大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第27話』で登場する結城朝光(高橋侃)が、のちに梶原景時を失脚させるので、その理由について紹介しましょう。
- 大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第27話』のキャスト
- 大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第27話』のストーリー
- 『結城朝光(高橋侃)が梶原景時を失脚させた理由』
- 大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第27話』の見所とまとめ
大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第27話』のキャスト
鎌倉殿の13人の登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。
北条家
- 北条義時(演:小栗旬)源頼朝を匿う事に頭を悩ませてしまう
- 北条時政(演:坂東彌十郎)北条義時の父で、平家を警戒する人物
- 北条政子(演:小池栄子)北条義時の姉で、源頼朝に片思いしてしまう
- 北条宗時(演:片岡愛之助)北条義時の兄で、源頼朝を匿った張本人
- 北条実衣(演:宮澤エマ)北条義時の妹で、姉の恋心に感づく
- 北条時連(演:瀬戸康史)北条義時の異母弟
- りく(演:宮沢りえ)北条時政の妻
- 牧宗親(演:山崎一)りくの兄
源氏勢力
- 源頼朝(演:大泉洋)源氏の後継だが、今は流罪を受けてしまう日々
- 源頼家(演:金子大地)鎌倉幕府の二代将軍
- 大姫(演:南沙良)源頼朝と北条政子の娘
- 万寿(演:丸山蒼來)源頼朝と北条政子の息子
- 源義経(演:菅田将暉)頼朝の弟で、奥州でかくまわれる身
- 静(演:石橋静河)源義経から愛された女性
- 源範頼(演:迫田孝也)源義経の兄で温厚な性格
- 梶原景時(演:中村獅童)源頼朝を助けてしまう武士
- 和田義盛(演:横田栄司)猪突猛進の所がある武士
- 木曽義仲(演:青木崇高)木曽で機をうかがう武士
- 木曽義高(演:市川染五郎)木曽義仲の息子
- 武田信義(演:八嶋智人)源頼朝に睨まれる源氏の武将
- 大江広元(演:栗原英雄)源頼朝の側近
- 阿野全成(演:新納慎也)源頼朝の異母弟で、北条実衣の夫
- 巴御前(演:秋元才加)木曽義仲の愛妾
- 源行家(演:杉本哲太)源頼朝の叔父
- 源頼政(演:品川徹)今まで平家側についていた源氏の武士
- 義円(演:成河)源頼朝の弟で僧侶になっていた人物
- 亀(演:江口のりこ)源頼朝の愛妾
- 八田知家(演:市原隼人)常陸の豪族で、北条義時に子供を預ける武士
- 畠山重忠(演:中川大志)武蔵の豪族
- ちえ(演:福田愛依)畠山重忠の妻
- 比企能員(演:佐藤二朗)北条家の勢力を恐る人物
- 比奈(演:堀田真由)源頼朝の側女として近く事になる女性
- 結城朝光(演:高橋侃)北条実衣に琵琶を教える御家人
伊東家
その他
平氏勢力
藤原家
朝廷
大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第27話』のストーリー
後鳥羽天皇は、源頼朝が落馬してから上洛していない事を知り、あとを継いだものが源頼家と知って「ほぅ、あの頼朝のあとをなぁ、それは荷が重いであろう」と、ほくそ笑んでしまいます。
鎌倉では、北条時政や比企能員が勢力争いをしようとしますが、源頼家は「私は、北条や比企を特別扱いするつもりはない。力のある者を登用する」と言い放ち、比奈家の者たちは「踏んだり蹴ったり」と頭に血がのぼってしまいました。
北条時政や、りくたちは同じように厚遇されなかったのに「これで、比奈と頼家が一体でない事が分かった」と笑いあってしまいます。
源頼家は、威勢は良かったものの、上手く差配できず、御家人たちから『やはり、頼家様には、まだ早かったか』と落胆されてしまいます。
御家人たちは「5人の有力者が、まずは差配してもらいたいものを決めて、最終的に鎌倉殿にどうしてもらうか決断してもらおう」と決めました。しかし、北条家と比企家がまたしても勢力争いをしてしまい、お互いの陣営から人を出そうとします。
結果的に、5人から13人に増えてしまいますが、源頼家はこれを不満に抱いてしまって「父は御家人を最期まで信用していなかった、私も同じだ」と言って、若い側近たちを重用する事を決断してしまうのです。
御家人たちの間で「どうなるんだ、鎌倉は?」と不安を述べる者が現れて、梶原景時は「頼朝様は亡くなるのが早すぎた」とつぶやいてしまいます。はたして、源頼家のやり方で、本当に鎌倉は大丈夫なのでしょうか?
『結城朝光(高橋侃)が梶原景時を失脚させた理由』
結城朝光(高橋侃)は「忠臣は二君に仕えず」と言ったら、梶原景時は源頼家に「結城朝光は、頼朝様には仕えるが、頼家様には仕えるつもりがないと言っているようです」と讒言(ざんげん)してしまいます。
この男は、いつもいつも讒言ばかりしてと思ってしまいますが、今までにも多くの御家人たちが梶原景時に煮え湯を飲まされてきたので、結城朝光は多くの御家人たちに協力を求めて、66人もの御家人が結集して、梶原景時を追い詰めていきます。
これが世に名高い『梶原景時の変』であり、やがて梶原一族の多くが滅ぼされていきました。
言ってみれば、梶原景時は自ら蒔いた種であり、義経ファンにしてみれば『ざまぁみろ、梶原景時』と言った所でしょう。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第27話』の見所とまとめ
第27話では、結城朝光(高橋侃)が北条実衣から目をかけてもらいますが、これが梶原景時の変につながっていくんだろうなぁと思ってしまいました。
次回は、いよいよ梶原景時が追い詰められるかと思うと、楽しみで仕方ないですね。