映画『KAPPEI カッペイ』では、正義(演:山本耕史)が特別な技を披露しますが、それはハレンチなだけで役立たずなモノだったので、その理由について解説します。
- 映画『KAPPEI カッペイ』のキャスト
- 映画『KAPPEI カッペイ』のストーリー
- 『正義(演:山本耕史)の技はハレンチなだけで役立たず』
- 『KAPPEI カッペイ』と他の映画を比較
- 映画『KAPPEI カッペイ』のまとめ
映画『KAPPEI カッペイ』のキャスト
日本のコメディ系のアクション映画『KAPPEI カッペイ』は、2022年3月18日に上映されました。
監督&脚本
- 監督:平野隆
- 脚本:徳永友一
- 原作:若杉公徳
登場人物&俳優
- 勝平-週末の戦士(演:伊藤英明)山瀬ハルに恋する
- 山瀬ハル-大学生(演:上白石萌歌)先輩に恋する女性
- 新井久美子-大学生(演:浅川梨奈)山瀬ハルの女友達
- 守-週末の戦士(演:大貫勇輔)ダンサーの女性に片思い中
- 正義-週末の戦士(演:山本耕史)支配からの卒業を目指す
- 英雄-週末の戦士(演:小澤征悦)青春を取り戻そうとする人物
- 入間啓太-大学生(演:西畑大吾)チンピラにからまれてしまう男性
- 師範(演:古田新太)週末の戦士を育ててきた師範
- 柳田(演:橋本じゅん)勝平たちを恐る警察官
- テルオ(演:森永悠希)週末の戦士をバカ呼ばわりする警察官
- 矢木徹(演:倉悠貴)入間啓太の友達だが、口が少し悪い
- 和也(演:関口メンディー)プロレベルのダンサー
- 武智(演:鈴木福)正義に従う不良
- 美麗(演:かなで)和也に恋するダンサー
- 堀田先輩(演:岡崎体育)山瀬ハルと仲の良い男性
- しんちゃん(演:大トニー)入間啓太にからむチンピラ
- リアム(演:アントニー)しんちゃんの仲間
映画『KAPPEI カッペイ』のストーリー
師範は「お前たちは、この島で鍛えてきたが、週末と言われる年は1999年。しかし、今は2022年。今まで粘ってきたが、だからな解散!」と一方的に言い放って、週末の戦士たちは『えぇぇ!』と打ちのめされてしまいます。
勝平は、様変わりな服装で街中を歩いてしまい、周りから「何アレ?超うける」とパシャパシャと写真を取られていました。そんな時に、チンピラたちが入間啓太に「お前がぶつかってきたから、骨折したじゃねぇか!10万円払えよ」
週末の戦士として、これは放っておけないと感じて、獅闘流で相手に凄まじい熱を与えて退散させます。入間啓太は「ありがとうございます」と感謝して、大学の仲間たちを紹介しますが、そこに現れた山瀬ハルの可愛さに一目惚れしてしまうのです!
勝平は『俺は終末に備えなくてはいけない』と思いながら、街を探索していたら、かつての仲間だった守と戦う事になります。
守は「俺はな、ダンサーの美麗の事が好きだったのに、彼女が和也と楽しそうにしているのを見て、辛くなった、それが……片思い!片思い!片思い」と、なぜか片思いを連呼されてしまいました。
『そういうものなのか』と思いながらも、週末の戦士の正義や英雄とも戦っていき、自分たちはどうするべきなのか?それを自問自答してしまいます。
ところが、英雄も山瀬ハルの事が好きで、勝平と一緒に、彼女に同時告白する事になってしまいました。
しかし、英雄は山瀬ハルのために、高級レストランの予約を取り、誕生日プレートを用意したり、特別にダンサーを呼び寄せたりして、彼女を祝福するために万全の準備を整えていました。
外では、勝平がそれを恨めしそうに眺めているしかなかったのですが、山瀬ハルの心を射止めるのは、誰なのでしょうか?
『正義(演:山本耕史)の技はハレンチなだけで役立たず』
正義(演:山本耕史)は、勝平を倒すために「馬跳流!」と叫び、ズボンのお尻の部分が『ビリビリ』と破れて、お尻がモロに出て、馬のように自分のお尻をペシペシと叩きながら、足を高くあげながら行進していきます。
ところが、そんな歩き方で向かっていくので、全く実戦向きではないので、簡単に技をよけられてしまうのです。しかも、避けられた場合には、自分に相当なダメージを受けてしまって、瀕死の状態に陥ってしまいます。
それでも、正義は「まだ半分の尻が残っている!」と諦めずに、まだ叩いていなかった、もう片方のお尻をペシペシと叩きながら、行進していきますが、勝平から「これは実戦向きではない」と言われて、顔を簡単に殴られて、倒れ込んでしまいました。
一体、正義は何がしたかったのだろうか?と映画館で見ていましたが、周りの観客も「クスクス」と笑っている始末でした(苦笑)。
きっと、奥さんの堀北真希さんも同じような思いで、見ていたのかなぁ?と思ってしまうシーンでした。
『KAPPEI カッペイ』と他の映画を比較
カッペイは、あまりにもアホらしい感じがするコメディ映画でしたが『斉木楠雄のΨ難』も、なかなかアホらしさを感じつつ、思わず笑ってしまう内容です。
斉木楠雄のΨ難では、斉木楠雄(声:山崎賢人)が相手の気持ちを読み取れる能力を持っていました。
そのため、自信過剰の照橋心美(声:橋本環奈)が『私って美少女な訳でしょ、それは自意識過剰じゃなくて、単なる事実。スカウトなんて来られたら面倒くせぇし』という心の声が聞こえてくる訳ですが、表向きは友達に謙遜していました。
その女性のギャップを見事に見られる映画であり、なかなか面白かったのですが、この映画は橋本環奈さんが良い味を出していましたね。
映画『KAPPEI カッペイ』のまとめ
KAPPEI カッペイを見た感想について、詳しく解説します。
映画『KAPPEI カッペイ』のオススメ層
コメディ漫画を実写かした作品なので、やはりキッズ寄りの映画だと思いますね。大人が見ても、面白く感じられますが、少し作品の上映時間が長く感じてしまう所がありました。
やはり、もう少しシリアスな部分もないと、退屈に感じてしまう所もあるのでしょう。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『KAPPEI カッペイ』の残念な所
今まで、カッコいい役をしてきた伊藤英明さんが、アホみたいな役を演じてしまうので、海猿世代の自分にしてみれば「あのカッコいい俳優さんが」と衝撃を受けてしまいました。
面白い部分があるのは良かったんですが、もう少しシリアスにぶつかりあうシーンがあれば良かったですね。少しバランスが悪くて、アホに感じてしまう部分が多いので、そこは好き嫌いが分かれる所かもしれません。
映画『KAPPEI カッペイ』の見所
山本耕史さんと大貫勇輔さんたち、息ピッタリに「イェーイ、勝平!」と言うあたりは『きっと、何回も撮影し直してしたんだろうなぁ』と思ってしまいました(苦笑)。
勝平が、デニムを破って「これで、涙をぬぐいな」と指田ますが、女性たちから「デニムで?……これじゃ全然水分を吸わないよ」と突っ込まれますが『それは、そうだろうなぁ』と思いましたが、映画館で何度も笑いそうになってしまいましたね。
あまりにも、アホらしい映画でしたが、そのアホらしさが面白くて、良かったです。