エリーと結婚している時に旅に出なかった要因!映画『カールじいさんの空飛ぶ家』

映画『カールじいさんの空飛ぶ家』では、カールはエリーと結婚していた時に、二人が夢見ていた場所に旅立とうしなかったので、その理由について解説しましょう。

映画『カールじいさんの空飛ぶ家』のキャスト

引用:https://www.amazon.co.jp/

アメリカ合衆国のディズニー映画『カールじいさんの空飛ぶ家』は、2009年5月29日にアメリカ合衆国で上映されました(日本は2009年12月5日に上映)。DVDの収録時間は96分になります。

監督&脚本

  • 監督:ピート・ドクター&ボブ・ピーターソン
  • 脚本:ボブ・ピーターソン&ロニー・デル・カルメン 

登場人物&声優

  • カール(声:飯塚昭三)この物語の主役
  • エリー-子供時代(声:松元環季)カールの妻
  • チャールズ・F・マンツ(声:大木民夫)大冒険家
  • ラッセル(声:立川大樹)バッジを欲しがる少年
  • ダグ(声:松本保典)1匹で行動する犬
  • アルファ(声:大塚芳忠)犬の群れを率いるボス

映画『カールじいさんの空飛ぶ家』のストーリー 

カールは大冒険家であるチャールズに憧れる少年でした。このチャーズルは愛犬家としても知られていて、犬と一緒に冒険先から帰って来て、新種の鳥の骨を持ち帰りました。

しかしチャールズが冒険先から持ってきた骨は、周りが期待するような新種の鳥の骨ではなかったのです。チャールズは詐欺師呼ばわりされてしまったので、再び冒険に旅立って、今度は生きたまま伝説の鳥を連れて帰る事を誓うのです。

カールは、そんなチャールズに憧れる日々を過ごしている中で、少しおてんばな少女エリーと出会います。エリーも冒険に憧れる少女で、カールと一緒に冒険をして伝説の滝へ行く事を夢見るのです。

二人はやがて結婚をして、協力して一軒家を建てました。それから、この家で幸せな日々を過ごしていき、二人とも年老いていきます。幸せな結婚生活を送ってきましたが、エリーは冒険ブックをカールに差し出して、先に天国へ旅立っていきました。

独りぼっちになってしまったカールに追い打ちをかけるように、家の周りでは工事が進められてしまい、家を売却しないかと迫られるようになります。

さらにラッセルという少年が、お年寄りを手伝う事によって、バッジをもらうために「何か手伝う事はない?」とつきまとい始めます。進退きわまったカールじいさんは、何と家に大量の風船を付けて、空へ飛びだっていったのです。

これには工事現場の作業者や、街の人たちは唖然とします。所が、家が飛びだているのに扉をコンコンと叩く音がします。扉を開けたら、ラッセルが家についてきたのです。

仕方なく、一緒に旅を続けていったら、家の前に陸上が現れます。この場所こそカールじいさんが探し求めていた伝説の滝がある場所だったのです。

カールは、夢見た場所で、何を見つけられるのでしょうか?

『エリーと結婚している時に旅に出なかった要因』

カールとエリーは、子供の頃は伝説の滝の場所へ行きたかったのに、なぜか結婚してから一緒に旅に出ようとはしませんでした。

なぜなら、二人の結婚生活は幸せなものであり、ついには一軒家も建てる事ができたので、伝説の滝へ行く事よりも、二人で生活するほうが幸せだったのでしょう。

しかし、それがかえって、二人で伝説の場所へ行く事ができなくなったので、大事なものを手に入れる代わりに、違うものを失ってしまったとも言えますね。

カールじいさんの空飛ぶ家』と他の映画を比較

カールじいさんは、家に多くの風船を取り付けて、まるで気球のように旅立っていきます。

実は、他の映画でも気球で旅立っていくものがあり、それが『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』です。

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたりでは、全く性格が違う二人が、気球に乗る事により目的を達成しようとします。

雲よりも高く舞い上がった気球から見る景色は、息をのむほど美しいので、気球に興味がある方は必見ですね。

カールじいさんの空飛ぶ家』の感想

カールが家を風船で飛ばす

引用:http://www.tsutaya.co.jp/images/extdata/04/00/00/33/32/l/333261_01_l.jpg

家を風船で飛ばして冒険をするという奇抜な発想は、多くの少年少女たちが心をときめかせるようなストーリーです。

それでは、この映画は子供だけが楽しめる映画なのかと思ってしまうかもしれないので、私が、この映画を見た感想を紹介するので参考にしてみて下さい。

映画『カールじいさんの空飛ぶ家』のオススメ層

大事な妻を亡くしてしまったカールじいさんが、大事な家まで奪われそうになって、奇想天外な事をしてしまうので、大事な家族が亡くなってしまった方には、見て欲しい映画ですね。

もしかしたら、この映画を見たら、少しは悲しみを癒す事ができて、前向きに考えられるようになるかもしれません。

  • キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『カールじいさんの空飛ぶ家』の残念な所

カールじいさんは、妻に先立たれた後に、家を飛ばして伝説の滝へ向かおうとします。そして伝説の滝近くへ家が不時着しますが「できれば妻が生きている間に行動していればなぁ」と少し残念に思ってしまいました。

ただし、その悲しみを背負って行動するからこそ、ストーリーが盛り上がるという側面もあるので難しい所です。

映画『カールじいさんの空飛ぶ家』の見所

家を風船で飛ばして、冒険に旅立つストーリーなので、少年や少女たちが喜びそうな映画になっています。しかし年老いた夫が、妻に先だれた後に行動する所や、人間と犬や鳥などの触れ合いのシーンも登場していきます。

そのため、子供・大人・ご高齢の方たちまで、一緒に楽しみながら観れるのが、この映画の大きな見所です。