ジョニーがワガママな甥ジェシーと仲良くなれたキッカケとは?映画『カモン カモン』

映画『カモン カモン』では、ジョニーがワガママな甥と仲良くなれたキッカケがあったので、詳しく紹介しましょう。

映画『カモン カモン』のキャスト

アメリカ合衆国のドラマ映画『カモン カモン』は、日本では2022年4月22日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『カモン カモン』のストーリー

ヴィヴは、とても可愛がっている息子ジェシーがいて、まだまだ幼くて、髪の毛はクルクルっとしたパーマのようなクセ毛で、女の子のような可愛らしい顔立ちでした。

ところが、夫の面倒を見るために、病院へ行かなくてはいけなかったので、兄のジョニーに「しばらく、ジェシーの面倒を見て」と頼む事になります。

ジョニーは、なんとかジェシーの面倒を見てあげようとしますが、朝から大音量のボリュームで音楽を聞いたり、食べ物の好き嫌いが激しかったりして、頭を抱え込んでしまいます。

ついに、買い物をしている間に、ジェシーがいきなりいなくなって『しまった』と慌てたら、いきなり「わ!」と驚かせてきたので「本当に心配したんだぞ」と怒鳴ってしまったら、ジェシーはふてくされてしまうのです。

ジョニーは、困り果てて、ヴィヴに電話をしますが「私も、そういう事があったわ。でもね、時には、相手が子供でも、大人として見てあげて」と頼まれてしまい、ジョニーはジェシーとトラブルがあり、自分のほうが悪いと思ったら、素直に謝るようになりました。

そうしたら、ジェシーも素直に謝るようになり、どちらが大人で、どちらが子供になっているのか?分からない関係になっていきます。

病院では、ヴィヴの夫ポールの症状は悪くなる一方で、ついに精神科の病室に入れる事になり、ジョニーとジェシーが二人っきりでいる期間が長期化してきました。

さすがのジェシーも寂しく感じてしまい「ママと会いたい」と言いますが、はたしてジョニーは、このピンチを乗り切る事ができるのでしょうか?

『ジョニーがワガママな甥と仲良くなれたキッカケ』

ジョニーは、ジェシーがワガママで何をするのか分からなくて、困り果ててしまいますが、妹の助言で、相手が子供であっても、一人の人間として見るようにします。

それは、相手が小さな子供であったとしても、自分も悪い所があったら、素直に相手に謝る事を意味していました。

ジョニーが、謝るようになったら、ジェシーも悪いと思ったら謝るようになり、二人は次第に仲良くなれるようになります。

恐らく、ジェシーは『自分の事を大事に思ってくれている上に、一人前の男として見てくれたんだ』と思って、仲良くするようにしたのでしょう。

ヴィヴは、兄に息子を任せっきりで、少し無責任のように感じてしまう人はいるかもしれませんが、的確なアドバイスをする事ができて、やはり母親としてヴィヴを長く見てきただけの事はあるなぁと思いましたね。

『カモン カモン』と他の映画を比較

ジョニーと甥のジェシーが、まるで実の親子のように、いがみあったり仲良くなったりしていましたが、映画『とんび』では父親(演:阿部寛)が息子(演:北村匠海)にある事を隠そうとして、苦しい思いをします。

しかし、その秘密を守らなければ、息子が凄く傷つくので黙っていましたが、しまいには息子から「父さんが死ねば良かったんだ」と暴言まで吐かれてしまうのです。

親子の絆は、もろい部分もあれば、鉄よりも頑丈にも見える所もあるので、親子で一緒に見たい映画を探している場合には『カモンカモン』だけではなく『とんび』もオススメですね。

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映画『カモン カモン』のまとめ

引用:https://happinet-phantom.com/cmoncmon/

カモン カモンを見た感想について、詳しく解説します。

映画『カモン カモン』のオススメ層

ある男が、甥と一緒に生活していく上で、実の親子以上に固い絆で結ばれるので、親子の関係が上手くいかず悩んでいる方には、オススメしたい映画ですね。

ただし、少し年配の人と子供ばかりが出る映画なので、若年層よりは、中年層やキッズのほうがオススメの作品と言えます。

  • ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『カモン カモン』の残念な所

序盤では、ジョニーが多くの移民たちに「アメリカ合衆国とは、どういう国だと思うか?」とインタビューする所ばかりで、少し映画っぽくない感じがして、退屈な感じがしました。

そして、カラーではなくモノクロなので、少し古臭く感じてしまって、物足りなく感じる方はいるかもしれないので注意したほうが良いでしょう。

映画『カモン カモン』の見所

退屈に感じるシーンは多くありましたが、ワガママな甥に対して、どう接していけば良いのか?それが丁寧に描かれていて、好感が持てる映画でした。

モノクロに描かれていましたが、古臭く感じないので、そのギャップが魅力的に見える映画したね

そして、ジェシーは男の子なのに、女の子のように可愛らしく見えるので、きっと多くの女性も、その可愛さに見とれてしまうかもしれません。実際に、映画館では年配の人と女性たちばかりだったので、年配の人や女性たち向けの映画と言えます。