AKIRAの映画・ドラマブログ

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正吉たちの努力が現代の人間に通用しなくなった訳!映画『平成狸合戦ぽんぽこ』

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』では、正吉たちの努力が現代の人間に通用しなくなったので、その理由について詳しく紹介しましょう。

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のキャスト

平成狸合戦ぽんぽこ合戦は、ジブリのアニメ作品として、1994年7月16日に日本で上映されました。DVDの収録時間は119分です。

監督&脚本

狸が乱開発に苦しむ姿を時にせつなく、時にコミカルなアニメとして製作したのが、高畑勲監督です。

登場人物と声優

平成狸合戦の声優陣には、多くのタレントが加わっていました。特にハマり役だったのが、野々村真さんが心優しき正吉という狸を担当した所ですね。野々村真さんの優しそうな声が、正吉の性格と上手くマッチしていました。

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のストーリー

人里では人間が住まなくなった民家ができて、狸たちは、そこを住処にしていました。所が、工事車両が民家を壊しにきたのです。多摩ニュータウン建設が遂に始まったのです。

狸たちは縄張り争いを起こしていましたが、それを狸のおろく婆が仲裁に入ってきたのです。おろく婆は人間たちの多摩開発によって、自然が破壊されている事を知らせてきました。

狸たちは高い所から見たら、多くの緑が失われて、工事が勧められている事に呆然としてしまいました。

多摩丘陵の狸たちは、まんぷく寺で集会を開き、族長会議で5ヵ年計画による『化学ばけがく復興』と『人間研究』が行われる事になったのです。狸はテレビを見ながら人間の研究をしていき、おろく婆は化学を教えていきます。

おろく婆の厳しい特訓に、狸たちはメキメキと上達していき、好きなものに化けられるようになっていきました。所が、人間の都市開発はとどまる所を知らず、緑は失われていき、山肌があらわになっていきました。

狸たちは、この悲しい光景を「のっぺら丘」と呼ぶようになったのです。この暴挙に、あの手この手で、人間に抵抗していきますが、全く通用しません。

もう妖怪に化けても、人間は全く怖がらない生き物になっていました。確実に狸たちの生息地は少なくなっていきますが、人間の乱開発を止める事はできないのでしょうか?

『正吉たちの努力が現代の人間に通用しなくなった訳』

一部の狸たちが人間に化けて、工事を阻止しようとします。

工事車両を運転していた人間は、狸たちに騙されて、次々に交通事故を起こして、3名もの作業者が亡くなってしまいました。この戦果に狸たちは大喜びをします。しかし人間社会では、大雨による土砂崩れとして、工事の続行が決定されました。

多摩開発は依然として続けられていました。そんな時に多摩丘陵の狸たちが、四国や佐渡の狸にも助力を求めていたのに対して、遂に四国から長老たちが駆けつけてくれました。

そこで長老たちは多くの狸に協力を呼びかけて『妖怪大戦争』を始めます。多くの狸たちが妖怪に化けて人間を驚かせていき、一部の人間は震え上がっていきました。しかし多くの人間たちは何かのイベントだと思って、逆に喜んでしまいます。

そしてレジャーランドの社長が「あれは私たちがした事」と嘘を言って、宣伝材料に使われてしまいました。

このように、現代の人間たちは、化学技術ばかりを信用していたので、もう昔の人間のように妖怪などを全く信用しなくなりました。それどころか、作業員で被害が出ても、仕事を続行するブラック企業もあって、狸たちの努力は報われなかったのです。

ジブリ映画の全作品の豆知識・ストーリー

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平成狸合戦ぽんぽこ』と他の映画を比較

今作では、人間の力を認める狸から、人間に敵意を示す狸までいました。それに比べて、映画『借りぐらしのアリエッティ』では、小人が人間の物を使って、借りぐらしをしていました。

平成狸合戦ぽんぽこより、借りぐらしのアリエッティのほうが、ファンタジーの要素があるので、馴染み深い動物よりも、幻想的なアニメを見たい場合には、借りぐらしのアリエッティのほうがオススメですね。

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』の感想

狸たちが、自然破壊を止めようとするアニメですが、コミカルに描いている所もあるので、その評価は難しいアニメとなっています。そのようなジブリアニメを見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のオススメ層

狸たちが活躍しますが、少しリアルに描いている所もあるので、お子様というよりは、若年層のほうが見やすい作品と言えます。

そして、狸ばかりが出る訳ではなくて、狐も少し出てくるので、動物が好きな方も、ある程度は満足できる作品ですね。

  • 動物好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』の残念な所

狸たちが住処を守ろうとするアニメで、社会的な問題を捉えたストーリーになっているので『風の谷のナウシカ』と共通する所があります。しかし、風の谷のナウシカに比べて、あまり感動できないものがありました。

それは狸たちが必死に住処を守ろうとしているのに、正吉は愛を育んでいき、多くの狸たちはおちゃらけた感じで喜びあうシーンが多かったからです。

少しコミカルな部分が多い上に、楽しく感じられるような音楽を採用していた事もあって、何を訴えたいのか分かりづらい映画になっています。

そのため、もう少し悲しい音楽を起用しながら、コミカルな部分は抑えたほうがよかったのではないかと思いました。

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』の見所

自分がジブリアニメの中で、あまり感動できない作品は『平成狸合戦ぽんぽこ』と『崖の上のポニョ』になります。その理由は、私は基本的にコミカルなジブリのアニメは、あまり好きになれない性格というのが大きいです。

実際に私は、風の谷のナウシカや、天空の城のラピュタなどで、シリアスに描いているアニメが好きになってしまいました。そのため、少し不満は残るアニメでしたが、人間の都市開発に警鐘を鳴らしている所は、このアニメの大きな見所です。