映画『ガッチャマン』では、ガッチャマンたちが悪辣なイリヤ(演:中村獅童)を攻撃しようとしないので、その理由について詳しく紹介しましょう。
映画『ガッチャマン』のキャスト
日本のヒーロー映画『ガッチャマン』は、2013年8月24日に上映されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
ギャラクターの侵攻を食い止めるために、石の適合者たちが命をかけて戦いを挑んでいく映画『ガッチャマン』に出演したキャストを紹介します。
鷲尾健(演:松坂桃李)
イケメン俳優である松坂桃李さんが、少しクールな健を演じます。この健は、チームのリーダーとして任務を最優先しようとする正義感の強い人物です。
ジョージ浅倉(演:綾野剛)
少しパーマをかけたような前髪で出演した綾野剛さんは、健の親友であるジョーを演じます。この健とジョーは、ナオミを巡って三角関係に近い関係にになりそうだったのです。
大月ジュン(演:剛力彩芽)
オスカーの女優として名高い剛力彩芽さんが、健に恋するジュンを演じます。少し明るい性格で、料理が出来ない女性を見事に演じきっています。
大月甚平(演:濱田龍臣)
濱田龍臣さんは、ジュンの弟である甚平を演じます。甚平は同じ仲間である竜とよく口論しますが、チームのムードメーカーのような存在です。
中西竜(演:鈴木亮平)
体格の良い俳優として有名な鈴木亮平さんは、この映画でも体格を活かしたパワフルな攻撃でギャラクターを撃退する竜を演じていきます。
ナオミ(演:初音映莉子)
初音映莉子さんは、ジョーの婚約者であるナオミを演じていきます。しかしナオミは悲劇的な結末を迎える事になる適合者だったのです。
イリヤ(演:中村獅童)
中村獅童さんは、ギャラクターの派閥争いに負けて人間側に亡命する事になったイリヤを演じます。しかし、イリヤは何を考えているのか分からない不気味な人物でした。
映画『ガッチャマン』のストーリー
海辺で、二人の少年 健やジョーと一人の少女ナオミが「石の適合者はウイルスXに感染するとギャラクターになる」と話し合っていました。しかしナオミは「でも大丈夫。石が光っている間は感染しても守ってくれるんだよ」と答えます。
それから時は流れて、人類は謎のシールドに守られたギャラクター達に世界の半分を奪われていました。反撃しようにも人類の兵器は、ギャラクターのシールドに無力でした。しかし人類はギャラクターに唯一対抗できる石を発見します。
この石から発生する『G粒子』が、ギャラクターのシールドを破壊して、ウイルスXさえも破壊できる事を発見したのです。
そこで人類は石の適合者であるメンバーを訓練して、ギャラクターを倒す最終兵器としたのです。この石を自由に操れる者こそ『ガッチャマン』と呼ばれる者達でした。
ガッチャマンのチームリーダーである健は、ジュン・甚平・竜と協力して東京にまで侵攻してきたギャラクターと戦っていき、ジョーという新たな石の適合者が加わる事になります。
そんな時に悪辣なイリヤという者が、人間側へ亡命してきましたが、イリヤに手を出す事は禁じられていたので、何もする事ができませんした。
ギャラクターは、モスコーンを奪いとって、そのモスコーンの発射目標を人間側の世界である五大都市ニューヨーク・ロス・リオデジャネイロ・シドニー……そして東京へ向けます。
石の適合者達は、命をかけてギャラクターの敵艦へ侵入してモスコーンを止めようとしますが、ギャラクターのモスコーン発射を食い止める事ができるのでしょうか?
『悪辣なイリヤ(演:中村獅童)を攻撃しない理由』
イリヤという人物が、ギャラクター側から人間側の世界へ亡命してきます。このイリヤこそナオミの命を奪った男であり、ジョーにとって仇でしかありませんでした。
しかし人間側は、彼からギャラクターの情報を聞き出そうとして、イリヤに手を出す事を禁じていたのです。
しかしイリヤは本気で亡命を望んでいた訳ではなくて、ギャラクターを一撃で倒せる『モスコーン』を奪う事が目的だったのです。イリヤはモスコーンを完成させた博士を挑発して連行しようとした所で、石の適合者たちと激しく戦い合う事になります。
このように、ギャラクターの情報を聞き出す必要があったので、ガッチャマンたちはイリヤを攻撃する事ができなかったという訳なんですね。
『ガッチャマン』と他の映画を比較
ガッチャマンと同じぐらい人気のアニメ『ヤッターマン』も実写映画化されていますが、こちらのほうは深田恭子さんが派手な衣装を着た事で大きな注目を集めました。
それに比べて、ガッチャマンはあまりお色気のサービスは出ていないので、男性目線で言えば、お色気の映画を見たい場合には、ヤッターマンのほうがオススメですね。
映画『ガッチャマン』の感想
ガッチャマンを見た感想について、詳しく解説していきます。
映画『ガッチャマン』のオススメ層
ガッチャマンはアニメから実写化したものなので、お子様向けの映画かと思いがちですが、しっかりとリアルなアクション映画として出来上がっているので、大人が見ても満足しやすい内容になっています。
そのため、大人からお子様まで満足できる内容になっているので、家族そろって見てみるのも悪くはないでしょう。
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『ガッチャマン』の残念な所
ガッチャマンは、本来はもう少し分かりやすいストーリーなのですが、大人向けに作られている事もあって、少し難しい単語が出てくるので、お子様は少し難しく感じてしまう所があります。
さらに、少年少女たちが成長して、活躍するストーリーですが、一気に成長しているので、もう少し成長していく過程も見たかったかなという感じもありましたね。
映画『ガッチャマン』の見所
ガッチャマンはヤッターマンと同じぐらい人気の高いアニメ作品だったので、これは見ておく価値があるなと思っていました。実際に見たら、想像以上に真面目なストーリー設定で驚かされました。
しかしシリアスなストーリー設定だけではなくて、健に猛烈なアタックしようとするジュンに対して、弟の甚平や竜が、からかう所など思わず微笑ましい所もあります。
そのような真面目な設定でありながら、戦隊ヒーローの映画なので大人から子供まで一緒に楽しめる映画なので、家族で一緒に見ておくのも悪くない映画でしょう。