映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』では、アムロたちがサザンクロスに苦しめられるので、このサザンクロスについて詳しく紹介!
- 映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』のキャスト
- 映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』のストーリー
- 『サザンクロスは地球連邦軍に恐れられる部隊?』
- 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』と他の映画を比較
- 映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』のまとめ
映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』のキャスト
日本の2Dアニメ映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』は、2022年6月3日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&声優
- アムロ・レイ(声:古谷徹)ガンダムを操縦する少年
- ククルス・ドアン(声:武内駿輔)島で子供たちを守る人物
- ブライト・ノア(声:成田剣)アムロに厳しい命令を下す艦長
- カーラ(声:廣原ふう)ドアンを支える妻のような女性
- マルコス(声:内田雄馬)アムロに敵対心を燃やす少年
- カイ・シデン(声:古川登志夫)ガンキャノンのパイロット
- セイラ・マス(声:潘めぐみ)アムロを心配する女性
- ハヤト・コバヤシ(声:中西英樹)アムロを探す仲間
- スレッガー・ロウ(声:池添朋文)不遜な態度を取る中尉
- ゴップ(声:楠見尚己)地球連邦軍の統帥
- 参謀(声:小西克幸)ブライトに無茶な命令を下す参謀
- ミライ・ヤシマ(声:新井里美)
- フラウ・ボゥ(声:福圓美里)衛星係の女性
映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』のストーリー
ブライトは、参謀から島の攻略を命じられて、部下たちに島に上陸して調査するように命じますが、アムロから「僕もですか?」「そうだ、いつまでも特別扱いされると思うな」
高圧的な言い方に、アムロは少しムスッとする表情を浮かべながらも出動していきますが、影でブライトは『少し言い過ぎたかな』と後悔してしまいます。
アムロたちは、命じられたドアン島に上陸しますが、そこは無人島のハズなのに、なぜか子供たちが石をぶつけてきて、カイは「何だぁ、無人島じゃなかったのか?」
その頃、アムロは機械の足跡を見つけて「これは?」と不審を抱いて、足跡にそって全身していくと、そこは断崖絶壁でした。行き止まりだと思ったら、いきなり背後からザクが襲いかかってきて、アムロが操縦するガンダムは崖に突き落とされてしまいます。
仲間たちは、アムロと交信が取れなくなり『どうしたんだ、アムロは?』と慌てますが、ブライトは犠牲を抑えるために「撤収だ!今すぐ島から引きあげろ」と冷たい命令を出して、カイは「すまん、アムロ」と謝りながら撤収していきました。
アムロは、長い眠りから目覚めると、家の周りにはドアンや大勢の子供たちがいて、自分を手当てしてくれる事に気付きます。大勢の子供たちは軍人を恨んでいて、アムロに敵対心を抱いていましたが、ドアンやカーラだけは優しく接してくれました。
実は、ドアンはサザンクロスの軍人でしたが、戦争の無常さに嫌気がさして、仲間を裏切って、この島で子供たちと一緒に戦争が終わるのを待っていたのです。
ホワイトベースでは、アムロを捜索する準備がようやく整い、再出撃しますが、サザンクロスも裏切り者のドアンを始末するために、島へ向かっていました。ガンダムを見つけられない状態で、アムロは、この危機を乗り切れるのでしょうか?
『サザンクロスは地球連邦軍に恐れられる部隊?』
ガンダムを操るアムロが所属しているのは、地球連邦軍であり、人口は約45億程度と言われていて、圧倒的な力を誇る連邦国家です。
現在では、ロシアやアメリカ合衆国のような国と思ってもらえれば、分かりやすいかもしれません。
それに引き換え、サザンクロスという部隊が所属しているのは、ジオン公国と呼ばれる所で、人口1億5000万人程度です。
言ってみれば、日本が国連に戦争をしかけるぐらい無理な国力差がありますね(現在の世界の総人口は80億近く)。
しかし、サザンクロスはジオン公国の精鋭部隊であり、地球連邦軍からは『褐色のサザンクロス』と恐れられるほどの部隊です。
そのため、ブライトが、ジオン公国の部隊も島に向かっていると知って、険しい表情になったのも無理はないかもしれません。
『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』と他の映画を比較
ガンダムは、日本を代表するアニメですが、ガンダムに劣らないほどの人気アニメ『宇宙戦艦大和』が実写化された事があります。
それが『SPACE BATTLESHIP ヤマト』です。あの有名な歌があまり流れないので、少しアニメファンからは物足りないと感じるかもしれません。
しかし、あの有名なアニメを実写化した上に、木村拓哉さんや黒木メイサさんたちが出演している事から、大きな注目を集めました。
映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』のまとめ
機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島を見た感想について、詳しく解説します。
映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』のオススメ層
有名なガンダムのアニメ映画なので、ガンダムファンにオススメ……と言いたい所ですが、だいぶ歳月が流れているので、声優陣に大きく変わっています。
そのため、昔のガンダムが好きだった人にしてみれば、昔の声優陣のほうが良かったと思うかもしれないので、そこは要注意です。
- ガンダムファン:⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の残念な所
アムロと言えば、やはり『アムロ、行きまーす』の名台詞が忘れられなかったので、あのセリフを出して欲しかったかなと思ってしまいました。
このセリフは有名ですが、このセリフを言うシーンはほぼないので、仕方のない所かもしれません。
島の子供たちが、軍人を嫌っていましたが、なぜ軍人をそこまで嫌うのか?その過去のエピソードもできれば流して欲しかったかなと思ってしまいましたね。
映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の見所
ガンダムは子供の頃から知っているアニメ映画でしたが、映画館で見たのは初めてだったので、あのガンダムを大画面の上に大音量で見れたのは、感慨深いものがありました。
地球連邦軍とジオン公国の指揮官たちが「パリが燃える事になる」「パリは燃えているか……ですか。確かパリは燃えなかったはず」「あれは、部下がヒトラーの命令を遂行しなかっただけ、私の部下にはそのような者はいない」と言い合いました。
この辺りは、子供には分かりづらい所かもしれませんが、しっかりと第二次世界大戦の有名なエピソードを使っていて、意外と本格的なストーリーだったんだなぁと感慨深くなりましたね。