映画『愛がなんだ』では、坂本葉子(演:深川麻衣)が考えを改めて格下男に優しくしようとするので、その理由について詳しく紹介します。
映画『愛がなんだ』のキャスト
日本の恋愛系のロマンス映画『愛がなんだ』は、2019年4月19日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- 山田テルコ(演:岸井ゆきの)田中マモルに執着する女性
- 山田テルコ-少女時代(演:根本真陽)山田テルコが夢見がちだった少女時代
- 田中マモル(演:成田凌)山田テルコを利用しがちな男性
- 坂本葉子(演:深川麻衣)山田テルコの親友
- ナカハラ(演:若葉竜也)坂本葉子を好きな男性
- テルコの同僚(演:穂志もえか)山田テルコの同僚
- マモルの友人(演:中島歩)田中マモルの友人
- テルコの上司(演:片岡礼子)山田テルコの上司
- 葉子の母(演:筒井真理子)坂本葉子の母親
- 塚越すみれ(演:江口のりこ)性格が、がさつな女性
映画『愛がなんだ』のストーリー
山田テルコは、田中マモルから電話がかかってきたので、彼のもとへすっ飛んでいき、いそいそと料理を作り、さらにゴミまで捨てようとします。
それを見ていた田中マモルは「そんなの良いのに」と言いますが「いいよ、気にしないで食べていて」と言われます。
田中マモルは「そろそろ帰ってくれないかな?今日はありがとう」と言って、半ば強引に山田テルコを部屋から追い出してしまうのです。
親友の坂本葉子は、その話を聞いて「風邪ひいて、飯作れって、そいつ、何様?しかも、こんな夜遅くに女を放り出すなんて」と怒り出しますが、それでも山田テルコは田中マモルをかばおうとします。
しかし、坂本葉子もナカハラを良いように利用しているので、まるで田中マモルが山田テルコと同じような事をしていました。田中マモルは、自分に尽くしてくれる山田テルコよりも、がさつな性格の塚越すみれに恋をするようになってしまいます。
あまりのひどい展開に、坂本葉子は田中マモルに「お前はイカれている」と文句を言ってしまい、田中マモルは自分のしている事をようやく自覚して、山田テルコに「付き合っていないけど、こんな事を言うのは変だけど、別れよう」と言い出します。
山田テルコは「何それ、もしかして自意識過剰?そりゃマモちゃんを好きな時期はあったけど、今はそんなじゃないから、それよりもイケメンを紹介してよ」と言いだして、田中マモルは「よかったぁ、自分の思い過ごしかぁ」とホッとします。
ところが、山田テルコは諦めたふりをして、あくまでも田中マモルと会い続ける口実を作ろうとしていました。はたして、このような事をして、山田テルコは幸せになれるのでしょうか?
『坂本葉子(演:深川麻衣)が考えを改めて格下男に優しくした訳』
坂本葉子(演:深川麻衣)は、ナカハラを良いように利用してしまい、ついにナカハラは坂本葉子を忘れようとします。
実は、坂本葉子の母親は、妾のような扱いを受けていて、夫が他の女性との間に作った子供の写真を見せられた事がありました。坂本葉子は、父親が自分の母親を格下と思って扱っている事に、不満を抱いていました。
山田テルコは、その話を知っていたので「葉子ちゃんがしている事は、あれだけ嫌っていたお父さんと一緒じゃない」と怒ってしまいますが「あんな父親と一緒にしないでよ」と怒られてしまいます。
しかし、後になり、考えを改めて、ナカハラの個展会場まで足を運んで、会いに行ってあげます。
坂本葉子が考えを改めのは、軽蔑していた父親と一緒にはなりたくないと思ったからでしょう。それなら、最初に山田テルコに反発したのはなぜかと言えば、すぐに自分が父親と同じ事をしていると認めたくなかった可能性が高いです。
『愛がなんだ』と他の映画を比較
成田凌さんは、少し変わった役を演じていましたが、映画『まともじゃないのは君も一緒』でも、予備校の教師として変わった男性を演じていました。
この映画では、生徒役の清原果耶さんから、ビシバシと厳しい事を言われる上に、好きな人と付き合うための道具として利用されてしまいます。
二人のやりとりは、少しずれていますが、そのずれ方が凄く面白いので、ラブコメディが好きな方には是非オススメしたい映画です。
映画『愛がなんだ』のまとめ
愛がなんだを見た感想について、詳しく解説します。
映画『愛がなんだ』のオススメ層
山田テルコ(演:岸井ゆきの)が、なんの取り柄もない男を好きになってしまって、どんな手段を使っても、一緒にいたいと思ってしまうので、今までと違う恋愛映画を見たい方には、オススメの映画ですね。
男性目線では、到底理解できない所がありますが、微妙に揺れ動く女心が丁寧に描かれているので、どちらかと言えば女性寄りの恋愛映画と言えます。
- 男性:⭐️⭐️⭐️
- 女性:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『愛がなんだ』の残念な所
坂本葉子(演:深川麻衣)が、父親を軽蔑しておきながら、自分も同じ事をしてしまっているので、人間というのはそんなものかなぁとは思いますが、そこが少し残念な所でしたね。
山田テルコの恋路を邪魔するような事を言ってしまいますが、それも親友のためと思っての行動だったのかもしれません。
映画『愛がなんだ』の見所
山田テルコの行動が理解できない映画ですが、それが逆に惹きつけられる魅力になっていて、今までの映画とは違う展開で面白みはありました。
さらに、岸井ゆきのさんが肌を露出して、大人の女優として挑んだシーンが数多くあるので、岸井ゆきのファンには、必見の映画になっているのも大きな見所ですね。