サンダースが部下を見捨てた非常な理由!映画『オデッセイ』

映画「オデッセイ」は、サンダースが部下のワトニー(演:マット・デイモン)を見捨ててしまうので、その非情な理由について詳しく紹介しましょう。

映画『オデッセイ』のキャスト

引用:https://www.amazon.co.jp/

アメリカ合衆国SF映画『オデッセイ』は、日本では2016年2月5日に上映されました。

監督&脚本

登場人物&役者

映画『オデッセイ』の登場人物や、俳優さんたちは以下の通りです。

マーク・ワトニー(演:マット・デイモン

火星に残されたワトニーは、覚悟を決めますが、出来る限りの事をして、それを映像に残そうと努力していきます。

ジェシカ・チャステイン(演:メリッサ・ルイス)

チャスティン船長は、火星の突然の嵐に、ワトニーを残すという苦渋の決断を下します。

テディ・サンダース(演:ジェフ・ダニエルズ

NASAのサンダース長官は、ワトニーより政治を優先する冷酷非情な所があり、カプーアと対立する事もありました。

ビンセント・カプーア(演:キウェテル・イジョフォー

ミッションの責任者であるカプーアは、何とかワトニーを助けようとする温情派の人物です。

映画『オデッセイ』のストーリー

NASAから火星に派遣されたのが宇宙船「ヘルメス号」でした。火星に到着していたヘルメス号の中には多くの宇宙飛行士達が、外にいたワトニーやチャスティン船長と無線で通信をしていました。その時に、火星に突然の嵐が襲ってきたのです!

宇宙船にいた飛行士は、嵐の接近に気づいて二人にすぐ戻るように伝えて、二人はすぐに宇宙船に戻ります。そして火星から即座に離陸しようとします。しかし、その離陸の際にワトニーは嵐に巻き込まれて宇宙服を破損して遠くへ飛ばされてしまいます。

チャスティン船長は、これ以上の被害を出す訳にもいかず苦渋の決断を下して、ワトニーを置き去りに火星から離陸していきました。

地球では、NASAのサンダース長官がメディアに「ワトニーが破片に当たって亡くなってしまいました」と伝えます。その頃、火星では何とワトニーはまだ生きていました。

ワトニーは、まず体に刺さった破片を抜き取って一人で治療する事にします。火星には、まだ数多くの設備が残っており、ワトニーは、その設備の中で亡くなっていくまでの映像を記録させようとします。

ハブの中にあるパソコンを使って、現状の説明をしながら、これからどうするべきか映像に残しました。その夜一人で色々と考えた結果、食料を切り詰めながら、新たな食料を火星で収穫しようと思いついたのです。

地球では、ようやくワトニーの救出に動き出そうとしていましたが、はたして間に合うのでしょうか?

『サンダースが部下を見捨てた非常な理由』

ワトニーは植物学者だったので、食料を収穫するために、設備の中に火星の土を運んで周りをシートで覆ってビニールハウスのような環境を一人で作り上げます。

その土の中にイモと肥料を丁寧に埋めていきました。ここまでは順調でしたが、問題はイモを成長させる水でした。そこで、残された設備を上手く使って科学的に大量の水を畑に供給する事に成功して、イモを収穫出来るように成功します!

NASAでは、ミッションの責任者であるカプーアが、サンダース長官に、誰か火星に向かわせるように進言します。しかしサンダース長官はこの時期に火星に向かわせたら、ワトニーの遺体映像が流れると言って許可しません。

ワトニーは、遺体映像が流れたら、アメリカ議会がお金を出してくれなくなる事を恐れたのです。あくまでも、1年過ぎてワトニーが砂に覆われる事を待っていたのです!

このように、ワトニーはサンダースの部下の命よりも、お金のほうを大事と考えて、救出を認めなかったのです。

『オデッセイ』と他の映画を比較

オデッセイの他にも、サバイバルの映像が流れるものがあり、それが映画『アドリフト 41日間の漂流』です。

この映画では、実際の漂流事故について描かれていて、海上で漂流する中で、なんとか生き延びようとする作品です。

この映画を見たら、船を出すのが怖く感じるかもしれませんが、火星と海ではどのぐらいの違いがあるのか?見比べるために、2つの作品を見ておくのも悪くはないでしょう。

映画『オデッセイ』の感想

オデッセイを見た感想について、詳しく解説していきます。

映画『オデッセイ』のオススメ層

火星で、宇宙飛行士がイモを栽培して、なんとか生きのびようとするので、アウトドアやサバイバルが好きな方には、オススメの映画です。

ただし、科学を採用しているシーンが多いので、大人向けのサバイバル映画と言えるでしょう。

  • サバイバルが好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • アウトドアが好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『オデッセイ』の残念な所

ワトニーが頑張って生き延びようとしていたのに、サンダースがお金のほうを優先して、救出を認めようとしないので『なんじゃ、このひどい上司は!』と思ってしまいましたね。

サンダースのほうが火星で置き去りにされたら、面白かったのにと思ってしまうほど、ひどい人間が出てきて、そこはドン引きしてしまう所であり、残念な所でした。

映画『オデッセイ』の見所

オデッセイを最初に見ようとした時は、宇宙でエイリアンと戦うのかな?と思っていました。所が見た感想は現代版の無人島生活だなと感じました。

ハブの中でイモ畑を作るというのは、なかなか斬新なストーリーで、SF映画をあまり見ない私でも楽しみながら見れました。

そのため、あまりSF映画は興味ないと思う方でも、無人島で生活するバラエティー番組が好きであれば楽しめて見れる映画と言えるでしょう。