プン・センフォンが油断して足を失った要因とは?映画『バーニング・ダウン 爆発都市』

映画『バーニング・ダウン 爆発都市』では、爆弾処理に慣れていたハズのプン・センフォンが油断して足を失ってしまうので、油断した要因について解説します。

映画『バーニング・ダウン 爆発都市』のキャスト

中国のアクション映画『バーニング・ダウン 爆発都市』は、日本では2022年4月15日(シマネート新宿・心斎橋では2022年4月15日に先行上映)に上映されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

  • プン・センフォン(演:アンディ・ラウ)爆弾処理中に足を失ってしまう人物
  • ドン・チョクマン(演:ラウ・チンワン)プン・センフォンの相棒
  • ポン・レン(演:ニー・ニー)プン・センフォンの恋人

映画『バーニング・ダウン 爆発都市』のストーリー

プン・センフォンは、相棒のドン・チョクマンと一緒に、爆弾を処理しようとして、まずは人質になっていた二人を解放しました。なんとか2つの爆弾を同時に処理する事ができて、二人は安堵します。

プン・センフォンは、猫が電子レンジの中に入れられているのを見て『今、助けてやるからな』と頬をゆるめて、ボタンを押して扉を開けたら、何と!新たな爆弾が作動し大爆発を起こしてしまったのです!

それから、しばらくして、ある豪華なホテルで大爆発が起きて、20名近くの人間が命を落としてしまいます。ところが、その被疑者が、あのプン・センフォンという事が判明して、警察内部で大きな衝撃が走ってしまいます。

相棒のドン・チョクマンや、今まで恋人だったポン・レンは捜査から外されて、他の刑事が、逮捕したプン・センフォンを取り調べる事になりました。しかし、プン・センフォンは頭の海馬を損傷してしまい、記憶を失っていたのです。

しかし、テロ組織『復生会』の仲間たちが、プン・センフォンを奪還しにきてしまって、プン・センフォンは『俺はどうせ20名近くも殺した奴らしいから、逃げてしまおう』と考えて、逃走を図ってしまいました。

ところが、この間にポン・レンは大胆な作戦を上司に提案していて、記憶を失ったプン・センフォンに『テロ組織に加わっていたのは、潜入捜査をするためであり、テロを阻止するために一緒にいた』という嘘の記憶を脳を入れ込むように提言していました。

プン・センフォンは入院中に、嘘の記憶を入れ込まれながらも、20名も殺害したテロリストになってしまったのかと自問自答してしまいます。

その間にも、テロ組織は、今度は小型の核爆弾を香港の国際空港に仕掛けようとしていました。はたして、今度こそテロを阻止できるのでしょうか?

『プン・センフォンが油断して足を失った要因』

プン・センフォンは、爆弾を処理するのに慣れていたプロでした。しかし、不用意に電子レンジの扉を開いて、爆発に巻き込まれて片足を失ってしまいます。

片足を失ってからは、現場の復帰を認められず、性根が腐っていきました。その間に、テロ組織のリーダーから誘われてしまって、一緒にテロ行為をする事になっていったのです。

なぜ、爆弾処理のプロが、不用意に電子レンジの扉を開いてしまったのかと言えば、先に爆弾を処理したので、新たな爆弾があるとは夢にも思わなかったのではないでしょうか?

現場は、汚い集合住宅の部屋であり、凄く狭いので、そんな所に、まさか3個目の爆弾がしかけているはずがないと思って扉を開いてしまったのでしょう。

もう1つの要因として考えられるのは、今まで多くの人質は、辛そうな表情をしていして、危機迫るものがありました。それに比べて、電子レンジに入っていた猫は、可愛い表情をして、それほど困っているようにも見えません。

今までとは、全く違う状況の人質の姿に、思わず『可愛い猫だな』と油断させる効果をあって、扉を開いて爆発に巻き込まれてしまったと考えられます。

『バーニング・ダウン 爆発都市』と他の映画を比較

バーニング・ダウン 爆発都市は、制作費44億円で、中国本土の興行収入は230億円にものぼった大作です。まさに、中国の勢いを感じさせる映画ですが、日本がそんな中国と合作したアクション映画もあり、それが『マンハントです。

マンハントは、犯人を追跡する矢村聡刑事(演:福山雅治)が、逃走犯は誰かに仕組まれたものであり、もしかしたら犯人ではないかもしれないと疑ってしまいます。

そこで、矢村聡刑事は、逃走犯のドゥ・チウ弁護士(演:チャン・ハンユー)と一緒に、事件の真相に迫っていきます。ミステリードラマとは言え、派手なアクションシーンもあるので、見てみる価値はあるでしょう。

ただし、バーニング・ダウン 爆発都市ほどの派手なシーンはないので注意して下さい。

www.akira-movies-drama.com

映画『バーニング・ダウン 爆発都市』のまとめ

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引用:https://burning-down.com/

バーニング・ダウン 爆発都市を見た感想について、詳しく解説します。

映画『バーニング・ダウン 爆発都市』のオススメ層

ポン・レンは、元恋人が終身刑になってしまうと考えて、あえて嘘の記憶を入れようとしますが、元相棒のポン・レンが「そんな勝手が許されると思っているのか!」と激怒してくれます。

プン・センフォンに至らない所があったとは言え、仕事の相棒は恋人以上に、自分の事を心配してくれる映画なので、ビジネスパートナーにたいして色々と思ってしまう方には、ぜひ見て欲しい映画です。

  • ビジネスパートナーがいる方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 恋人同士:⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『バーニング・ダウン 爆発都市』の残念な所

プン・センフォンが、足を失っても現場に復帰しようとして、必死にリハビリしたのに、現場の復帰を認められず、内勤でしか認めないと言われて腐ってしまう気持ちは分かります。

しかし、今まで社会のため、人のために頑張ってきた人間が、いきなりテロリストの仲間入りをして、小型の核爆弾を使おうと提案するのは、いくらなんでも無理があるように思えてしまいました。

映画『バーニング・ダウン 爆発都市』の見所

44億円をかけて作ったアクション映画だけあって、その爆破シーンは圧巻でした。同じ上映日に、邦画で新たに出たのはアニメ映画『コナン』だったので、やっぱり邦画はアニメや実写化ばかりだなぁと思ってしまいます。

日本で、ここまでの映画を制作できるのは、これからは、そうそうないだろうなぁと思ってしまいました。子供の時に、50億円もの制作費をかけて作った『天と地と』を映画館で見た頃が、懐かしいものです(苦笑)。

それにしても、多くのガラスの破片が飛び散り、ホテルが大爆発を起こして崩れていき、橋が崩れ落ちるなど、その数多くある爆破シーンは中国映画界の底力を見た思いです。