エリノア王妃とワガママ王女の意外な共通点!映画『メリダとおそろしの森』

映画『メリダとおそろしの森』では、エリノア王妃とワガママなメリダ王女に、意外な共通点があるので、詳しく紹介しましょう。

映画『メリダとおそろしの森』のキャスト

アメリカ合衆国のディズニーの3Dアニメ番組『メリダとおそろしの森』は、日本では2012年7月21日に上映されました。

監督&脚本

  • 監督:マーク・アンドリュース&ブレンダ・チャップマン
  • 脚本:ブレンダ・チャップマン&アイリーン・メッキ

登場人物と声優

メリダの声優を担当するのは、あの元AKB48のエースと言われた大島優子さんでした。その他にも、多くの女優が声優として参加しています。

  • 王女メリダ(声:大島優子)母に魔法をかけてしまう娘
  • ファーガス王(声:山路和弘)陽気な国王
  • エリノア王妃(声:塩田朋)厳格な王妃
  • おばあさん(声:木村有里)森の魔女
  • 三つ子の王子(声:阿久津秀寿)メリダの弟たち

映画『メリダとおそろしの森』のストーリー 

エリノア王妃は、娘メリダに立派な王妃になってもらうように英才教育を行なっていました。しかし自由に生きたいと願っていたメリダは母をうとましく思っていたのです。メリダは王女なのに、弓を扱う事を好む性格をしていました。

そんなある日、事件が起きてしまいます。何度注意しても、メリダは全く反省しないで、エリノア王妃が大事にしていたタスペトリーを剣で切り裂いてしまいます。これにはエリノア王妃は怒りを爆発させて、メリダの弓を燃やしてしまうのです。

それを見たメリダはショックを受けて馬を走らせて森の中まで入っていきました。そこに鬼火が現れたので、それについていったら、何と魔女の住む小屋にたどり着きました。

メリダは、そこで母親に変わって欲しいと願って、魔法をさずかります。これで自分の運命を変えられると思ったメリダは急いでお城へ戻っていきました。

メリダはお城に戻ったら「仲直りの印に」と言って、母親にケーキを差し出します。母は「まぁ私に」と言って喜んで食べてみたら、何と熊に変わってしまったのです。

これにはメリダも驚いてしまって、母親と一緒に森へ戻ってみたら、小屋の中には魔女はもういなくて、残像だけが現れたのです。その残像が言うには「2度目の日の出になったら、永遠に魔法が解けなくなる。」と言われたのです。

そのため、魔法を解く必要がありましたが、魔女から魔法を解くためのヒントを貰いました。それは「運命は変わる。内面を見よ、絆を戻せ」という謎に満ちたものでした。

はたして、メリダは母親を人間に戻す事ができるのでしょうか?

『エリノア王妃とワガママ王女の意外な共通点』

エリノア王妃は、王族として気品ある振る舞いを大切にしていました。それに引き換え、メリダ王女は弓を扱う事を好んで、自由に生きたいと思っていたので、一見すると水と油ほどの違いを感じます。

しかし、意外な共通点があり、それは『自分の思う通りにいかなければ、怒りを爆発する』所です。

メリダ王女が、母親の大事にしていたタペストリーを切り裂いたら、エリノア王妃は娘の大事にしていた弓を燃やしてしまいます。

こういった所を見てしまうと『やっぱり親娘だなぁ』と思ってしまいましたね(苦笑)。エリノア王妃も、気品を求めるなら、弓を燃やしてはいけなかったのですが、感情的になってしまって、その性格が娘に受け継がれたのでしょう。

メリダとおそろしの森』と他の映画を比較

今作のように、王妃と王女が喧嘩する映画と言えば、多くの人はやはり『白雪姫』を思い出すでしょう。

白雪姫は、多くの映画で採用されてきましたが、その中でも『白雪姫と鏡の女王』は、王女と王妃がコミカルに争っていくので、思わず笑いながら見てしまう作品です。

最近は、刺激を求めて、ホラーのようなグリル童話の映画も増えてくるので、親娘そろって安心して見たい場合には『白雪姫と鏡の女王』はオススメですね。

映画『メリダとおそろしの森』の感想 

引用:https://www.amazon.co.jp/

自由気ままに生きたいメリダと、厳格なエリノアという正反対の親娘が、激しく衝突してしまうディズニー映画を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

映画『メリダとおそろしの森』のオススメ層

多くのお嬢さんたちは、親の事を口やかましくて『うっとうしい』とか『うざい』とか思ってしまうものです。しかし、その親がいなくなってしまえば、どうなるのか?あまり考えていないでしょう。

そんな時は、ぜひとも、この映画を見て、親がいる事がいかにありがたいか分かるはずです(虐待をする親は除きます)。

  • キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『メリダとおそろしの森』の残念な所

この映画では、とにかくメリダのワガママぶりが、ひどすぎました。さらにメリダのせいで母親は熊になるのに、全くメリダを責めようとしない所は、少し不自然に見えたので、そこはメリダを少しは責めるシーンがあったほうが良かったですね。

映画『メリダとおそろしの森』の見所

森の中で怪しく光る鬼火は、少し幻想的な光景で、見ていて少しワクワクするようなストーリーでした。そのため、登場人物たちが明るく振舞って、希望を与えるようなディズニー映画とは大きく異なっていて、見ていて飽きない内容になっています。

さらに魔女の登場もある事から、少しスリラーっぽい内容になっていて、臨場感のあるアニメになっていました。