映画『呪怨 ザ・ファイナル』では、俊雄が、まどかにだけ心を開くので、その狙いについて詳しく紹介しましょう。
- 映画『呪怨 ザ・ファイナル』のキャスト
- 映画『呪怨 ザ・ファイナル』のストーリー
- 『俊雄がまどか(演:松浦雅)にだけ心を開いた理由』
- 『呪怨』シリーズの全作品の豆知識・ストーリー・キャスト
- 『呪怨 ザ・ファイナル』と他の映画を比較
- 映画『呪怨 ザ・ファイナル』の見所
映画『呪怨 ザ・ファイナル』のキャスト
日本のホラー映画『呪怨 ザ・ファイナル』は、2015年6月20日に上映されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
呪怨のラスト作となる映画に出演している一部のキャストを紹介します。
生野麻衣(演:平愛梨)
麻衣を演じるのは、外国で活躍しているサッカー選手長友佑都さんと結婚された平愛梨さんです。この映画では、妹である結衣の行方を追っていくなかで呪いに近づいてしまいます。
生野結衣(演:佐々木希)
俊雄を担当する事によって、呪いに巻き込まれた結衣は姉に何も連絡できないうちに、行方不明になってしまうのです。
北村奏太(演:桐山漣)
麻衣と一緒に住んでいた奏太は、妹を心配する彼女を勇気付けようとしますが、次第に呪いに巻き込まれていきます。
竹田京介(演:袴田吉彦)
京介は呪いを断ち切るために、呪いの家をなくして更地にしました。しかし、その更地に麻依が訪ねてきます。
玲央(演:おのののか)
俊雄の家で不幸な出来事が起きてしまって、玲央は俊雄を預かる事になりました。しかし、その日から玲央や友達が次々に不幸に見舞われてしまうのです。
碧(演:柳ゆり菜)
玲央の友達である碧には、姉がいました。その姉に会う事を願っていましたが、悲劇的な結末が待ち構えていました。
まどか(演:松浦雅)
まどかは俊雄に興味を持って、俊雄の家で起きた事件を調べようとします。しかし、その興味本位な所が、呪いに迫られる事になります。
佐伯俊雄(演:小林颯)
俊雄は、玲央の家に住む事になりますが、玲央は俊雄のおかしな様子に疑問を持つようになります。
佐伯伽椰子(演:最所美咲)
夫と口論する事によって、凄惨な事件に発展してしまい呪怨がある家にできてしまいます。その呪怨は多くの方たちを不幸のどん底に突き落としてしまうのです。
絵菜(演:RIMI)
病院から、近くの家を観察しようとしたら、佐伯俊雄に見つかってしまいますが、自分の病気を知られて、あまり怖い思いをしないで済みます。
主題歌
呪怨のラスト作となるザ・ファイナルの主題歌は、Doubleさんの『Circle of Life』 になります。
歌声は透き通った美しい声ですが「誰かさんが消えた、後ろの正面だあれ。誰かさんと消えた」というフレーズは、呪怨のストーリーによく合っている曲だなと感じますね。
『呪怨 -終わりの始まり-』の主題歌に比べたら、それほど怖くない主題歌ですが、Doubleさんの歌は呪怨のストーリーによく合う主題歌でした。
映画『呪怨 ザ・ファイナル』のストーリー
京介は呪いを断ち切るために、遂に呪いの家を更地にして満悦感にひたります。所が、その呪いの家に住んでいた俊雄は、身内の叔母に家まで連れていかれてしまったのです。そこで叔母と叔母の娘である玲央と一緒に住む事になってしまいました。
その頃、結衣の姉である麻依は、行方が分からなくなってしまった妹が気になっていました。 そして麻依が寝ている時に、夢の中で結衣が現れて「この子、俊雄君って言うの」と言ってきたのです。
その夢を見てから、麻依や、家族の奏太は、得体の知れない者につきまとわれていく事になるのです。
玲央は最近になって従兄弟と一緒に住む事になりましたが、従兄弟の俊雄に話しかけても全く答えてくれないので、母親に詳しく聴いてみたら、最近になって母親を失ってしまった事を教えられるのです。
玲央も父親をなくしていたので、その辛さがよく分かったので俊雄に優しく接していこうとするのです。そして学校の友達に、俊雄という男の子と一緒に住む事を教えたら、いつか会わせてと頼まれてしまいます。
そして玲央の友達である碧やまどかを家に連れていく時に、弟を部屋に連れてきたら、まどかには可愛い男の子に見えました。しかし、碧には少し気味が悪く見えてしまったのです。
翌日になって、玲央たち3人は再び学校から帰宅する中で、俊雄の話になります。そこで玲央が、俊雄には母親が亡くなってしまった事を教えたら、まどかは亡くなった原因を調べようとします。
しかし、事件を調べるうちに、まどかたちにも呪いの手は迫っていく事になるのです!
