映画『モービウス』では、ので、マイロが親友のマイケルを憎むようになってしまうので、その理由について詳しく解説します。
映画『モービウス』のキャスト
アメリカ合衆国のアクション系のヒーロー映画『モービウス』は、日米両国で2022年4月1日に同日上映されました。
監督&脚本
- 監督:ダニエル・エスピノーサ
- 脚本:マット・サザマ&バーク・シャープレス&アート・マーカム&マット・ホロウェイ
- 原作:ルイ・トーマス&ギル・ケイン
登場人物&俳優
- マイケル・モービウス(演:ジャレッド・レト)体が変化していく天才医師
- マイロ(演:マット・スミス)マイケルの友人だが悪の道へ進む男性
- マルティーヌ・バンクロフト(演:アドリア・アルホナ)モービウスの同僚の医師
- エミール・ニコルズ(演:ジャレッド・ハリス)モービウスにアドバイスする人物
- サイモン・ストラウド(演:タイリース・ギブソン)FBI捜査官
- アルベルト・ロドリゲス(演:アル・マドリガル)FBI捜査官
映画『モービウス』のストーリー
マイケルが入院している所へ、新たにマイロという少年も入院する事になり、エミールから「マイケル、優しく接してあげてくれ」と言われて、二人は親友同士となり、仲良く接するようになります。
しかし、マイロに輸血する器具が故障して、上手く輸血できなくて重症に陥りそうになった時に、マイケルはわずかな小道具で医療器具を治す事に成功しました。
エミールは「君の才能は放っておくのはもったいない」と医療の道へ歩む事を勧めて、やがて、マイケルは『人工血液』を完成させて名誉ある賞を貰う事ができます。
マイケルは、それでも満足できず、自分やマイロの体の症状を治すために、コウモリと人間の細胞を結合する『キメラ細胞』を完成させてしまうのです。
そのキメラ細胞をマイケル自身の体に注入したら、人間の血を欲しがるようになり、船に乗っていた犯罪者たちを次々に殺害する事件が起きてしまいます。
マイケルは、自分の足を自由に動かせる代わりに『とんでもない事をしてしまった』と後悔してしまうのです。マイロは、マイケルが自由に体を動かせる事を知って、自分にも、その治療を施してくれとせがむようになってしまいました。
マイケルは「それはできない」と固辞しますが、マイロは独自ルートでキメラ細胞を注入して、多くの人間たちを殺害して、次々に吸血していきます。
やがて、マイケルにとって大切な同僚 マルティーヌという女性にも手をかけてしまったので、超人的な能力を持ったマイケルとマイロが戦い合うようになってしまうのです!
はたして、勝つのは、どちらなのでしょうか?
『マイロが親友のマイケルを憎むようになった理由』
マイロとマイケルは、親友としてお互いに成長して、マイケルは「いつか、マイケルの症状を治してやるから、待っていてくれ」と約束するほど、固い絆で結ばれていました。
しかし、超人的な能力を持ったマイロは、マイケルの恋人を傷つけて、マイケルにも攻撃するほど豹変してしまいました。
なぜ、このような事になったのかと言えば、マイケルだけが体を自由に動かせるようになったのに、自分(マイロ)の体を治そうとしなかったからではないでしょうか?
そして、長年にわたって、自由に体を動かす事ができず、街のチンピラにも暴行された事もあるので、体を自由に動かせる人間に劣等感を抱いていて、いつか自由に動かせる人間に復讐したいという思いが爆発してしまったのでしょう。
『モービウス』と他の映画を比較
映画『モービウス』のラストシーンでは、得体の知れない者が、マイケルにスパイダーマンと戦わせようとします。
このスパイーダマンが活躍する映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、今までスパイダーマンとして活躍していた少年ピーターの素顔がマスコミにバラされてしまい、大変な騒動に発展してしまうのです。
ピーターは、魔術師スティーヴンと協力して、恐るべき魔物を封じ込めようとしますが、途中から考えが合わず、恐ろしい戦いへ発展していく事になります。
映画『モービウス』のまとめ
モービウスを見た感想について、詳しく解説します。
映画『モービウス』のオススメ層
マイケルとマイロの友情が、途中で崩壊してしまうので、日頃から親友を大事にしたいと考えている方は、この映画を見て、どのようにすれば友情を継続できるのか?考えてみるのも悪くはありません。
マイケルは医師として活躍するので、医療関係者にも見て欲しいと思いますが、くれぐれも倫理の道から外れるような事はしないで欲しいですね。
- 医療関係者:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『モービウス』の残念な所
マイロが、特殊能力を持ってから暴走するようになってしまいますが、それはあまりにも突然、豹変していく感じだったので、見ていて『何で?』と思ってしまいましたね。
もしかしたら、キメラ細胞は人格も変えてしまうのかなと思ってしまうほどの映画でした。
映画『モービウス』の見所
超人同士の戦いは迫力があり、高速で動き回り、その動きが美しい色彩を帯びていたので、美しくもありスリルもあるので、アクション映画が好きな方には、是非オススメしたい作品です。
個人的には、マルティーヌ役のアドリア・アルホナさんが凄く美しかったので、ついつい見とれてしまいましたね。
FBI捜査官が、マイケルに「船にいた人間たちは犯罪者なので、あいつらを殺害するのはどうでもいいが、医療関係者の看護師を殺害したのは捨て置けない」と迫りますが『犯罪者なら、どうでもいいんかい!』と突っ込みたくなりました(苦笑)。
日本の警察も、そのぐらいになってくれると嬉しいです(謎)。