映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』では、万丈目胤舟(演:石橋蓮司)が友達が死んでも笑ってしまうので、詳しく紹介しましょう。
- 映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』のキャスト
- 映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』のストーリー
- 『万丈目胤舟(演:石橋蓮司)が友達が死んでも笑った理由』
- 映画『20世紀少年』シリーズの豆知識
- 映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』の見所
映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』のキャスト
日本のドラマ映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』は、2009年1月31日に上映されました。
監督&脚本&原作
途上人物&俳優
この第2章に出演したキャストを紹介します。(一部のキャストを紹介しているので、この他にも数多くの役者さんが出演しています)
カンナ(演:平愛梨)
この作品のヒロイン「カンナ」役のオーディション3000人の中から抜擢された日本を代表する大女優です。
小泉響子(演:木南晴夏)
カンナの同級生である小泉は、しだいにカンナと友達の衝突に巻き込まれて行きますが、カンナを心配してくれる心優しい一面がある女性です。
ユキジ(演:常盤貴子)
ケンヂがどうしているのか?はっきしないまま、カンナの母親代わりとなって、カンナを見守ります。
オッチョ(演:豊川悦治)
友達に囚われていたオッチョは懸命の努力によって、ついに脱獄に成功。
ヨシツネ(演:香川照之)
第1章では頼りないサラリーマンだったヨシツネが、第2章ではリーダーシップを発揮してカンナを救おうと活躍します。
サダキヨ(演:ユースケ・サンタマリア)
友達と疑われていたサダキヨが、カンナが通う学校の教師として登場。はたしてサダキヨの思惑は?
万丈目胤舟(演:石橋蓮司)
友達に限りなく近い人物で、その存在はカンナ達の脅威となっていきます。
映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』のストーリー
シンヂが少年だった頃に、お面をかぶった不思議な少年が、ある人物から「しんよげんの書」を見せてもらいます。それは、シンヂが書いた「予言の書」より後に、世界で何が起きていくか書かれていた物でした。
小さかった女の子だったカンナは女子高生に成長をしていましたが、通学していた大久保高校の授業では、大好きだったシンヂ叔父さんが極悪人として教えられていました。
その事にカンナは猛反発しますが、教師がまた遠藤(カンナ)かと呆れてしまいます。カンナと小泉は、その後に友達ランドに向かいますが、そこでお面をかぶった少年の素顔を見れるのですが、その素顔は英語教師の『サダキヨ』とよく似ていたのです。
オッチョ達が理科室へ行くと山根がいて、カンナの母親「キリコ」と共に研究をしていた事を告白します。
所が、山根はそれ以上に強力な細菌兵器を作り上げていたのです。しかし、キリコにこれ以上、友達に協力しないようにいさめられてから、考えを改めたのです。
さらに山根は、友達が新宿を視察する事を教えて「チャンスはそこしかない」と教えてくれるのです。
オッチョは、パレード中だった友達の前に立ちはだかって言い合いになっていた所で、何とと友達は山根に攻撃されてしまうのです。しかし、その山根も巡査を攻撃した友達の信者によって亡くなってしまいます。
はたして、これで世界は平和に戻れるのでしょうか?
『万丈目胤舟(演:石橋蓮司)が友達が死んでも笑った理由』
友達が亡くなった事で、TVでは、世界中で多くの方が嘆き悲しむニュース映像が流れました。しかし、友達が亡くなっても、友達の側近である万丈目は不敵な笑みを浮かべるのです。
そして、2015年に開かれる万博の開会式が、友達の葬式になる事が決定されました。神父がカンナの所へ訪れて、亡くなった人間が復活した者は一人(イエス・キリスト)しかいないと教えます。
その言葉を聞いたカンナは急いで友達の遺体がある万博の開会セレモニーへ向かいます。そして世界中が見つめる中で、友達の遺体へ花が捧げられる中で、何と友達が生き返って、人差し指を天に向かって突き出したのです!
その映像は世界に流れて、人々は感動して全員で人差し指を天に向かって突き出しました。この時になって友達は、イエスキリストと同じように、神とあがめらるようになっていきました。
それからしらばくして、世界中で防毒マスクをつけた数多くのセールスマン達が、次々に細菌兵器をしかけて多くの人間が倒れていったのです。
万丈目胤舟が不敵を笑みを浮かべたのは、最初からイエスキリストのように蘇る事を予想していて、人々が友達を神にように崇める事になると考えて、不敵な笑みを浮かべたのでしょう。
映画『20世紀少年』シリーズの豆知識
『20世紀少年 第2章 最後の希望』の前作では、カンナの親戚のケンヂが、世界を救うために、友達に立ち向かおうとします。しかし、友達の前に敗北してしまって、今作ではケンヂが悪役のように扱われていました。
今作では、ケンヂに変わって、カンナが立ち上がろうとしますが、友達の影響力がますます強まっていく事になります。
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映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』の見所
20世紀少年 第2章 最後の希望を見た感想について、詳しく解説していきます。映画
映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』のオススメ層
ケンヂが敗れてしまっても、親戚のカンナが仇を討とうとするので、ぜひ家族で一緒に見て欲しい映画ですね。
さらに、学生たちが友達に立ち向かおうとする映画でもあるので、学生の方にもオススメの作品です。
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』の残念な所
前作では、あれだけ活躍していたケンヂが、ほとんど出てこないので、少し物足りなく感じてしまう映画になっていました。
もう少しだけケンヂの登場シーンも増やして欲しいと思いましたが、そこはストーリー上、やむを得ない所かもしれませんね。
映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』の見所
小泉が目撃したお面をつけた小学生の素顔が、老けた中年男性の顔だったので、その存在感には驚きましたね。
さらに英語教師として登場したサダキヨの異様なまでの存在感はひきつけられるものがあって、ユースケ・サンタマリアさんの演技力には脱帽しました。
原作が漫画だった事もあって、そのスケールの大きさは迫力十分ですね。正体不明の友達が世界を欺き、全ての大衆が、天に向かって人差し指を突き出す光景は、個人的見解ですが第二次世界大戦中のハイルヒトラーを彷彿させるものがありました。