玉山鉄二が松山ケンイチに提案した最低な遊び?映画『ノルウェイの森』

映画『ノルウェイの森』では、永沢(演:玉山鉄二)がワタナベ(演:松山ケンイチ)に最低な遊びを提案してしまうので、詳しく紹介しましょう。

映画『ノルウェイの森』のキャスト

日本の恋愛映画『ノルウェイの森』は、年に公開されました。

監督&脚本&原作

  • 監督:トラン・アン・ユン
  • 脚本:トラン・アン・ユン
  • 原作:村上春樹

登場人物&俳優

  • ワタナベ(演:松山ケンイチ)直子との恋愛に悩まされる大学生
  • 直子(演:菊地凛子)ワタナベの彼女
  • 緑(演:水原希子)彼氏がいながら、ワタナベも好きになる女子大生
  • キズキ(演:高良健吾)直子の元彼だが自殺して命を失う
  • 永沢(演:玉山鉄二)危険な遊びを楽しむ人物
  • レイコ(演:霧島れいか)阿美寮に入所している女性
  • ハツミ(演:初音映莉子)永沢と付き合っていた女性

映画『ノルウェイの森』のストーリー

ワタナベには、大事なキズキという親友がいましたが、彼は車内でガス自殺を図ってしまい、命を落としてしまいました。

少し心が空っぽのような状態になり、読書ばかりの毎日を送っていましたが「永沢さん、百人の女と寝たって本当ですか?」と聞いてみたら「大げさだよ、せいぜい70人ぐらいだ、よかったら、これから一緒に女と遊んでみるか?」

永沢は、危険な遊びを楽しむ男でしたが、ワタナベは永沢の不思議な魅力に惹きつけられていきました。そんなある日、キズキと付き合っていた直子に「東京で何しているの?」とと話しかけて「少し歩かない?」と誘われます。

二人は、お互いに心の隙間を埋めるかのように、深い関係に堕ちてしまいましたが、直子は、なぜか初体験だったのです。ワタナベは「キズキとしなかったの?」と聞くと、激しく泣かれてしまい「ごめん、きくべきじゃなかった」

実は、直子は、キズキと一緒に深い関係になりたかったのに、なぜか濡れなかったので、大人の関係を結べませんでした。しかし、ワタナベを思うと、なぜか濡れてしまい、深い関係に堕ちてしまったのです。

しかし、直子の心は大きく傷つき、遠い所で阿部寮に入り、女友達のレイコと一緒に住み始めます。

ワタナベは『自分が無神経な事を言ったせいだ』と思い定期的に直子のもとを尋ねますが、同じ大学の緑に誘われてしまい『自分はどうするべきか』と心が揺れ動きます。

緑は彼氏がいたにも関わらず「あなたの事を思っていたのよ」と言い出すので「でも、君には彼氏がいるじゃないか」と言い返して、直子への愛を貫こうとしました。

ところが、直子は自殺を図ってしまい、ワタナベは暗闇の底へ突き落とされるかのように、茫然自失の状態に陥ってしまいます。

そんな時に、緑と電話で話しをしようと思いますが「今、どこにいるの?」と言われた時に「僕は、今どこにいるんだろう」と自分の居場所が分からないほど、自分の心は打ち砕かれていました。はたして、ワタナベは立ち直る事ができるのでしょうか?

玉山鉄二松山ケンイチに提案した最低な遊び』

永沢(演:玉山鉄二)がワタナベ(演:松山ケンイチ)と一緒に渋谷のバーでお酒を飲んで、二人の短大の女と知り合い、それぞれ2対2でホテルの部屋で泊まってしまいます。

ところが、夜中になり、永沢は密かにワタナベに「女を取り替えようぜ?」と最低な遊びを提案してしまって、その提案に乗ってしまいました。ワタナベは永沢の部屋に途中で寝て、永沢はワタナベの部屋で寝てしまったのです。

ワタナベは、その事を永沢の彼女のハツミから「どうして、そんな事をするの?」と問い詰められてしまい「時々、彼女とは違う女の子と寝てみたくなるんです」「そういう種類の女の子と付き合わないほうが良いと思うの」

ワタナベは、彼女と一緒に寝られなくなったので、その我慢を抑えきれずに、他の女と寝て解消していました。しかし、それだけでは飽き足らず、最低な遊びまでしてしまい、ハツミに軽蔑されてしまうのです。

ノルウェイの森』と他の映画を比較

ノルウェイの森では、恋人の死が周りの人間の運命を大きく変えていきますが、映画『余命10年』でも高林苿莉(演:小松菜奈)が余命10年と宣告されてしまい、恋人の真部和人(演:坂口健太郎)の人生を大きく狂わせていきます。

余命が残りわずかな女性と付き合う映画は、人気が高くて食傷気味という感じもしますが、やはり感動してしまう内容なので、一度は見てみる価値があるでしょう。

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映画『ノルウェイの森』のまとめ

引用:https://www.amazon.co.jp/

ノルウェイの森を見た感想について、詳しく解説します。

映画『ノルウェイの森』のオススメ層

村上春樹先生の名作中の名作と言われるノルウェイの森を実写化した映画なので、恋愛映画が好きな方だけではなく、村上春樹ファンの方にもオススメしたい作品ですね。

ただし、大人びた発言が多いので、子供が見る映画ではないので、家族で一緒に見たい人は、注意が必要です。

  • 村上春樹ファン:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『ノルウェイの森』の残念な所

永沢がワタナベと危険な遊びをしたのに、そのシーンが見られなかったのは、少し残念でした。ほんの一瞬だけの回想シーンでは、やはり物足りない感じです。

男性陣の俳優や、緑役の水原希子さんは原作のイメージとピッタリでしたが、直子役は、少しイメージと違う感じがしました。

ネットでは、高評価ですが、自分はどうもイメージと違って少し残念な所です。もちろん菊地凛子さんは素敵な女優さんだと思っていますが、何か直子役という感じではないですね(個人的な感想)。

やはり、原作では、直子は美少女のイメージがあったのに、菊地凛子さんでは大人の女性という感じなので、そこに違和感を抱いたのかもしれません。

映画『ノルウェイの森』の見所

ノルウェイの森の静寂さや、若者たちの欲望の暴力みたいなものが感じられる映画で『よくぞ、ここまでの映画に仕上げてくれた』という感じですね。

松山ケンイチさんの落ち着いた雰囲気は、ワタナベにピッタリで、海岸に泣き叫ぶシーンでは、もう少し大きめの声で収録したほうが良かったかなとは思いました。

しかし、ここまで若者の猛々しい欲望を美しく描いていたので、今後も、こういう恋愛映画を作って欲しいものです。