:六角精児)は「大怪獣の名前は希望とします」と宣言をして、国民から「えぇぇ?」とヒンシュクを買ってしまった訳ですね。

『大怪獣のあとしまつ』と他の映画を比較

大怪獣の映画と言えば、最近ではハリウッドで『ゴジラ vs コング』が上映されました。私は、この作品も映画館で見たのですが、迫力やスケールは段違いで、アクション映画が好きな方には『ゴジラ vs コング』のほうが絶対にオススメです。

今作の『大怪獣のあとしまつ』はあくまでもコメディ映画であり、大怪獣映画としては、あまりにも迫力不足という感じがしますね。

映画『大怪獣のあとしまつ』のまとめ

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引用:https://www.daikaijyu-atoshimatsu.jp/

大怪獣のあとしまつを見た感想について、詳しく解説します。

映画『大怪獣のあとしまつ』のオススメ層

大怪獣のあとしまつなので、怪獣と人間の戦いではなくて、あくまでも巨大な死体をどのように始末するか?その状況を面白おかしく描く映画なので、家族そろって見る映画としては申し分ないですね。

グロテスクな所は全くないですし、しっかりと子供に配慮した描き方もされています。

  • ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️

映画『大怪獣のあとしまつ』の残念な所

大怪獣が出てくる映画なのに、情けない政治家たちが、大怪獣をあとしまつするのに、責任をなすりつけあう所や馬鹿騒ぎする所ばかり『なんじゃ、この映画は!』という感じでした。

大怪獣が暴れまわる映画ではないので、怪獣映画が好きな方には全くオススメできないので、そこは注意したほうがいいですね。

せめて、大怪獣が暴れまわるシーンも流して、その後に不思議な光があたって、あとしまつをどうすればいいのか?そういう流れだったら、良かったのにという感じはありました。

映画『大怪獣のあとしまつ』の見所

迫力はない映画ですが、蓮佛紗百合(演:ふせえり)が蓮舫議員を思わせるような喋り方をして、そのうざい感じが面白かったですね。

あの議員っていっつも批判ばかりで、これといった対案を出さないんだよなぁと思ってしまいますが、本当にそんな感じでした。まぁ、怪獣に立ち向かって、突き刺さってしまうシーンはありましたが、結局何もできなかった感じがありました。

そして、政治家の情けない議論は、ひと昔前の日本の政府ソックリで面白いやら情けないやらで、なんだかなぁと思う所ですが、この映画の大きな見所の一つになっていますね。