オードリー・ヘプバーンはヒトラーにより強くなった?映画『オードリー・ヘプバーン』

映画『オードリー・ヘプバーン』では、オードリー・ヘプバーンが意外にもヒトラーの横暴によって、強い女性になっていくので、詳しく紹介しましょう。

映画『オードリー・ヘプバーン』のキャスト

イギリスの映画『オードリー・ヘプバーン』は、日本では2022年5月6日に劇場公開されましたが、映画館では2022年5月20日から公開されました。

監督&脚本

  • 監督:ヘレナ・コーン
  • 脚本:ヘレナ・コーン
  • 製作:ニック・タウシグ&アナベル・ウィゴダー

登場人物&俳優

  • オードリー・ヘプバーン:伝説なった大女優
  • メルファーラー:オードリーの初めての夫で、俳優として活躍
  • アンドレアマリオドッティ:オードリーの二人目の夫で、女グセが悪い
  • ロバートウォルダース:オードリーを支える恋人

映画『オードリー・ヘプバーン』のストーリー

伝説的な女優となったオードリー・ヘプバーンは、父親は外交官で、母親はインドの総督の娘で、意外にも貴族の娘でした。

何の不自由もない生活を送れるかと思われましたが、二人がヨーロッパに戻った時に、ナチスドイツの大進撃が始まって行き、やがて両親は離婚してしまいます。

オードリー・ヘプバーンが10歳の頃、オランダのレジスタンスの前でダンスを披露して、レジスタンスの連絡係りも務めていて、それはまさに波乱万丈な少女時代でした。

しかし、1945年になり、ようやく苦しい第二次世界大戦が終わり、彼女は自由の身となりますが、バレエの経験にブランクがあり、生活費の糧(かて)として映画に出るようになり、その間にダンスの練習を続けていました。

やがて、周囲から認められるようになり、映画『ローマの休日』に主演として表舞台に出たら『なんというスターが現れたんだ!』ともてはやされるようになり、多くの仕事が舞い込んでいきます。

しかし、私生活ではうまくいかず、メルファーラーと結婚しても、二人の間は冷め切っていたのに、子供たちの事を考えて、無理に結婚生活を続けたあげく、ついに離婚。

二人目の夫 アンドレアマリオドッティは、女グセの悪い男であり、不倫している所をパポラッチに撮られてしまい、あまりのショックに嘆き悲しみ、再び離婚してしまいました。

それでも、新たな恋人 ロバートウォルダースが、彼女を支え続けていき、やがてオードリー・ヘプバーンは自分と同じ戦争の苦しみを味わう子供たちを助けるべく、ユニセフの力になろうとします。

はたして、その先にオードリー・ヘプバーンは何を見たのでしょうか?

オードリー・ヘプバーンヒトラーにより強くなった理由』

オードリー・ヘプバーンの両親は、最初こそヒトラーを賞賛していましたが、やがてナチスドイツは戦争をしまくってしまい、両親の関係も冷え切ってしまい離婚してしまいました。

オードリー・ヘプバーンはオランダに逃げ込みますが、そのオランダにもナチスドイツが進撃していき、長きに渡りオランダは占領されてしまいます。

その間に、オードリー・ヘプバーンは不屈の精神力をもって、飢えにも耐えて、懸命にダンスを踊っていきました。みんなの前で、踊りを披露する時だけが、この苦しい現実から目をそらせる時だったからです。

皮肉にも、オードリー・ヘプバーンを苦しめていたヒトラーの横暴が、彼女を強い女性にしていって、伝説的な女優になった訳ですね。

オードリー・ヘプバーン』の出演作を紹介

オードリー・ヘプバーンは、多くの名作に出演していて、半世紀経った今でも『ローマの休日』や『ティファニーの朝食を』は、多くの方たちから支持されています。

なぜ、半世紀たったいまでも、オードリー・ヘプバーンは、ここまで支持されるのか?それを知りたい方は、彼女が出演してきた映画を見てみる事をオススメします。

下の内部リンクでは、オードリー・ヘプバーンの映画ベスト7を紹介しているので、良かったら、ご覧になってみて下さい。

www.akira-movies-drama.com

映画『オードリー・ヘプバーン』のまとめ

引用:https://audrey-cinema.com/

オードリー・ヘプバーンを見た感想について、詳しく解説します。

映画『オードリー・ヘプバーン』のオススメ層

オードリー・ヘプバーンが女優として頑張っていく時期や、ユニセフのもとで慈善事業をがんばっていく時期などを見られるので、女優を目指す方から慈善事業に興味を抱く方たちには、オススメの映画です。

ヨーロッパの歴史も少し紹介されていくので、歴史に興味がある方が見ても、悪くない作品ですね。

  • 女優を目指す方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 慈善事業に興味がある方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『オードリー・ヘプバーン』の残念な所

自分はてっきり、誰かがオードリー・ヘプバーンの役を演じて行き、女優としてスターダムを駆け上がっていく所を見られるのかと思っていました。

しかし、遺族たちが、オードリー・ヘプバーンはどういった人生を歩んでいったのか?それを解説していきながら、昔のフィルムが細切れのように流れていくだけなので、かなり物足りない感じがありましたね。

映画『オードリー・ヘプバーン』の見所

オードリー・ヘプバーンは、映画でしか見た事がなかったので『これだけ可愛らしくて、素敵な笑顔を振りまけるので、きっと恵まれた人生なんだろう』と思っていましたが、ここまで苦労している方だとは思いませんでした。

さらに、男運もなくて、二人の夫に苦しめられて、なぜオードリー・ヘプバーンが、ここまで強い女性なのか?それがよく分かる内容だったので、それが分かるのが今作の大きな見所ですね。