後白河法皇が頼朝から大天狗と言われた訳!大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第8話』

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大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第8話』では、後白河法皇が登場しますが、後に源頼朝から「日本一の大天狗」と言われたので、その訳について紹介しましょう。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第8話』のキャスト

鎌倉殿の13人の登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。

北条家

源氏

伊東家

その他

平氏

藤原家

朝廷

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第8話』のストーリー

源頼朝は、坂東の豪族たちを従えて鎌倉を目指していましたが、その詳細は、まだ都に伝わっていませんでした。

都では、平清盛が「まだ討伐軍をさしむけていないのか?」と焦っていましたが、息子の宗盛は「明後日に出立する予定です」と呑気な事を言うので「遅い!」と一喝して、大軍で早く討伐するように命じます。

大庭軍についていた畠山重忠が、今更になって源頼朝に寝返ろうとしたので、家中では「今ごろ、何を言ってやがる」と征伐すべきだという声があがりました。

しかし、源頼朝は「よく来てくれた。お前には先陣を任せる」と言い放ってしまうので、上総広常は先陣から外されてしまって「やってられるか!」と憤ってしまいます。

源頼朝は、北条義時たちを武田信義のもとへつかわして、一緒に戦うように呼びかけたら、最初は苛立つ様子を見せましたが「いいだろう」と応じてくれたのです。

坂東の将兵たちは、源頼朝に集まっていき、その軍勢は3万にまで膨れ上がっていました。大庭勢は石橋山の戦いで、源頼朝の軍勢を打ち破った事はありましたが、その時の戦力は3000程度でした。

それでも、大庭景親や伊東祐親たちは「頼朝なぞに降る事などできるか!」と意地でも徹底抗戦の構えを示します。しかし、梶原景時は「どうやら、大庭殿もこれまでのようですな、ごめん」と大庭勢のもとから去ってしまいました。

源頼朝は、さらに軍勢を進撃させて、いよいよ八重のいる伊東家との合戦が間近に迫っていました。はたして、八重はどうなってしまうのでしょうか?

後白河法皇が頼朝から大天狗と言われた訳』

源頼朝は、後白河法皇と権力争いで火花を散らすようになり、やがて「後白河法皇は日本一の大天狗」と言い放ってしまいます。

天狗は、神として崇められる場合もありますが、人を魔導に導く魔物としても言われており、後白河法皇は人を魔導を貶める油断ならない人物という意味が込められていたと思われます。

実際に、後白河法皇によって、源平は何度も刃を向ける事になり、関係していた源義仲源義経は次々に破滅していきました。

そういった事をふまえて、源頼朝後白河法皇を大天狗と言いたかったのでしょう。しかし、私は、後白河法皇よりも、源頼朝のほうが一枚も二枚も役者が上だったと思います。

なぜなら、源頼朝後白河法皇に「源義経を扇動したのではないか」と詰問の使者をよこした時に「そのような事はない」と否定されました。

そこで、源頼朝義経を捕まえるために、全国に守護や地頭を置くように迫ったのです。身から出た錆とは言え、後白河法皇は自らの勇み足で、ますます朝廷の力を弱めたと言えますね。

これにより、鎌倉幕府は、全国に御家人を配置して、一気に支配権を拡大させました。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第8話』の見所とまとめ

第8話では、ついに源頼朝が大勢力となってしまい、大庭たちは追い詰められていきましたね。ここにいたり、伊東祐親がいかに愚かな事をしたのかと思ってしまいます。

もしも、娘の八重と源頼朝との間を快く認めていれば、どれだけ歴史が変わっていたのかと思ってしまいますね。しかし、北条家よりも伊東家のほうが、バックアップしていたら、源頼朝が平家を討伐できたのか?微妙にも思ってしまいますね。