東堂心春（演：野澤しおり）の脅迫は実現していた？ドラマ『マイファミリー第10話』

ドラマ『マイファミリー第10話（最終話）』では、東堂心春（演：野澤しおり）の脅迫が、実は達成されていたので、その理由について紹介しましょう。

マイファミリーは、TBS系列で2022年4月10日から放送開始されました。

鳴沢未知留は、犯人が狙っていたタブレットを持って、家から逃げようとしますが、何者かによって捕まって誘拐されてしまいました。

犯人は、鳴沢温人に電話をかけて「未知留さんを誘拐しました、東堂さんと交換です」と要求してきますが「お前の狙いはタブレットだろう？」と指摘されるので「あなたは何も分かっていないんですね。交換した後に全てを話します」

鳴沢家の玄関近くでは、刑事が倒されていたので、このままではまた犯人扱いされてしまうと考えて、鳴沢温人は三輪碧と共に、東堂樹生に会う事になりました。

三輪碧は「なんで、犯人は東堂を要求しているんだ？」と困惑しますが、東堂樹生は「ちょうどいい、俺を突き出してくれ」と言って、覚悟を決めます。

その頃、葛城圭史刑事は、吉乃栄太郎に「タブレットが奪われたのは、警察にタブレットの事が判明した時です」と報告しますが「上から正式に許可が降りた。お前をこの事件から外す」「また臭いものに蓋をするんですか？」

警察内部が疑心暗鬼に陥る中で、鳴沢温人たちは犯人の要求に応じて、指定された場所で東堂樹生の頭にゴミ袋をかぶせてスタンガンで気絶させてしまいます。

犯人は東堂樹生を連行して、鳴沢温人たちに連絡をして妻の居場所を知らせますが、そこには置き手紙で『私を探さないで下さい』と書いてありました。

『なんだ、これは？』と思ってしまいますが、犯人から「私は東堂亜希です。夫は不倫していたんです。娘がタブレットに保存していたのは不倫のデータです。不倫した相手は未知留さんです」

鳴沢温人は、衝撃を受けますが、鳴沢未知留や東堂亜希を監禁していたのは、何と！吉乃栄太郎でした。鳴沢温人に話した不倫は嘘であり、二人に罪をなすりつけようとしていました。

はたして、なぜ吉乃栄太郎は、ここまで悪事を重ねたのでしょうか？

東堂心春（演：野澤しおり）は、父親が仕事ばかりで、母親は吉乃栄太郎と不倫ばかりしていたので、吉乃栄太郎を脅迫して「私を誘拐して下さい、そうすればパパとママが私の事を心配して、また仲良くなってくれるハズです」

「誘拐は犯罪だよ？」とさとされますが「決めるのは私です」と言い放ってしまいます。しかし、吉乃栄太郎が不倫していたデータが保存したスマホを取り上げようとして、もみ合いになっているうちに東堂心春は階段から転落してしまいました。

東堂心春の誘拐計画は実現されず、両親は離れ離れになってしまいましたが、この計画によって、鳴沢夫婦や三輪たち夫婦が誘拐された娘を取り戻そうとして関係がよくなっていき、くしくも違う家族の関係が修復されていきました。

時間は経ち、ようやく東堂樹生は妻とも向き合う事ができて、自分の誘拐は実現しませんでしたが、家族を再生させたいと願った脅迫は実現しました。

引用：https://www.tbs.co.jp/myfamily/

第10話では、東堂心春（演：野澤しおり）の脅迫によって、誘拐事件は起きていたんですね。やはり、犯人は吉乃栄太郎でしたか。

第9話を見るまでは、本当に誰が犯人か？混沌としていましたが、第9話でほぼ犯人が確定されたようなものでしたからね。

気になるのは、ラストシーンで刑事たちがハルカナの社員たちと会食する所ですね。あれで、誰と誰が結ばれる事になるのか？それは少し興味深い所でしたが、最後の最後まで楽しめるミステリードラマでした。