映画『Arc アーク』では、ので、加南子(演:清水くるみ)が先に仕事を辞めてしまったので、その理由について詳しく紹介しましょう。
映画『Arc アーク』のキャスト
日本のSF映画『Arc アーク』は、2021年6月25日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:石川慶
- 脚本:石川慶&澤井香織
- 原作:ケン・リュウ
登場人物&俳優
- リナ / セリ(演:芳根京子)遺体の美しさに気づく女性
- 黒田永真(演:寺島しのぶ)リナに声をかける社長
- 黒田天音-15歳時(演:中川翼)宇宙飛行士を夢見る少年
- 黒田天音(演:岡田将生)死を恐る必要がなくなったと豪語する青年
- 加南子-奈々(演:清水くるみ)リナに仕事を教える女性
- 佐々木(演:井之脇海)
- ハル-50歳(演:中村ゆり)
- ハル-5歳時(演:鈴木咲)
- リナ-135歳(演:倍賞千恵子)
- 芙美(演:風吹ジュン)
- 利仁(演:小林薫)
映画『Arc アーク』のストーリー
リナは、大人の男に「どうした、姉ちゃん踊らねぇのか?」と言われますが、酒を奪い取り一気飲みして、一気にグラスを叩き割って、いきなり踊り始めます。
黒田永真は、そんなリナに注目て「良かったら、今度連絡しなさい」と名刺を渡して、ある場所を招待します。そこでは、死体から血を抜いて、防腐処理をしていました。
防腐処理した体を自由に操っていき、死んでいるにも関わらず、まるで生きているかのようでした。リナは、そんな仕事に興味を持ち初めて、一緒に仕事をするようになったら、黒田天音から「あなたの作る手は良いですね」と褒められます。
『不思議な少年だな』と思っていると、加南子から「あの子は、永真の子で、いずれ社長になるんでしょうね」と教えられて『そうだったのかぁ』と驚きました。
それから、歳月は流れて、黒田天音はマスコミの前で「我々は、もう死を恐れる必要がありません」と豪語してしまい、世間は騒ぎ始めてしまいます。
黒田天音は「リナ、僕と結婚してくれないか?」と告白したら、いきなりでおかしかったのか?思わず「あはははは」と笑われてしまいました。しかし、二人は結婚する事になり、一緒に人間を不老不死にしていくために全身全霊をかけていきます。
マスコミは、不老不死を目指す行為に批判的でしたが、リナは全く意に介さず、不老不死を完成させるために、手を緩めようとししませんでした。
はたして、人間は本当に不老不死になる事ができるのでしょうか?
『加南子(演:清水くるみ)が仕事を辞めた3つの要因』
加南子(演:清水くるみ)は、リナに仕事を教えていましたが、途中で自分から仕事を辞めてしまいます。リナは「何でですか?」と迫りますが、明確に仕事を辞める理由を言いませんでした。
そこで、色々と考えたのですが、仕事を辞めた要因は3つほどありました。
- 黒田永真が社長ではなくなった所
- リナのほうが才能があると感じて辞めた所
- いつまでも続けられる仕事ではないと感じた所
加南子は、仕事を辞める理由として、いつまでも仕事を続けられないような事を言っていたので、いつまでも続けられる仕事ではないと思ったのは間違いなさそうです。
その他で考えられるのは、黒田永真が社長を辞めてしまった事と、リナの才能を認めた所でしょうしかし、リナは加南子に頼っていただけに、先輩がいなくなった事により、リナは仕事で色々と悩まされるようになります。
もしも、加南子がずっと仕事を続けていたら、どうなっていたのだろうか?と考えてしまう映画でしたね。
そして、清水くるみさんのプロフィールは以下の通りです。
- 名前:清水くるみ
- 特技:ダンス
- 血液型:A型
- 出身地:愛知県
- 生年月日:1994年7月16日
『Arc アーク』と他の映画を比較
不老不死を描いた映画は、今作の他にも『アデライン、100年目の恋』もあります。
アデライン、100年目の恋では、アデラインが雷に打たれた事により、老化しなくなって、かつての恋人の息子に告白されて、父親を紹介された時に『あの時、付き合っていた男性じゃないか』と衝撃に打たれてしまう事になります。
ラストシーンでは、不老不死の呪縛から解き放たれる事になりますが、この映画を見たら、年老いていく事が実は幸せな事が分かるハズです。
映画『Arc アーク』のまとめ
Arc アークを見た感想について、詳しく解説します。
映画『Arc アーク』のオススメ層
不老不死を目指していく映画なので、常に年齢を考えがちな中年層やシニア層の方に、オススメしたい作品ですね。
この映画を見ていると、不老不死を反発するのは、まだ余裕がある若い人が多い事が分かるので、やはり人間って、そういうものなのなかぁと思ってしまいます。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『Arc アーク』の残念な所
この映画は、評判の高い作品でしたが、見ていて思ったのが『説明が少し足りない作品だな』と感じました。
まず、冒頭で『なぜ、この女は踊り出すのか?なぜグラスを叩き割ったのか?』その辺りが全く理解できません。
そして、黒田永真が遺体を美しく変えていくのに、不老不死を目指す息子たちに反対してしまうので、何がしたかったのだろうかと思ってしまいましたね。
映画『Arc アーク』の見所
本来は、美しさと同一しない遺体が、次第に美しく変わっていくので、今までの価値観の変わる映画の可能性があります。
不老不死と言えば、特殊な薬を飲んだり、雷を打たれたりして、いきなり不老不死になる場合がありました。しかし、この映画は少しずつ進化していき、遺体が美しく変わるので、その辺りが、この映画の大きな見所でしょう。