駐在員の守屋真一郎(神木隆之介)を狂わせたアドバイス!映画『ノイズ』

映画『ノイズ』では、ので、駐在員の守屋真一郎(神木隆之介)が、余計なアドバイスで人生が狂って、犯罪者をかばってしまうので詳しく紹介しましょう。

映画『ノイズ』のキャスト

日本のサスペンス映画『ノイズ』は、2022年1月28日に公開されました。

監督&脚本&原作

登場人物&俳優

  • 泉圭太(演:藤原竜也)イチジクで島を復興しようとする男性
  • 田辺純(演:松山ケンイチ)泉圭太の親友で、猟師
  • 守屋真一郎(演:神木隆之介)泉圭太たちの幼馴染で、島の駐在員
  • 岡崎正(演:寺島進)守屋真一郎の先輩で、駐在員を引退
  • 泉加奈(演:黒木華)泉圭太の妻
  • 泉恵里奈(演:飯島莉央)圭太と加奈の娘
  • 畠山努(演:永瀬正敏)泉圭太たちを疑う刑事
  • 青木千尋(演:伊藤歩)島民から嫌われる女刑事
  • 小御坂睦雄(演:渡辺大知)島にやってきた犯罪者
  • 鈴木賢治(演:諏訪太朗)元犯罪者を更生させようとする保護司
  • 庄司華江(演:余貴美子)島の町長
  • 野毛二郎(演:迫田孝也)庄司華江の部下
  • 守屋仁美(演:鶴田真由)守屋真一郎の母親
  • 山下伸介(演:大石吾朗)島の町医者

映画『ノイズ』のストーリー

保護司の鈴木賢治は、元犯罪者の小御坂睦雄を島まで連れてきて、イチジクの農家の所で働かせて、更生させようとしていました。ところが、小御坂睦雄はベルトで鈴木賢治を絞め殺してしまったのです。

小御坂睦雄は、その後にイチジク農家の泉圭太の家にやってきて、可愛らしい娘の泉恵里奈を見て、興奮してしまうのです。

泉圭太が家に帰ってきたら、娘の恵里奈がいなくなったので、焦ってビニールハウスに入ったら、そこにはいかにも怪しそうな小御坂睦雄が娘の三輪車に乗って「あの娘は可愛かったなぁ」と言い出して、娘の居場所を聞いても教えなかったのです。

泉圭太は『こいつは、俺の娘に何かしたな』と思い、感情的になり突き飛ばしてしまったら、小御坂睦雄は頭を打ってしまい死んでしまいました。

幼馴染の田辺純は「どうすんだよ」と慌てますが、駐在員の守屋真一郎は「今回の事は無かった事にしましょう」と言い出して、三人で遺体を隠す事になったのです。

なぜなら、殺害現場になったのが泉圭太のイチジク農園であり、このイチジクで島が復興しようとしていて、政府から助成金5億円が島に渡されそうになっていたからです。

泉圭太たちは「島のためだ」と言って、多くの島民にも協力してもらいますが、本州から刑事たちがやってきて、元犯罪者の小御坂睦雄が来ていた事をかぎつけてしまいます。

泉圭太は遺体の事を町長にバレてしまい、町長からキツく追求されてしまい、思わず町長まで殺害してしまいます。それでも、畠山努刑事の追求が厳しくて、ついに守屋真一郎は拳銃自殺を図ってしまうのです。

はたして、泉圭太たちは逃げ切る事ができるのでしょうか?

『駐在員の守屋真一郎(神木隆之介)を狂わせたアドバイス

岡崎正(演:寺島進)は、駐在員を引退しようとした日に、島民がイノシシを車でひいてしまった時に、事故がなかった事に便宜(べんぎ)をはかります。

後輩の守屋真一郎(演:神木隆之介)は「良いんですか?報告しなくて」と心配しますが「あのな、あの島民が車の切符を切られたら、今度は免停で車を使えなくなる。そうなったら生活に困るだろう」。

「犯罪に目をつむれとは言わんが、島民の事も考えて、柔軟に対応して、俺たちはかさぶたにならなくちゃいけない」と力説しますが、このアドバイスが、守屋真一郎の人生を大きく狂わせてしまいました。

岡崎正は駐在員を引退して、本州へ帰って行って、島の駐在員は守屋真一郎だけになりました。

その後に、泉圭太がモノのはずみで人を突き飛ばして殺害してしまい、先輩のアドバイスが悪い影響を及ぼして、何も無かったものとして処理しようとするのです。

結局は、途中で本州の刑事たちに隠しきれないと感じて、守屋真一郎は拳銃自殺をしてしまいました。

『ノイズ』と他の映画を比較

藤原竜也さんと松山ケンイチさんは、かつて映画『デスノート』で共演を果たして、その迫真の演技は、多くのファンを魅了しました。

日本の司法に限界を感じたキラ(演:藤原竜也)はデスノートに犯罪者の名前を書いていき、次々に抹殺していきますが、凄腕の探偵L(演:松山ケンイチ)がキラの素性を暴いて、法律を通さずに犯罪者を殺害する事を阻止しようとします。

この二人が、デスノートから、久しぶりに映画で共演する事となり、映画『ノイズ』は多くのファンから注目される事になりました。

映画『ノイズ』のまとめ

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引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/noisemoviejp/

ノイズを見た感想について、詳しく解説します。

映画『ノイズ』のオススメ層

島民が、島の復興のために必要な『イチジク農園』を守るために、犯罪者の遺体を隠そうとするので、田舎に住んでいる方には是非みて欲しい映画ですね。やはり、最初に正当防衛として自首するのが一番だったのでしょう。

ちなみに、泉恵里奈は犯罪者からイタズラされていなくて、近くの家に遊びに行っていただけでした。しかし、それが分かるのは犯罪者を殺害した後だったので、親子で一緒に見ても、さしつかえない映画と言えます。

  • 田舎暮らしの方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『ノイズ』の残念な所

島民たちが結託して、遺体を隠そうとしますが、そこに本州の刑事たちが『こいつら、みんな結託しやがって』と苛立ちながら捜査しようとします。

この島民 対 本州の刑事の対立構図がなかなか面白かったのですが、ラストシーンで泉圭太が裏切られてしまい、あっけない終わり方をしてしまうので『えぇぇ?』と思ってしまいましたね。

映画『ノイズ』の見所

ラストシーンでは、思わぬ人物が裏切ってしまうので、排除したいと思われていたノイズが、泉圭太だったのは意外でした。

しかし、犯人が泉圭太を排除したいと思っていた理由は、少しだけ理解できますね。そういった意外性のある展開も、この映画の大きな見所でしょう。

この映画を見ると、のんびりとした島で生活してみるのも幸せそうな感じもしますが、やはり都会で便利な生活をするほうが、良いなぁと思ってしまう自分もいます。