映画『パール・ハーバー』では、レイフ(ベン・アフレック)が戦闘機に乗っている時に余計な願いことをして、三角関係に陥ってしまうので詳しく紹介しましょう。
- 映画『パール・ハーバー』のキャスト
- 映画『パール・ハーバー』のストーリー
- 『レイフ(ベン・アフレック)の余計な願いで三角関係に!』
- 『パール・ハーバー』と他の映画を比較
- 映画『パール・ハーバー』の感想
映画『パール・ハーバー』のキャスト
日米が初めて戦う事になったパールハーバーを描いた映画に出演したキャストを紹介します。
レイフ・マコーレ(演:ベン・アフレック)
空を飛ぶ事が夢だったレイフはある女性と恋を育みますが、ある戦いに出かける事によって、厳しい現実が待ち構えていました。
ダニー・ウォーカー(演:ジョシュ・ハートネット)
レイフの親友であるダニーは、レイフが戦いから無事に戻る事を信じていましたが、絶望的な知らせに悲嘆にくれます。それから、ダニーはレイフとの関係を険悪なものにする行動を起こしてしまうのです。
イヴリン・ジョンソン(演:ケイト・ベッキンセイル)
レイフの恋人であるイヴリンは、レイフが戦地へ赴く事になっても、無事に帰還する事を願うばかりでした。
ルーズベルト大統領(演:ジョン・ヴォイト)
第二次世界大戦で、アメリカをリードした大統領で知られているのがルーズベルトです。この映画では、戦争に消極的な側近を何回も叱責しようとします。
山本五十六(演:マコ岩松)
新潟県出身の軍人である山本五十六は、米国から最も恐れられた大日本帝国の天才的な軍人でした。パールハーバーの奇襲攻撃も山本五十六がいなければ考えつく事も難しいものだったと言われています。
映画『パール・ハーバー』のストーリー
レイフは戦闘機のパイロットになるために必要な視力検査を行う所で、ある女性『イヴリン』と出会います。
レイフはイヴリンに恋をしてしまって、熱烈なアプローチしていき、遂に二人は恋人同士になるのです。
しかし、レイフはイギリスを支援するために、ヨーロッパへ赴きますがドイツ空軍に撃墜されてしまって、その悲しい知らせをダニーはイヴリンに伝える事になるのです。
ダニーとイヴリンは、まだレイフを失った悲しみから抜け出せずにいました。しかし次第にダニーとイヴリンは近づいていき愛し合うようになったのです。
アメリカ合衆国では、大日本帝国の妙な動きを察知していたので、サーマン大佐は「近いうちにパールハーバーを攻撃してくるかもしれない」と進言しますが上官は取り合おうとしません。
その頃亡くなったものとばかり思われていたレイフが、実は生きていてアメリカへ生還したのです。
これにはダニーやイヴリンも驚いてしまいますが、レイフは自分が大変な思いをしていた時に、恋人を奪うような行動を起こしたダニーと激しく喧嘩するようになります。
ハワイでそのような複雑な三角関係になっている中で、遂に山本五十六長官の号令のもと大日本帝国の空母から次々に戦闘機が、レイフたちのいるパールハーバーへ飛びだちます。そう、この戦闘機こそ、かの有名な『零戦』です!
零戦はパールハーバーに集結していた太平洋艦隊の空母を次々に撃沈していきます。レイフとダニーは突然の戦争に驚きますが、必死になって戦闘機に乗って応戦します。しかし太平洋艦隊は壊滅をしてしまいます。
アメリカ合衆国は報復のために東京を空襲しようとして、レイフとダニーが戦地へ赴く事になりますが、どうなってしまうのでしょうか?
『レイフ(ベン・アフレック)の余計な願いで三角関係に!』
レイフ(ベン・アフレック)は、ドイツ空軍と激しい戦いを繰り広げていましたが、撃墜されてしまって、このままでは死ぬ事は確実かと思われました。
そこで、レイフは「せめて、彼女にもう一度だけ会いたい」と願いますが、なんとか生き延びて、彼女の元へ戻れました。
レイフの願いは叶ったのです。しかし、そこには厳しい現実が待っていました。何と、レイフの親友が彼女と付き合っていたのです。神様に願った事は叶いましたが、まさか恋人と親友が付き合っているとは夢にも思わなかったでしょう。
もう少し工夫した願い事をしたほうが良かったかもしれませんね。
『パール・ハーバー』と他の映画を比較
パール・ハーバーの迫力に負けないほどの日米戦争の映画があって、それが『ミッドウェイ』です。
大日本帝国が負けるキッカケとなった戦争が描かれていて、なぜ日本は負けてしまったのか?それが克明に演出されていて、序盤はパール・ハーバーが起きる所から始まります。
この映画も、私は映画館で見ましたが、なかなかの迫力があって良かったですね。ただし、パール・ハーバーと同様に、日本が破滅していくシーンを見る事になるので、日本人としては複雑な感情に陥ってしまう作品ですね。
映画『パール・ハーバー』の感想
パール・ハーバーを見た感想について、詳しく解説しています。
映画『パール・ハーバー』のオススメ層
戦争映画ではありますが、しっかりと恋人たちの恋愛も描かれているので、恋人同士で見て見る作品としては、うってつけでしょう。
少しレイフは可哀想な感じはありましたが、自ら戦場に行く事を志願した上に、不器用な願い事もしたので、仕方ないですね(苦笑)。
- 恋人同士:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『パール・ハーバー』の残念な所
大日本帝国軍が、民間人に攻撃をしていて、米国が民間人を攻撃しないようにしていましたが、これは全くの逆です!
史実では、大日本帝国ができるだけ軍事施設や空母だけ狙っていたのに対して、米軍は日本に民間人ばかりを狙った空爆で大量虐殺しています。半日映画の上に、史実を捻じ曲げている事には、憤りを感じる所がありますね。
しかも、大日本帝国が最初から交渉するつもりがなかったかのように描いていますが、これも大嘘ですね。東條英機は可能な限り、米国との戦争を回避するために、中国から撤退する事も考えていました。
しかし、米国は日本が絶対にのめないと言われるハル・ノートを突きつけたのです。
映画『パール・ハーバー』の見所
パールハーバーの見所は少なくとも2つあります。まず1つ目は、戦争が行われる時代でも今と変わらない美しい恋愛が展開されていく所です。次に2つ目としてCGを採用した激しい戦闘シーンが行われる所です。
特に、幕末に米国から不平等条約を突きつけられて国辱を味わった日本が、米軍の空母を撃墜できるようになったのは、爽快感があって良かったですね。
ちなみに私が若い頃に付き合っていた恋人と、映画館で、このパール・ハーバーを見た事があっただけに感慨深い映画ではありますね。今は恋人もいなくて、独身だけに寂しい限りです(苦笑)。