映画『ウエスト・サイド・ストーリー』では、ので、リフたちがプエルトリコ人を恨むので、その理由について考察したので参考にしてみて下さい。
- 映画『ウエスト・サイド・ストーリー』のキャスト
- 映画『ウエスト・サイド・ストーリー』のストーリー
- 『リフたちがプエルトリコ人を恨む理由』
- 『ウエスト・サイド・ストーリー』と他の映画を比較
- 映画『ウエスト・サイド・ストーリー』のまとめ
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』のキャスト
アメリカ合衆国のミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』は、日本では2022年2月11日に公開されました。
監督&脚本&原作
- 監督:スティーヴン・スピルバーグ
- 脚本:トニー・クシュナー
- 原作:アーサー・ローレンツ
登場人物&俳優
- トニー(演:アンセル・エルゴート)ヴァレンティナの店で働く男性
- ベルナルド(演:デヴィッド・アルヴァレス)シャークスのリーダー
- アニータ(演:アリアナ・デボーズ)ベルナルドの恋人
- マリア(演:レイチェル・ゼグラー)アニータの妹
- リフ(演:マイク・ファイスト)ジェッツのリーダー
- ヴァレンティナ(演:リタ・モレノ)店の店主
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』のストーリー
アメリカ合衆国のニューヨークのある一帯は、スラム街が広がっていましたが、再開発して住民たちは追い出される危機に陥っていました。
スラム街では、ジェッツ(白人のグループ)とシャークス(プエルトリコ人のグループ)が、シマを巡って不毛な争いを続けていたのです。
そんな時に、シャークスのリーダー ベルナルドが、白人のトニーが自分の妹マリアと一緒にいたのを見てしまって、頭に血がのぼってしまうのです。これがキッカケとなり、ベルナルドは、ジェッツのリーダーのリフに決闘を申し込んでしまいます。
マリアは、トニーと付き合い始めたので、なんとか決闘を止めて欲しいと訴えるので、トニーは何とか決闘を止めるために、倉庫へ向かっていきました。
ところが、トニーが何度もベルナルドを説得しようとしても聞き入れてもらえず、決闘は収まりがつかなくなっていきます。ベルナルドは、ナイフを握りしめて、ついにリフを刺し殺してしまうのです!
トニーは逆上して、思わずベルナルドを刺し殺してしまい、周囲の仲間たちは『とんでもない事になってしまった』と顔を青ざめてしまいます。
トニーは、追われる身となって、マリアに会いに行きますが「この人殺し、なんで兄を殺したの。決闘を止めるって約束したのに」と責められてしまいます。
恋人には、言い訳もせず「ただ、一目だけでも会いたかった」と言いますが、そこに運が悪い事に、マリアの姉アニータがやってきたのです。
アニータは、妹が、自分の恋人を殺害した男と一緒にいる事に愕然として「あんな男とはさっさと別れなさい」と罵りますが、トニーとマリアたちはどうなってしまうのでしょうか?
『リフたちがプエルトリコ人を恨む理由』
リフたちがプエルトリコ人を恨む理由は、単に移民が増えてきて、自分たちの居場所が奪われる事を恐れただけではないでしょう。
実は、1898年にアメリカ合衆国はスペインと戦争をして、プエルトリコをアメリカが州国の領土として、のちに自治領とした経緯がありました。
現在のプエルトリコは、完全な自治が認められていますが、準州として軍事や外交をアメリカ合衆国に委ねています。
つまり、昔はアメリカ合衆国の領土になりましたが、現在では半独立した地域になったという訳ですね。
少しアメリカ合衆国とプエルトリコは複雑な関係になっているので、リフたちはプエルトリコの国旗の絵を塗りつぶそうとしていたのも、この辺りが関係していたのでしょう。
『ウエスト・サイド・ストーリー』と他の映画を比較
ウエスト・サイド・ストーリーは、ミュージカル映画として高い評価をされている作品ですが、私はそれ以上にオススメしたい作品があって、それが『ラ・ラ・ランド』です。
どちらとも同じミュージカル映画ですが、ラ・ラ・ランドのほうが自然な感じで歌い始めるシーンが多くあり、序盤のシーンで大勢の人間が車の上で踊り出すのは圧巻の一言でした。
もしも、ミュージカル映画が好きな場合には、今作だけではなく・ラ・ラ・ランドを見ておくのも悪くはないでしょう。
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』のまとめ
ウエスト・サイド・ストーリーを見た感想について、詳しく解説します。
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』のオススメ層
2つのグループが戦い合う映画ですが、華やかなシーンも多くあるので、女性の方も満足しやすい映画と言えるでしょう。
そして、多くのダンスシーンが出てくるので、ミュージカル映画やダンスが好きな方にも、オススメしたい映画です。
- ダンス好きの方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- ミュージカル映画好きの方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 男性:⭐️⭐️⭐️
- 女性:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』の残念な所
ハッキリ言って、この映画は時間が長すぎます(苦笑)。3時間もあるなんて正気の沙汰ではありませんでした。本当に無駄な話が多くて、普通に2時間で収められるだろうと思ってしまいましたね。
映画館で見ていたら、半分拷問に近いなと思ったほどなので、せっかちな人には絶対にオススメできない作品です。
ミュージカル映画であったとしても、歌ったりダンスをしたりするシーンにつなげるのが、あまりにも不自然と感じる所があるので、そういう事が気になる方は注意したほうが良いでしょう。
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』の見所
ミュージカル映画は、色々とあっても最終的には、ある程度まで明るい感じで終わる事が多いです。
しかし、ウエスト・サイド・ストーリーでは、アニータが自分の恋人を殺した男と会っていた妹を歌でなじり、妹は恋人を擁護しながら歌うシーンがあって『これは凄いな』と思いましたね。
今までのミュージカル映画とは違う凄みがあり、姉妹が激しい感情を歌でぶつけ合う所には、圧倒されました。
そして、女性たちがスカートをひらひらさせながら踊ったり「マンボー!」と言って、勢いよく相手の顔に近づけたりする所があり、スピード感のあるダンスシーンは爽快感があって良かったです。