映画『トップガン』では、ヴァイパーが、ショックを受けたマーヴェリックを早く飛行させるように命じるので、その理由について紹介しましょう。
映画『トップガン』のキャスト
アメリカ合衆国のアクション映画『トップガン』は、日本では1986年12月6日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:トニー・スコット
- 脚本:ジム・キャッシュ&ジャック・エップス・ジュニア
登場人物&俳優
- マーヴェリック(演:トム・クルーズ)友人の死にショックを受ける海軍大尉
- クーガー(演:ジョン・ストックウェル)空を飛ぶ事が怖くなったパイロット
- シャーロット(演:ケリー・マクギリス)マーヴェリックと親密になる教官
- アイスマン(演:ヴァル・キルマー)マーヴェリックを厳しくさとす人物
- グース(演:アンソニー・エドワーズ)マーヴェリックの親友
- ヴァイパー(演:トム・スケリット)落ち込むパイロットを励ます上官
映画『トップガン』のストーリー
アメリカ合衆国の戦闘機のパイロットとして、マーヴェリックは、クーガーやグースと一緒に空を飛んでいましたが、マーヴェリックは意識がもうろうとして墜落寸前に陥ってしまって、空を飛ぶのが怖くなり自主退官してしまいます。
これにより、マーヴェリックとグースたちは、ミラマー海軍航空基地のエリート航空戦訓練学校…いわゆるトップガンで、エリートのパイロットになるべく仲間たちと競い合う事になります。
マーヴェリックは、バーで綺麗なシャーロットに一目惚れして、口説いてしまいますが、それはトップガンの講師でした。二人は、プライベートで次第に親密になりますが、授業中に「無謀」とわれて、頭に来てバイクで走りさろうとします。
しかし、シャーロットが駆け寄って来て、二人っきりになった所で「あなたを好きな事が、周りに気づかれるのが怖かったのよ」と打ち明けられてしまい、思わず二人はキスしてしまい、家の中に入り、深い関係に堕ちてしまいました。
マーヴェリックは、クーガと共に、強力なライバルであるアイスマンと競い合おうとしますが、思いがけない事故が起きてしまい、戦闘機は墜落してしまいます。
二人はパラシュートで脱出しますが、不運にもクーガは戦闘機のガラスに衝突してしまい、顔から大量の血が流れて出てしまって、命を落としてしまいました。
マーヴェリックは大きなショックを受けますが、ヴァイパー上官は「あいつを飛ばせろ、すぐに」と言います。しかし、マーヴェリックはロクに空を飛べないまま、緊急事態が起きて、マーヴェリックやアイスマンたちは出撃して敵機と撃ち合います。
しかし、マーヴェリックは恐ろしくなり戦線から離脱しようとしてしまい、仲間たちから「何をやってる!戻るんだ」と叫ぶ中で「クーガ、俺はどうしたら」と悩んでしまいます。はたして、マーヴェリックは仲間を見捨ててしまうのでしょうか?
『ヴァイパーがマーヴェリックを早く飛行させた理由を解説』
マーヴェリックは、親友を失ってしまい、それがトラウマとなり空を飛ぶ事は過酷に見えてしまいます。
しかし、上官のヴァイパーは「あいつを飛ばせろ、すぐに」と言って、マーヴェリックはまともに飛行できない状態が続いてしまいますが、構う事もなく「飛ばし続けろ」と命じてしまいます。
なぜ、これほど急いだのか?それは時間が過ぎていけば、いくほどトラウマの恐怖は増幅されていくと考えて、そうならないうちに、恐怖心に打ち勝って欲しいという思いから、早く飛行するように命じたのでしょう。
もしも、気を使って空を飛ばないようにしたら、そのうち、マーヴェリックも自主退官を申し出ると思った所もあります。実際に、マーヴェリックは辞めようとするシーンもあるので、ヴァイパーは色々と考えての発言だったと思いますね。
参照元:https://www.shinjuku-stress.com/column/psychosomatic/broken-heart/
実際に恋愛によって、大きなショックを受けた場合には、その傷の痛みが増幅されてしまい、命を絶ってしまうケースがあります。
そのような事から、ヴァイパーは、マーヴェリックを早い時期から飛ばさせて、自信を回復させたかったのでしょう。
『トップガン』と他の映画を比較
洋画の伝説的なアクション映画『トップガン』の続編が、ついに2022年5月27日に、日本で上映されます。
続編『トップガン マーヴェリック』では、今作のラストシーンで、マーヴェリックが「私はトップガンの教官になりたいと思います」と言っていた通りに、教官になる事ができます。
しかも、それを後押ししたのが、今作でライバルとなって競い合ったアイスマンでした。次回作でも、無鉄砲で不屈の精神を見せてくれるのか?期待したい所ですね。
映画『トップガン』のまとめ
トップガンを見た感想について、詳しく解説します。
映画『トップガン』のオススメ層
トップガンは、戦闘機が撃ち合う映画ですが、しっかりと恋愛で男女が結ばれるシーンもあるので、男性だけではなく女性が見ても面白いと感じる事でしょう(個人差はあります)。
しかも、当時大ヒットした曲が何度も流れるので、音楽好きの方にも、オススメしたい映画ですね。
- 音楽が好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 男性:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 女性:⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『トップガン』の残念な所
マーヴェリックの親友たちが、次々に離脱していく事になり、なかなか辛いシーンが多かったですね。
それは、個人差があるので良いとは思いますが、少し吹き替えがひどいかなと思いました。
トム・クルーズさんの声とあまりにもかけ離れていて、若すぎる声だったので、これなら字幕のほうが良いなと思える映画です。
映画『トップガン』の見所
伝説とも言える名曲が、何度も流れるので、これこそ『トップガンだよなぁ』と思える映画です。自分は、世代が少し違いますが、この歌が好きで、若い頃はよく車のドライブ中に聴いていた曲でした。
戦闘機で撃ち合うシーンは、なかなか迫力がありますし、マーヴェリックが夕焼けの中で、道路をバイクで颯爽(さっそう)と走るシーンはカッコよくて良かったですね。