ジャクリーンが自ら恋人を他の女に差し出して泣いた理由!映画『ナイル殺人事件』

映画『ナイル殺人事件』では、ジャクリーンが自ら恋人に「他の女性とダンスしてみたら」と促しておきながら、泣いてしまうので、その理由について紹介しましょう。

映画『ナイル殺人事件』のキャスト

アメリカ合衆国とイギリスの合作によるミステリー映画『ナイル殺人事件』は、日本では2022年2月25日から公開されました。

監督&脚本

登場人物&脚本

映画『ナイル殺人事件』のストーリー

ポアロは、エジプトでプークと再会をして、母親を紹介されますが、ブークの服は赤色だったのに、なぜか緑色に塗っていました。休暇を楽しむポアロたちは、ある船に乗り込みますが、サイモンから「ジャクリーンを監視して欲しい」と頼まれます。

実は、サイモンは当時付き合っていたジャクリーンとの婚約を破棄して、大富豪のリネットと付き合い始めてしまって、元婚約者がストーカーのようにつきまとうようになっていました。

ポアロは「何も危害を加えないのであれば、私は何もできません」と断りますが、何者かが大きな石を落としてきて、危うくリネットは殺害されそうになってしまうのです。

リネットとサイモンは翌日に帰る事にして、リネットは船の自室に戻っていきますが、サイモンとジャクリーンは言い合いをしてしまいます。

ついに、ジャクリーンはピストルで、サイモンの足を撃ってしまい、自殺しようとするので、パワーズモルヒネを打って、1日中ジャクリーンを見守る事にしました。

ところが、その夜のうちに、何者かによってリネットがこめかみを撃ち抜かれていて、死んでいたのです!サイモンは「きっとジャクリーンだ、何て女だ」といきりたちますが、ポアロは「いや彼女には完全なアリバイがあるから、違う」。

ポアロは誰が犯人か探そうとしますが、リネットの部屋から宝石まで盗まれていたので、犯人は怨恨の線だけではなく、宝石欲しさに犯行に及んだ可能性も出てきました。

それは、容疑者が増える事を意味していましたが、ポアロは犯人を特定できるのでしょうか?

『ジャクリーンが自ら恋人を他の女に差し出して泣いた理由』

ジャクリーンは、恋人のサイモンを愛しておきながら「リネットと一緒にダンスしてみたら?」と誘ってしまいます。

自ら勧めておきながら、二人が親密そうにダンスをしている姿を見たら、思わず涙を流してしまうのです。

なぜ、このような謎めいた事をしたのでしょうか?それは、サイモンはお金が欲しかったので、大富豪のリネットと親密にさせる事によって、多くの富を取れるようにはかりたかったのでしょう。

しかし、恋人の望みを叶えさせる事は、他の女性と親密になる事を意味していたので、その姿を見たら、思わず悲しくなり泣いてしまったという訳です。

その後、ジャクリーンとサイモンがどうなるのか?それは映画を見れば、よく分かります。

ナイル殺人事件』と前作を比較

ナイル殺人事件前作『オリエント急行殺人事件』では、豪華列車の中で殺人事件が起きてしまいますが、全ての乗客がエドワード・ラチェット(演:ジョニー・デップ)を殺害したい理由がありました。

そのため、捜査は難航を示してしまうので、ミステリー映画が好きな方であれば、その謎解きを見てみる事をオススメします。

www.akira-movies-drama.com

映画『ナイル殺人事件』の感想

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引用:https://www.20thcenturystudios.jp/movies/nile-movie

ナイル殺人事件を見た感想について、詳しく解説します。

映画『ナイル殺人事件』のオススメ層

エジプトの古代遺跡を色々と見られますし、クルージングなどのシーンも出てくるので、海外旅行が好きな方には、ぜひともオススメしたい映画ですね。

この映画は、若者から老人まで登場するので、多くの年齢層の方が見ても楽しめる作品です。

  • 旅行好きの方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『ナイル殺人事件』の残念な所

前半は、少し退屈なシーンが続いてしまうので、かなりの眠気が襲ってきました(苦笑)。

そして、私としては、ポアロの親友ブークが死んでしまうので、その辺りは凄く悲しかったですね。それでも、ブークが死ぬ間際に犯人のヒントを伝えてから、亡くなるので、その死は決して無駄ではないのですが、寂しい限りであり、残念な所です。

映画『ナイル殺人事件』の見所

前半まで、本当にヒドイ奴だと思っていたのに、ラストシーンで思いがけない共犯者が出てきたので『そういう事かぁ』とうならされました。

途中までは眠くなるようなストーリーでしたが、やはりミステリー映画らしく、急展開して、良い意味で視聴者の期待を裏切る所は、今作の大きな見所です。