呪詛の人形を盗み出した者について解説!大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第29話』

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大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第29話』で、阿野全成が置き忘れた呪詛の人形を、誰が持ち出したのか?詳しく解説します。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第29話』のキャスト

鎌倉殿の13人の登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。

北条家

源氏勢力

伊東家

その他

平氏勢力

藤原家

朝廷

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第29話』のストーリー

梶原景時が亡くなり、御家人たちの力の均衡が大きく崩れようとしていました。そんな時に、三浦義澄が寝込んでしまい、北条時政は心配になり「次郎」と語りかけますが、ついに盟友の三浦義澄まで亡くなってしまったのです。

ところが、北条時政は妻のりくから勧められてしまって、阿野全成に呼び寄せます。

りくは千幡を後継者にしたいと思って「鎌倉殿を殺せとは言うておりません。少し重病になってもらいたいのです」と言われてしまい、阿野全成はしぶしぶ呪詛をしかけようと動き出してしまいました。

阿野全成は、源頼家の髪の毛を手に入れようとして機会をうかがっていましたが、北条義時源頼家に「頼朝様は、誰も信用しようとしませんでした。もしも、父上を乗り越えたいと思うのであれば、誰かを信じる所から始めませんか?」

源頼家は、その言葉をじっと聞いて「後継者は一幡でよい、せつは強い女子じゃ。これは比企家とは関わりのない事」と静かに語り始めます。

せつは、比企家の血を受けついでいましたが、自分の事を心配して、寄り添ってくれるので、ついにせつを信じようと決意しました。

阿野全成は、その話を聞いて、自分がしようとしている事を後悔してしまうのです。そんな時に、源頼家が井戸に落ちかけてしまったので、北条義時と一緒にあわてて、源頼家を助け出します。

源頼家は「叔父上がいてくれて良かった」と感謝をしてくれて、阿野全成は、妻だけに「そなたの父から呪詛するように頼まれていた」と打ち明けて、その人形を全て見せてあげます。

北条実衣は「人形は全て持ってきたのでしょうね?もしも忘れていたら大変な事ですよ」と微笑んでしまいますが、床下に一体だけ人形を置き忘れていました。

その人形を何者かが持ち去っていきますが、はたして人形を持って行ったのは誰なのでしょうか?

『呪詛の人形を盗み出した者について解説』

史実では、阿野全成源頼家によって、常陸国に配流されて、やがて命を奪われる事になってしまいました。

この事から、阿野全成が置き忘れた人形が、何者かが源頼家に渡した可能性が高いです。そうなってくると、考えられる可能性として高いのが、善児でしょう。

善児は、今まで多くの御家人を殺害してきたので、その抜け目のない所を考えたら、床下に置き忘れた人形を持ち出す事は訳もないはずです。

北条家をうとましく思っている比企能員も怪しい感じはしますが、善児または善児に従う女性が怪しい感じがしますね。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第29話』の見所とまとめ

多くの御家人が命を落としていく中で、ついに北条家から犠牲者が出て来そうな流れになってきました。

阿野全成は、史実では野心のある感じがしますが、今作では善人として描かれているので、このまま命を落とす事になってしまったら、少し可哀想な感じがしますね。

次回では、どのようにして源頼家に追い詰められていくのか?見守りたい所です。