ドラマ『ダマせない男』では、清掃員の小山紗枝(村川絵梨)が、ダメ社員の絹咲正に惹かれていくので、その意外な理由について紹介しましょう。
ドラマ『ダマせない男』のキャスト
スペシャルドラマ『ダマせない男』は、2022年3月26日に放送されました。
脚本&演出
- 脚本:森ハヤシ
- 演出:水野格
登場人物
- 絹咲正(演:堺雅人)人を騙せないサラリーマン
- 浅香澪(演:門脇麦)凄腕の女弁護士で、絹咲正を巻き込む
- 大森詩子(演:広末涼子)グランデフォレストリゾートの社長
- 前原ゴードン大輝(演:光石研)詐欺師に狙われる大地主
- 栗山(演:小手伸也)絹咲正を仕方ない奴を思う上司
- 平瀬(演:伊藤修子)絹咲正の同僚
- 西野(演:愛花)絹咲正の同僚
- 小山紗枝(演:村川絵梨)グランデフォレストリゾートの清掃員
- 大森の秘書(演:阿部翔平)大森詩子を支える秘書
- 貴島源一郎(演:生瀬勝久)裏社会のボスで、浅香澪たちを脅す
- 八木(演:森準人)貴島源一郎の部下
ドラマ『ダマせない男』のストーリー
絹咲正は、婚活パーティーで目当ての女性から「貯金って、おいくらぐらい?」と言われて「100万円ほどです…ただ、借金が700万円ほどあります」と真っ正直に断られてしまい、途中から相手にされなくなりました。
ところが、浅香澪から「少しは自分を大きく見せたほうが良いです」と声をかけてもらいますが「人を騙したくないんです」と答えて、借金はフィッシング詐欺に騙されて作った借金である事も打ち明けます。
浅香澪は「私は素晴らしいと思います、私の一番の結婚の条件は嘘をつかない事なんです」「借金あっても良いんですか?」「一緒に返しましょう」
婚活パーティーも終わりそうになった時、浅香澪は絹咲正を選び、借金で引いてしまった女性は『嘘でしょう?』と困惑してしまいます。
浅香澪は、絹咲正を「ここが実家です」と言って、ある館に連れて行きますが、館の中に現れたのは父親ではなく、裏社会に生きるボス 貴島源一郎だったのです。
実は、浅香澪は貴島源一郎から金を騙し盗ろうとした事がありましたが、失敗してしまったので、詐欺計画の首謀者のジョーを連れてくる約束をしていました。
そこで、騙しやすい男 絹咲正をジョーに仕立て上げて、屋敷まで連れてきたのです。
貴島源一郎は「大森詩子から10億を奪ってこい、お前らコンビなんだから楽勝だろう?」と脅してきたので、二人は仕方なくグランデフォレストリゾートの大森詩子社長から10億を騙し取ろうとします。
しかし、人の良い絹咲正は、人の良さそうな大森詩子を騙す事ができず、何度も浅香澪の詐欺行為を妨害してしまいます。はたして、二人は見事に、10億円を騙し取る事はできるのでしょうか?
『清掃員の小山紗枝(村川絵梨)が絹咲正に惹かれた理由!』
清掃員の小山紗枝(演:村川絵梨)は、実は、大森詩子社長(演:広末涼子)と同性愛を育んでいた時期がありましたが、大森詩子は「いつまでも、こんな関係は続けられない」と思われて破局してしまいました。
それからは、小山紗枝はグランデフォレストリゾートの社員としてではなく、清掃員として働いて、今でも大森詩子社長を慕っていたのです。
そんな小山紗枝が、さえない社員の絹咲正(演:堺雅人)に惹かれたのは、決して好意を抱いた訳ではなくて『大森詩子に再び近くには、この人の良さそうな社員を利用するしかない』と思ったからでしょう。
「ゴミをしっかりと分別して、私のような清掃員にお疲れ様と言ってくれた社員の人は、あなたが初めてです」と言っていましたが、それは嘘の可能性がありますね。
そういった意味で言えば、彼に惹かれた理由は、元カノに近づくために利用できる道具と思えた所でしょう。
ドラマ『ダマせない男』の見所とまとめ
小山紗枝(演:村川絵梨)と大森詩子(演:広末涼子)が、意外な関係だったのは、このドラマの大きな見所でしたね。
そして、人を騙したくない男が、浅香澪(演:門脇麦)に巻き込まれて、強引に詐欺行為を手伝わされそうになるので、その無茶苦茶な関係性が、なかなか面白かったですね。
ノリとしては、リーガルハイというドラマに近いと思いますが、門脇麦さんが見事に男を騙して、企みを遂行していく演技は、見事でしたね。
わずか1話のスペシャルドラマという事だけが、残念な所です。