映画『SING/シング: ネクストステージ』では、バスター・ムーンが業界のコワモテで知られるジミー・クリスタルの尻尾を踏んでしまったので詳しく紹介しましょう。
- 映画『SING/シング: ネクストステージ』のキャスト
- 映画『SING/シング: ネクストステージ』のストーリー
- 『バスター・ムーンがジミー・クリスタルの尻尾を踏む?』
- 『SING/シング: ネクストステージ』と前作を比較
- 映画『SING/シング: ネクストステージ』の感想
映画『SING/シング: ネクストステージ』のキャスト
アメリカ合衆国のアニメ映画『SING/シング: ネクストステージ』は、2022年3月18日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:ガース・ジェニングス
- 脚本:ガース・ジェニングス
- 原作:ガース・ジェニングス
登場人物&声優
- バスター・ムーン-コアラ(声:内村光良)劇場の支配人
- ロジータ-豚(声:坂本真綾)自分が主役になると聞いて喜ぶ
- アッシュ-ヤマアラシ(声:長澤まさみ)気が強いロックシンガー
- ジョニー-ゴリラ(声:大橋卓弥)父親から少し離れてプロの歌手を目指す
- ミーナ-像(声:MISIA)美声の持ち主でも、あがり
- グンター-豚(声:斎藤司)ロジータとペアを組む
- アルフォンゾ-像(声:ジェシー)アイスクリーム屋で働く
- スーキー・レーン-犬(声:井上麻里奈)タレントスカウトで、素直な性格
- ヌーシー-オオヤマネコ(声:akane)ジョニーを指導する振付師
- ダリウス-ヤク(声:木村昴)ミーナの相手役
- クラウス-テングザル(声:山寺宏一)厳しく指導するダンサー
- ミス・クローリー-イグアナ(声:田中真弓)高齢な事務員
- ビッグ・ダディ-ゴリラ(声:三宅健太)ジョニーの父親
- ナナ・ヌードルマン-ヒツジ(声:大地真央)バスターを厳しく応援
- リンダ・レ・ボン-ウマ(声:林原めぐみ)トークショーの司会者
- クレイ・キャロウェイ-ライオン(声:稲葉浩志)伝説のロックスター
- ジミー・クリスタル-狼(声:大塚明夫)業界の大物で冷酷な性格
- ジェリー: スパイク-ネコ(声:山下大輝)ジミーの助手
- ポーシャ・クリスタル-オオカミ(声:アイナ・ジ・エンド)ジミーの娘
映画『SING/シング: ネクストステージ』のストーリー
バスター・ムーンが、劇場支配人として成功を収めていたら、そこに業界で有名なスカウトがやってきました。
しかし、タレントスカウトのスーキーは、第2部を観ないで帰ろうとするので、バスター・ムーンから「良かったら、2部も見て下さいよぉ」と頼まれてしまいます。
「それは結構よ、あなたの劇場は良い所があるけど、メジャーでは通用しないわよ」と吐き捨てられてて、立ち去っていきました。バスター・ムーンは、しょんぼりとしてしまいますが、仲間たちに励まされて、密かにメジャーの会場に忍び込もうと企みます。
しかし、メジャーの会場で審査をしていたのは、業界でコワモテで知られるジミー・クリスタルであり、参加者たちはロクに歌や芝居も見てもらえず、次々に失格とされてしまいました。
いよいよ、バスター・ムーンたちの番ですが、同じように失格となりますが、仲間たちがクレイ・キャロウェイの話をしだして、ジミー・クリスタルも「俺もクレイ・キャロウェイの歌が大好きなんだ」と前のめりになります。
そこで、バスター・ムーンは「実は、彼とは知り合いなんです」と嘘をついて「それなら、クレイ・キャロウェイを呼ぶ事ができるなら、劇場を貸してやろう」という話になってしまいました。
クレイ・キャロウェイは、伝説のロックスターでしたが、妻に先立たれてからは、しばらく歌うのを辞めていたので、バスター・ムーンからの誘いを断り続けてしまいます。
その間に、ジミー・クリスタルが、嘘をつかれている事を見抜いて「俺の事をバカだと思っているのか?早く呼んでこい、さもなくば……」と睨みつけてしまい、結果次第ではバスター・ムーンの命さえ危うくなってきました。
はたして、バスター・ムーンたちは伝説のロックスターを説得できるのでしょうか?
『バスター・ムーンがジミー・クリスタルの尻尾を踏む?』
バスター・ムーンは、何とかしてメジャーで活躍したくて、ジミー・クリスタルの機嫌を取ろうとして、彼の好きだったロックスターと知り合いと嘘をついてしまいます。
それどころか、ジミー・クリスタルの娘を主役から違う役にしようとしてしまい、娘は父親に「バスター・ムーンにクビにされたぁ」と泣きついてしまったのです。
これは、マスコミにも報道されてしまい、ついにジミー・クリスタルはブチ切れてしまい『お前は俺をコケにしているのか!』とバスター・ムーンを部屋に監禁して、あとで始末しようと企みます。
虎の尾を踏むというコトワザがありますが、バスター・ムーンは完全に、ジミー・クリスタルの尻尾を踏んだと言えますね。
『SING/シング: ネクストステージ』と前作を比較
SING/シング: ネクストステージは、いきなりショーを見せようとするので、少し物語を理解しづらくなっていました。
それに引き換え、前作では、なぜバスター・ムーンたちがショーを見せようとしたのか?その経緯が丁寧に描かれているので、分かりやすいストーリーになっています。
もしも、今作を見るだけでは、分かりづらい場合には、前作も見ておく事をオススメします。
映画『SING/シング: ネクストステージ』の感想
SING/シング: ネクストステージを見た感想について、詳しく解説していきます。
映画『SING/シング: ネクストステージ』のオススメ層
アニメ映画のミュージカルなので、子供たち向けかと思いきや、動物たちが人間以上に努力をして、前向きに生きようとするので、大人たちが見ても感慨深くなる作品です。
しかし、バスター・ムーンは、いくら何でも良い加減すぎる性格ですね(苦笑)。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『SING/シング: ネクストステージ』の残念な所
バスター・ムーンが、ジミー・クリスタルの機嫌を取ろうとして、嘘を付いてしまったのは、少し気持ちは分かりますが、その娘を主役から降ろすのは余計な事でしたね。
あれが無ければ、もう少しジミー・クリスタルと上手くやれたようにも思えました。少なくとも、相手に嘘を付いてしまった訳ですから、多少はジミー・クリスタルの顔も立ててやらないとダメでしょう。
そして、前作に比べて、ストーリー性が乏しいのも引っかかる所でした。あまり丁寧に描かれていないので、前作を見ていない人は、あまり感動できないかもしれません(個人差はあります)。
映画『SING/シング: ネクストステージ』の見所
多くの動物たちが、ショーを成功させるという夢に向かって、努力をするシーンは感動的であり、良かったですね。
そして、多くの名曲や音楽が流れるので、ミュージカル映画が好きな方でも、楽しみながら見れる映画と言えるでしょう。全てのキャラクターが、動物なので、本格的なミュージカル映画を見たい方は物足りないかもしれませんが、オススメの映画ですね。
動物たちの中には、穏やかなキャラクターもいれば、ジミー・クリスタルやクレイ・キャロウェイのような迫力のあるキャラクターまでいるので、そのギャップも良かったです。