マットの勝手な行動で仲間のグレッグが命を落とす!映画『レッド・ドーン』

映画『レッド・ドーン』では、北朝鮮アメリカ合衆国を占領していき、マットの勝手な行動で仲間のグレッグが命を落とすので詳しく紹介しましょう。

映画『レッド・ドーン』のキャスト

引用:https://www.amazon.co.jp/

アメリカ合州国の歴史映画『レッド・ドーン』は、日本では2013年10月5日に上映されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

北朝鮮アメリカ合衆国が激しく戦い合う映画『レッド・ドーン』に出演しているキャストを紹介します。

マット・エッカート(演:ジョシュ・ペック)

マットは、兄ジェドに反発しながら、マットなりに頑張って北朝鮮の兵士と激しく戦っていきます。

ジェド・エッカート(演:クリス・ヘムズワース

ジェドは、弟を激しく叱責しながら、祖国アメリカ合衆国を守ろうと命をかけていきます。

エリカ・マーティン(演:イザベル・ルーカス

マットの恋人であるエリカは、北朝鮮に拘束されていましたが、マットは命がけで助けに来ます。

ダリル・ジェンキンス(演:コナー・クルーズ)

市長の息子であるダリルは、北朝鮮に従う事になってしまった父親の敵になってしまいます。

チョウ指揮官(演:ウィル・ユン・リー)

チョウ指揮官は、マット達が住んでいる都市を統治するために、マット達の前に立ちはだかります。

映画『レッド・ドーン』のストーリー

北朝鮮では金正日に代わって、金正恩が指導者になったニュースが全米で報道されていましたが、マットには関心がなくスポーツを楽しんでいました。

そして翌朝になったら、突然すさまじい轟音(ごうおん)が聞こえてきたので、驚いて自宅から飛び出したマットの目には、北朝鮮の戦闘機から次々にパラシュート部隊が地上へ降りていく光景が広がっていました。

兄ジェドはマットと共に、エリカを救おうとしますが、北朝鮮軍がいたので救う事ができませんでした。仕方なく仲間たちと共に山小屋へ避難して戦闘準備を整えますが、そこへ北朝鮮軍が包囲してきました。

北朝鮮軍は、マット達の父親を殺害してしまい、アメリカ合州国を占領しようとしていきます。

アメリカ合衆国国民たちはウルヴァリンズを結成して、海兵隊が所属するアメリカ解放軍と合流します。解放軍によれば、ロシアの支援を受けている北朝鮮軍の新種兵器によって、米軍はサージ電流を引き起こして機能停止になっている事が知らされます。

しかしウルヴァリンズとアメリカ解放軍は、チョウ指揮官が持っているる閉鎖型ネットワークに目を付けます。このる閉鎖型ネットワークは北朝鮮軍が通信手段として使用しているものだったので、これを奪えば北朝鮮軍を追い払えるはずだと睨んだのです。

ウルヴァリンズと解放軍は一致団結して、北朝鮮軍のアジトへ突入しますが、祖国を取り戻す事ができるのでしょうか?

『マットの勝手な行動で仲間のグレッグが命を落とす』

ジェド達は、祖国を取り戻すためにレジスタンス『ウルヴァリンズ』を組織して抵抗運動を始めます。そしてチョウ指揮官を倒すために、北朝鮮軍が式典を行う日に襲おうとしますが、運悪く近くに通りかかったバスの中にエリカがいたのです。

それを見たマットは勝手に作戦を変更してエリカを救出します。しかし、この行動によって仲間であるグレッグが命を落とす事になりました。

勝手な行動を起こしたマットに対して、ジェドは激しく叱責してしまって、北朝鮮軍に反撃する機会を失っていったのです。

映画『レッド・ドーン』と他の映画を比較

レッド・ドーンではアメリカ合衆国北朝鮮に奇襲を受けてしまいますが、これは現実離れした話という感じがします。

それに引き換え、映画『誰よりも狙われた男』では、9.11の同時多発テロ以降の激しい諜報戦が描かれているので、少し現実感のある映画が見たい場合には、誰よりも狙われた男のほうがオススメですね。

映画『レッド・ドーン』の感想

レッド・ドーンを見た感想について、詳しく解説していきます。

映画『レッド・ドーン』のオススメ層

北朝鮮が外国を占領していく映画はそれほど多くないので、今までとは違う戦争映画を見てみたい方にはオススメなので、戦争映画が好きな方は一度でも良いので、見てみる価値はあるでしょう。

  • 戦争映画が好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 北朝鮮に興味がある方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『レッド・ドーン』の残念な所

世界一の軍事力と経済力を誇っているアメリカ合衆国が、あの北朝鮮に占領されていく映画なので、少し考えられないシチュエーションになっています。

見ていて、そんなバカなと思ってしまうほどの展開が待っていましたが、北朝鮮とロシアが手を組んで、アメリカ合衆国に攻勢をしかけるのは十分にあり得るでしょうね。

しかし、戦争映画というよりは、アクション映画ぐらいの迫力しかないので、そこだけが残念な所でした。

映画『レッド・ドーン』の見所

レッド・ドーンは厳しい事を言わせてもらえれば、子供じみた戦争映画という作品でした。あどけないマッドが活躍して、市民たちが「ウルヴァリンズ」を連呼するシーンを見ても、これは少し戦争映画としてはどうかな?と思うものでした。

それでも、ロシアに支援された北朝鮮軍がアメリカ合衆国へ侵略するという設定は少し踏み込んだもので魅力があるように感じました。

現実ではミサイルを発射する事はできても、さすがにアメリカ本土へ地上部隊を投入するのは、難しいとは思います。しかし現実では少しありえないものを見られるのも映画の醍醐味であり、レッド・ドーンの見所と言えるでしょう。