デイヴィッドを困らせる女の手紙の内容が面白い?映画『麗しのサブリナ』

映画『麗しのサブリナ』では、サブリナ(演:オードリー・ヘプバーン)がデイヴィッドを困らせますが、その手紙の内容が面白いので詳しく紹介します。

映画『麗しのサブリナ』のキャスト

アメリカ合衆国のラブコメディ映画『麗しのサブリナ』は、日本では1954年9月17日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『麗しのサブリナ』のストーリー

サブリナは、ニューヨークに暮らすララビー家の運転手の娘でしたが、ララビー家の当主の次男 デイヴィッドに恋していました。

しかし、身分も違い、デイヴィッドの好みでもなかったので、どうする事もできません。父親からは叱責されて、ついにパリへ留学して、お料理の勉強をするハメになってしまいます。

お料理の先生は「何?その馬のしっぽは」と、長い髪の毛を紐で結んでいた事を指摘されてしまい、思い切って髪の毛をバッサリと切ってしまうのです。

サブリナは、見た目も料理の腕前も大きく変わり、ニューヨークに帰ったら、今まで相手にされていなかったデイヴィッドから「良かったら、車で送るよ」と声をかけられます。

デイヴィッドは、目的地まで送ってあげたら、そこで初めて、美しいと思った女性が、今まで相手にしてこなかったサブリナだと分かります。

今でも、サブリナの気持ちは変わらなかったので、デイヴィッドは豪華な館に招待して、二人は一緒にダンスを踊り、一気に二人の間は親密な関係になっていきました。

デイヴィッドの兄 ライナスは、最初は二人の関係を応援していましたが、次第にサブリナの美しさや天真爛漫な性格に惹かれていきます。

その事は、弟のデイヴィッドも薄々感じ取りますが、ライナスは弟の恋路を邪魔してはいけないと思って、二人が出発できる船のチケットを用意してあげました。

しかし、なぜかデイヴィッドは、その船に乗ろうともしなくて、兄のライナスは困惑してしまいます。はたして、デイヴィッドは何を考えているのでしょうか?

『デイヴィッドを困らせる女の手紙の内容』

サブリナは、デイヴィッドを忘れる事もできず、パリへ旅立ってしまいますが、そこから父宛に手紙を送りました。

そこには『もう、デイヴィッドの事は考えません』と書いてあり、身内は「それがいい」と言いますが『夜以外は』と書かれていたので「よくない」と突っ込んでしまいます。

しかし『デイヴィッドの写真を破りました』と書いてあったので「それはいい」と安心した所で『セロハンテープを航空便で送って下さい』と書いてあり「よくないわ」と身内は頭を抱え込んでしまいます。

パリでセロハンテープを買わずに、わざわざニューヨークの親に送って欲しいと書くあたりは、なかなか面白いですね。まだ、デイヴィッドを愛していると主張したいと思いますが、こんな手紙を渡されたら、親も困るでしょう(苦笑)。

麗しのサブリナ』と他の映画を比較

伝説的な女優のオードリー・ヘプバーンが出演した『麗しのサブリナ』に比べれば、知名度はかすむかもしれませんが、映画『俺物語!!』も、なかなかツッコミどころの多いラブコメディ映画で、見ていて面白いです。

特に、ブサイクな剛田猛男(演:鈴木亮平)が、美女の大和凛子(演:永野芽郁)から好かれますが『あの子が自分の事を好きになってくれる訳がない』と親友になんども譲ろうとするのは、少し微笑ましくて笑ってしまいますね。

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映画『麗しのサブリナ』のまとめ

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引用:https://www.amazon.co.jp/

麗しのサブリナを見た感想について、詳しく解説します。

映画『麗しのサブリナ』のオススメ層

この映画は、恋愛映画だけではなく、兄弟愛についても描かれているので、恋人同士だけではなく、兄弟で一緒に見てみるのも悪くはありません。

デイヴィッドは、頭が悪い男ですが、意外と心の優しい性格をしているので、見ていて微笑ましくなります。

  • 恋人同士:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 兄弟同士:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『麗しのサブリナ』の残念な所

サブリナは、最初はデイヴィッドを好きだったのに、途中からライナスも好きになってしまって、少しフワフワとした性格をしているので、男目線で言わせてもらえれば、もう少しだけしっかりして欲しいなぁと思ってしまいました。

映画『麗しのサブリナ』の見所

オードリー・ヘプバーンが出演しているので、お堅い恋愛映画かと思っていたら、笑える所が数多くあって、特に手紙の内容を読み上げる所は笑ってしまいました。

少し、サブリナの性格が浮いているようにも見えてしまいますが、周りが振り回されながらも、一人の女性に夢中になってしまうのは、いかにサブリナという女性が素晴らしい女性なのか?よく描かれていました。

まさに、タイトル通りで、麗しのサブリナといった所なのでしょう。