宮田夏月役(演:福本莉子)の心配を神尾楓珠が無視する?映画『20歳のソウル』

映画『20歳のソウル』では、ので、宮田夏月役(演:福本莉子)が恋人の浅野大義(演:神尾楓珠)を心配しますが、無視されるので詳しく紹介します。

映画『20歳のソウル』のキャスト

日本のヒューマン映画『20歳のソウル』は、2022年5月27日に公開されました。

監督&脚本

  • 監督:秋山純
  • 脚本:中井由梨子
  • 原作:中井由梨子

登場人物&俳優

映画『20歳のソウル』のストーリー

浅野大義は、体育館で部活をする事になったと聞いていたので、部員たちと一緒に向かいますが、そこでは多くの生徒たちがヨサコイをしていて『何だ、これは?』と戸惑ってしまいます。

すぐに、音楽の顧問 高橋健一に抗議しますが「吹奏楽部員がヨサコイをしてはいけないという決まりはない」と言われてしまい『やってられるか』と不機嫌になってしまうのです。

しかし、市立船橋高校の大きな旗を振る姿を見たら『カッコいい』と思ってしまい、浅野大義もいつか、あんな旗を降ってみたいと思うようになります。

校庭では、野球部員の滝沢翔がレギュラーを外されて、応援する気持ちを失っていたので、浅野大義は『俺が、野球部員を奮い立たせるテーマソングを作って見せる』と思い立ち、佐伯斗真と相談しながら、ついに野球部員を奮い立たせる曲が完成。

この曲が、のちに『市船soul』と呼ばれるようになり、野球部は後少しで準々決勝といいう所まで進むというほどの快進撃を見せました。

浅野大義は、高校を卒業する事になりますが、今まで吹奏楽部を引っ張ってくれた高橋健一先生に向かって「僕が、タカケンの跡をつぎます」と言い放ち「おぉ、なれるもんなら、なってみろ」と笑い合います。

やがて、浅野大義は宮田夏月と付き合いながら、作曲活動を続けていきますが、ガンをわずらってしまうのです。それでも、死ぬまで作曲活動を続けて、ついに生き絶えてしまいました。

高橋健一は、卒業生たちである164名と共に、浅野大義のはなむけとして市船soulを演奏しようとしますが、その音は彼の元まで届くのでしょうか?

『宮田夏月役(演:福本莉子)の心配を神尾楓珠が無視する?』

宮田夏月(演:福本莉子)は、恋人の浅野大義(演:神尾楓珠)が、退院したばかりなのに、お酒を飲もうとするので「ねぇ!それお酒でしょう」と心配しますが「いいだろ、もう放っといてくれ」と拒絶されてしまいます。

しかし、その好意を無駄にしたのが、災いしたのか?浅野大義のガンは肺から脳に転移してしまって、脳の一部の細胞を摘出する事になってしまいました。

二度目の手術も成功しますが、浅野大義は自宅で作曲活動に邁進してしまって、宮田夏月から「ねぇ、ちょっとは休まない。体のほうが大事だし」

「命より大事なものがあるんだよ!」と、またもや恋人の忠告を半ば無視してしまいます。

神様のイタズラか?今度は肺でガンが再発してしまい、最後の最後まで、心配してくれた恋人の好意を半ば無視してしまい、もう治す事ができない所まで追い詰められてしまいました。

浅野大義は屋上で「俺が何かしたか?俺を自由にしてくれ」と嘆き悲しみ、ついに命が尽きてしまいました。

『20歳のソウル』と他の映画を比較

部員たちを応援しようとする映画は『20歳のソウル』だけではなく『アルプススタンドのはしの方』という作品もあります。

野球の応援ソングと言えば、やはりこれだろうと思ってしまうのは『アルプススタンドのはしの方』かなぁと思ってしまいます。

しかし『アルプススタンドのはしの方』では、やる気のない生徒たちに、先生が「もっと前のほうで応援すれば良いだろうが!しょうがないなんて事あるかぁ」と叫びまくって『うわぁ、うざすぎ』と思ってしまう所はあります(苦笑)。

それでも、悲しい所がなくて、最後まで熱く応援できる映画なので、吹奏楽部に興味がある方なら、どちらの映画を見てみるのも悪くはないでしょう。

映画『20歳のソウル』のまとめ

引用:https://20soul-movie.jp/

20歳のソウルを見た感想について、詳しく解説します。

映画『20歳のソウル』のオススメ層

命がけで、応援ソングを作った生徒の映画だったので、吹奏楽部関係者や部活をしている方には、興味をそそられる映画でしょうね。

少し残念な行動もあっただけに、もう少し何とかならなかったのかなという所もありますが、泣ける所もあったのでヒューマン映画が好きな方であれば満足できるのではないでしょうか?

  • 吹奏楽部関係者:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『20歳のソウル』の残念な所

浅野大義が、恋人から何回も心配されるのに、無視ばかりして病気を再発していくので、その辺りが凄く残念でしたね。

作曲活動する所はまだ良いとしても、退院したばかりでお酒を飲むのはちょっとなぁと思ってしまうシーンでした。

佐伯斗真は、団体行動を嫌っていましたが、その気持ちは少し分かります。私も団体行動は苦手なので、そこまでは理解できますが、試合に負けた野球部をあざ笑ったり、ベランダから飛び降りようとする素振りを見せたりして、何かと残念な人物です。

映画『20歳のソウル』の見所

吹奏楽部にスポットを当てた映画はあまり多くないので、その辺りは、この映画の大きな見所でしたね。

最初、堂々と『市立船橋高等学校』と実在する学名を出してきたので『おや?これは大丈夫なのか?(苦笑)』と思っていたら、実話をもとにして作られた映画だったので、あとになって納得しました。

ラストシーンで、卒業生たちが葬儀場で「大義大義!」と応援ソングを送るのは、すごく泣ける所であり、この映画で最大の見所です。