磯部篤(演:ムロツヨシ)が真っ先に狂った理由!映画『呪怨 白い老女』

映画『呪怨 白い老女』では、なぜか磯部篤(演:ムロツヨシ)が真っ先に狂ってしまうので、その理由について詳しく紹介しましょう。

映画『呪怨 白い老女』のキャスト

引用:https://www.amazon.co.jp/

日本のホラー映画『呪怨 白い老女』は、2009年6月27日に上映されました。

監督&脚本

  • 監督:三宅隆太
  • 脚本:三宅隆太

登場人物&俳優

中古住宅を購入して、大いなる悲劇に見舞われる映画『呪怨 白い老女』に出演していた一部のキャストを紹介します。

柏木あかね(小学時代-演:笠菜月) (大人-演:南明奈

あかねはクリスマスに、父親にタクシーで小学校まで送ってもらいますが、それが父親と一緒に居られる最後の1日でした。この柏木あかねは少女時代の時は笠菜月さんで、大人の時はアッキーナこと南明奈さんが演じてします。

磯部未来(演:岩本千波)

あかねの親友である未来は、ある家へ引っ越す事によって、大いなる悲劇に見舞われます。その最中に、あかねに助けを求めますが、その時のあかねはまだ小学生だったので助ける事は難しかったのです。

磯部篤(演:ムロツヨシ

篤は未来の身内でしたが、ある家へ引っ越してから性格が豹変して、未来の嫌がる事をするようになっていきました。

萩本文哉(演:鈴木裕樹

ケーキショップで働いている文哉は、呪われた家へケーキを届けただけで、人生を転落させていく事になるのです。

種村千穂(演:みひろ)

文哉の恋人である千穂は、呪われた家で辛い思いをした文哉を励まそうとします。しかし白い老女に怯えるようになっていた文哉によって、大いなる不幸が訪れてしまいます。

映画『呪怨 白い老女』のストーリー

ケーキショップで働いている文哉は、ある家へケーキを届けにいきますが、家の人の様子がおかしい事から、家の中に入っていったら、そこには家族たちが殺害されている光景を目にしてしまうのです。

しかも、白い老女が迫ってきて、恐ろしい目にあってしまいました。それでも、クリスマスという事で、恋人とケーキを一緒に食べようとしたら、恋人が白い老女に見えてしまって、首を切断して殺害してしまいました。

警察は犯人らしき人物を乗せたタクシーの運転手に事情を聴こうとしましたが、運転手は客が置き忘れたバッグを除いたたら、生首が入っていて、異世界に引き摺り込まれてしまったのです。

運転手の娘のあかねは、実は家族たちが殺害されていた家に遊んでいた事がありました。家に遊びに行っていたのは、友達の未来がそこに住んでいたからです。ところが、その少女は叔父の篤から体を触られて嫌な思いをしていました。

しかし篤が、そのような事になってしまうのは、呪われた家に来てからだったのです。そして篤は司法試験に受かるために勉強していたら、カセットテープから呪いをかけてくるような恐ろしい声が聞こえてきたのです。

それから篤は何かに取り憑かれたように家族に襲いかかってしまい、未来の首を切断して、その生首をバッグに入れて、タクシーに乗り込んで山林へ向かいます。

そして篤は大木にロープをぶら下げて「ごめんなさい、すぐいきますから」とつぶやきながら首をつろうとします。足元には、バックの中から生首になった未来が「早く来てぇ、怖いからぁ」とささやいていたのです!

はたして、呪いの連鎖は止まる事があるのでしょうか?

『磯部篤(演:ムロツヨシ)が真っ先に狂った理由』

磯部篤(演:ムロツヨシ)は、以前まで未来に優しく接していた家族でしたが、呪われた家に引っ越してから、だんだんと狂うようになりました。

そのキッカケとなったのは、呪われた家の全身鏡を見た時に、ガラスから伸びてきた幽霊の手に握られたからでしょう。

一見すると、偶然にも、最初に幽霊に遭遇してしまった磯部篤が狂ってしまったかのように見えます。

しかし、深読みすると、もう少し違う意味が込められていると思います。引っ越してきた家族の中で、磯部篤だけが何回も受験に落ちて浪人をしていたので、一番、心に余裕がない状態で焦っていました。

幽霊は、こういう人間のわずかな隙を見逃しません。最もとりつきやすい人間を見つけて、磯部篤に狙いを定めて、とりついて家族を殺害していったのでしょう。

呪怨』シリーズの全作品の豆知識・ストーリー・キャスト

www.akira-movies-drama.com上の内部リンクをタップ(クリック )したら、呪怨シリーズの全作品の豆知識・キャスト・ストーリーなどを見られるので、良かったら参考にしてみて下さい。

呪怨 白い老女』と他の映画を比較

今作では、生首になった未来が語りかけて、自分を殺害した家族を首吊りにまで追い詰めてしまいます。

このように、生首で恐ろしさを感じさせるホラー映画もあれば『ハッピーボイス・キラー』のように、生首の女や動物が喋って、ブラックユーモアあふれる作品になっている物もあります。

一見すると恐ろしいようにも感じますが、ブラックジョークが何回も炸裂する所は、思わず笑ってしまう所もあるので、刺激的な作品を見たい方には、オススメの作品ですね。

映画『呪怨 白い老女』の感想

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引用:http://tsutaya.tsite.jp/item/movie/PTA000080OBX?sc_int=tsutaya_search_image_201610

呪怨 白い老女を見た感想について、詳しく解説していきます。

映画『呪怨 白い老女』のオススメ層

呪いの家に引っ越した家族が、呪いによって空中分解していく映画なので、お世辞にも家族そろって見る映画という感じはありません。

どちらかと言えば、怖いものが見たい大人にオススメする映画ですね。恐らく、呪怨シリーズの中でも、最も恐ろしい作品が、この白い老女でしょう。

  • キッズ:⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『呪怨 白い老女』の残念な所

全体きに怖いシーンが続いていって、ホラー映画としては残念な所が、ほぼない作品です。それでも、あえて言わせてもらえれば、未来を助けられる人間が現れなかった事ですね。

家族のおばあちゃんが助けようとする時があったり、クラスメートが相談に乗ってくれたりしますが、最終的には首を切断されてしまうので、そこだけが可哀想な所でした。

映画『呪怨 白い老女』の見所

呪怨 白い老女では『点』と『点』になっている人間関係が、ストーリーが進む事によって繋がっていき、呪いとの関連性が分かっていく面白さがあります。

ただしジャパニーズホラーのような幽霊が出現する仕方によって怖がらせるものではなく、呪いによって頭が狂ってしまった人間が残忍な方法で家族を襲う所で怖さを感じさせるホラー映画です。

そのような事を考えたら、この映画は邦画というよりは洋画の側面が強い映画と言えるでしょう。

そのため洋画のホラーが好きな方であれば満足できるかもしれませんが、邦画のホラーが好きな方には物足りなく感じるかもしれません。