ライザが真っ先にブラームスの異常さに気づけた訳を紹介!映画『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』

映画『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』では、ライザが家族の中で、真っ先にブラームスの異常さに気づくので、その要因について解説しましょう。

映画『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』のキャスト

アメリカ合衆国のホラー映画『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』は、2020年2月21日に上映されました。

監督&脚本

  • 監督:ウィリアム・ブレント・ベル
  • 脚本:ステイシー・メニヤー

登場人物&俳優

  • ジュード(演:クリストファー・コンヴェリー)新居の外で人形を拾う少年
  • ライザ(演:ケイティ・ホームズ)ジュードの母親
  • ショーン(演:オウェイン・イオマン)ジュードの父親
  • ジョセフ(演:ラルフ・アイネソン)森の所有者
  • リアム(演:オリヴァー・ライス)ジュードの親戚

映画『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』のストーリー

ジュードは、暗がりの部屋で母親のライザを驚かせる困った少年でしたが、ある夜、強盗が入ってきて、ライザは頭を殴られてしまいます。

その光景を目の当たりにしたジュードはショックで喋る事ができなくなり、ライザも悪夢を何回も見るようになりました。ライザの夫 ショーンは『自分が留守にしていたせいで』と責任を感じて、心機一転のつもりで新居に移り住む事にしました。

ジュードは、新居の近くの外を歩いていたら「ジュード…ジュード……ジュード」と、自分を呼ぶ声が聞こえてきて、何かに誘われるように、土を掘り続けたら、そこに薄気味悪い人形が出てきたのです。

ライザは、その人形が薄気味悪くて捨てたいと思っていましたが、ジュードが人形に喋りかけるようになったので、夫から「あの人形を捨てないよな?」と聞かれて「もちろん」と夫婦で喜び合います。

ジュードは、人形をブラームスと名付けて、人形が何をしたいのか分かるようになっていきます。近隣に住むジョセフは、人形について何かを知っているようで、心配してジュードに話しかけますが、ライザが来たので、すぐに帰っていきました。

ジュードが立ち直っていくかのように見えましたが、あの人形を家に入れてから、勝手にテレビが付いたり、大きなテーブルが逆さまにひっくり返ったりして、不気味な現象が続いてしまいます。

ライザは、なんとかして人形を捨てようとしますが、人形に支配されたジュードが、母親に向かって銃を向けてしまうのです!はたして、ライザの運命はどうなってしまうのでしょうか?

『ライザが真っ先にブラームスの異常さに気づけた訳』

ライザは、強盗に襲われてしまい、家族の中で誰よりも、恐怖に敏感になっていました。そのため、ショーンが人形にほぼ無警戒だったにも関わらず、ライザだけは『あの人形は薄気味悪い』と気づけたのでしょう。

ブラームスは、人形に魅せられてしまい、ゆっくりと心を支配されていきました。途中から、この人形は恐ろしい存在だと気付きましたが、それはライザよりも少し遅かったのです。

恐怖を味わったという意味では、ライザだけではなくジュードも同じでしたが、子供のジュードよりも、大人のライザのほうが正しい判断能力があるので、ブラームスの異常さや恐ろしさに気づけたと考えられます。

『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』と他の映画を比較

映画『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』では、人形が恐ろしい惨劇を招きますが、映画『アナベル 死霊人形の誕生』でも、次々に人々を襲っていきます。

しかし、アナベルはいかにも作り物のストーリーや演出という感じがあるので、ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~のほうが心霊現象としてリアルに感じられて良いですね。

実際に、人形が少しだけ動くシーンは、日本の心霊現象と共通する所があるので、そのリアリティーは惹きつけられるものがあります。

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映画『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』のまとめ

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引用:https://www.amazon.co.jp/

ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~を見た感想について、詳しく解説します。

映画『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』のオススメ層

少年のジュードが、人形を拾ってから、精神が異常になっていくので、親子そろって見るのは少し怖い映画かもしれません。

しかし、人間の怖さが丁寧に描かれているので、人形系のホラー映画が好きな方には、ぜひともオススメしたい作品ですね。

  • ファミリー層:⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』の残念な所

ライザが、息子のジュードを信じてあげず、親子の間に亀裂が走ってしまうのは、残念でしたね。

自分の息子ですから、もう少し信じてあげればいいのにと思ってしまいますが、人形がするとは思えないので、仕方のない所かもしれません。

ジュードは「ブラームスを怒らせないで」と紙に書いて、頼み込みますが、母親が「一緒、そこに座ってなさい」と言い放ってしまい『うわ、すごいスパルタだなぁ』と苦笑いするほど、見るのがしんどいシーンでした。

映画『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』の見所

アナベルやチャッキーとは違って、ブラームスの場合には、顔が一瞬だけ動いて恐怖感をあおるような演出なので、日本人好みのホラー映画です。

洋画というよりは、ジャパニーズホラーに近いシーンが多いので、洋画ホラーが苦手な方でも見やすい映画と言えるでしょう。

親戚のウィルが、ジュードたちに嫌がらせをしてしまい、人形が顔で指図をして、とがった木の杭でウィルが串刺しになった時は思わず『ざまぁみろ』と思ってしまいましたね。

あれこそ、自業自得と言える行為であり、しっかりと反省して欲しいものです。まぁ実際には、そこまでは望みませんが、映画の中ではあっても良いでしょう。