『俊雄がまどか(演:松浦雅)にだけ心を開いた理由』
俊雄は、玲央から「何が食べたい?」と聞かれても、何も答えようとしなくて「じゃあ、好き嫌いはないって事でいいのね」と不機嫌にさせてしまいます。
さらに、碧が来た時には、驚かせてしまうような事をしてしまい、どんな人間にも心を開こうとしませんでした。
ところが、まどかが「名前は何ていうの?」と聞いた時だけ「俊雄」と答えて「俊雄くんかぁ、髪型可愛いねぇ」と会話が弾みます。
なぜ、まどかにだけ心を開いたのか?それは自分の興味を持ってもらい、過去を調べて欲しいと思った可能性があります。玲央・碧・まどかの中では、まどかが一番好奇心旺盛な所があるので、一番過去を調べそうな所がありました。
もしも、まどかにも怖がらせようとする事をしてしまえば、過去を調べてもらえなかったでしょう。このようにして、俊雄はまどかに過去を調べてもらい、あらたな人間たちに呪いやすくしていった可能性があります。
『呪怨』シリーズの全作品の豆知識・ストーリー・キャスト
www.akira-movies-drama.com上の内部リンクをタップ(クリック )したら、呪怨シリーズの全作品の豆知識・キャスト・ストーリーなどを見られるので、良かったら参考にしてみて下さい。
『呪怨 ザ・ファイナル』と他の映画を比較
呪怨 ザ・ファイナルでは、不思議な子供たちの間で友情が育まれようとするシーンもありました。
そんなシーンを見たい方にオススメしたいのが『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』です。
この映画では、不思議な能力を持つ子供たちが住む館があり、後頭部で食事する子供もいれば、自由に風を操れる子供もいます。
しかし、ホラー映画というよりは、少しファンタジー寄りの作品なので、あまりにも怖いものが見れない方でも、ある程度は見やすい作品になっていますね。
映画『呪怨 ザ・ファイナル』の見所
呪怨 ザ・ファイナルを見た感想について、詳しく解説していきます。
映画『呪怨 ザ・ファイナル』のオススメ層
俊雄は、絵菜に会いに行ったら「あなたは死んでいるのね、私も、もう少しで死ぬの。死んでも、一緒に遊んでね」と言われて、子供たちの間に不思議な友情が生まれようとしました。
そのため、大人だけが楽しめるホラー映画という訳ではなく、キッズにもオススメしたい作品ですね。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『呪怨 ザ・ファイナル』の残念な所
俊雄は、まどかにだけは心を開いたかのように見えましたが、最終的には、まどかにも悲劇が訪れてしまって、少し残念な展開でしたね。
そして、呪怨シリーズの中では、あまり怖さを感じるシーンが少なかったので、日本版の呪怨のラスト作品としては少し物足りない感じがしました。
映画『呪怨 ザ・ファイナル』の見所
呪怨のラスト作を見た感想としては、こういう終わり方かという感じでした。もう少しストーリーが完全に終わる感じでも良かったような気もしました。
そのようなラスト作でしたが、佐々木希さんと平愛梨さんという二大美女が共演したのは、豪華な感じがして好きでしたね。そしてストーリーが進むにつれて、姉だと思っていた者が襲いかかってくるシーンなど意外な展開が、大きな見所と言えます。