映画『劇場霊』では、野村香織(演:足立梨花)が汚い毒牙にかかってしまうので、詳しく紹介しましょう。
映画「劇場霊』のキャスト
日本のホラー映画『劇場霊』は、2015年11月21日に上映されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- 水樹沙羅(演:島崎遥香)恐ろしい人形の秘密を知った女優
- 泉水浩司(演:町田啓太)水樹沙羅に、次第に協力していく人物
- 篠原葵(演:高田里穂)劇場でエリザベート役を務める女性
- 野村香織(演:足立梨花)水樹沙羅と親交を深めるメンバー
- 錦野豪太(演:小市慢太郎)女優に手を出そうとする監督
映画『劇場霊』のストーリー
女優として、あまり満足出来る役をやらせてもらえない水樹沙羅は、その思いの丈を事務所の人間にぶつけてみたら、あるオーディションへ勧められます。
所が、水樹沙羅はオーディションに参加した際に、共演した篠原葵と口論をする事になってしまうのです。
しかし、その口論の原因は篠原葵がセリフを忘れて失敗したのに、それを水樹沙羅へ八つ当たりをするというとんでもないものでした。
しかし、無事にオーディションには合格をして、水樹沙羅はオーディションで知り合った野村香織や篠原葵と劇場を共に頑張っていく事になります。
劇場は、若い女性を犠牲にして美しくなろうとするエリザベートを扱うもので、そのエリザベードを演じるのは篠原葵でした。この劇場では人形を使う事になりますが、その人形はいわくつきの物でした。
そうとは知らない女優たちが舞台を続けていく事になり、犠牲者が次々に出始めてしまいます。水樹沙羅も人形によって苦しめられてしまいます。それを心配して見守っていたのが、美術スタッフである泉水浩司でした。
この泉水浩司は最初こそ水樹沙羅に冷たく接していたのですが、この人形がいわくつきの物である事を知っていたのです。それで人形に過剰反応をする水樹沙羅に声をかけて、共に人形を作った作家の元へ訪れます。
そこで作家から聞かされた話は身の毛もよだつ恐ろしい話で、二人はすぐに舞台を中止させようとします。
舞台監督である錦野豪太は、水樹沙羅によって舞台を台無しにされて激怒しますが、その後に舞台として使っていた会場では恐ろしい事が起きていくのです。
『野村香織(演:足立梨花)が汚い毒牙にかかってしまう!』
錦野豪太監督は、最初は水樹沙羅を起用しようとしますが、枕営業するつもりがない事が分かると、いきなり冷淡な態度を取ってしまいます。
そこで、次に野村香織(演:足立梨花)にも迫ってみたら、彼女は主役の座を勝ち取りたかったので、監督の要求に応えてしまって、水樹沙羅の代わりに主役の座を射止める事に成功しました。
しかし、それと引き換えに、若くて純粋な体を、年老いた男に差し出す事になってしまったので、少し切ない感じにさせるホラー映画ではありましたね。
今回、野村香織役を演じた足立梨花さんのプロフィールは、以下の通りです。
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『劇場霊』と他の映画を比較
人形がゆっくりと近づいてくるのが、劇場霊の怖い所ですが、映画『としまえん』では幽霊の少女がゆっくりと足をひきずるようにして、迫ってきて、見ているだけでハラハラとする作品です。
しかも、都市伝説がいくつも出てくるので、オカルト好きの方には、たまらない作品になっています。
新潟の映画館で、主演の北原里英さんが舞台挨拶にきてくれたので、その日に映画を見に行きましたが、今でも良い思い出になっていますね。
映画『劇場霊』の感想
劇場霊を見た感想について、詳しく解説していきます。
映画『劇場霊』のオススメ層
劇場霊では、お芝居をする所で心霊現象が起きていきますが、お芝居や舞台に興味がある方であれば、見ておく価値があるでしょう。
ただし、この映画を見てしまったら、夜遅くまで、舞台でお仕事するのが怖く感じるかもしれないので、そこは注意したほうが良いですね(苦笑)。
- お芝居が好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『劇場霊』の残念な所
劇場霊は、ストーリーは面白かったのですが、肝心の恐ろしさを伝える所がいまいちかなという感じがしました。少し現実離れをしていますし、人形が襲ってくる所は、あまり怖さを感じない所でしたね。
そのため、ストーリーが面白くて、俳優や女優たちの熱演は見事だったのに怖さを演出する所だけが残念だったなという感じがするホラー映画でした。
映画『劇場霊』の見所
劇場霊は人形によって恐ろしい事が起きていき、最も面白いのは、この人形によって、どのようなストーリーが展開されていくのかという所でした。
その恐ろしさを盛り上げてくれる島崎遥香さんの熱演も見事であり、高田里穂さんの憎まれ役を見事に演じた所も大きな見所でした。
そして劇場では、このように行われているのかという所も、ひそかな見所ですね。女優や美術スタッフ、さらには監督といった役割や、劇場の進め方などが丁寧に描かれているのは見所満点でしたね。
そして売れない女優が、どうにかして活躍したいと奮闘する姿も心奪われる瞬間でした。