北村一輝が魚谷佳苗の言葉に震え上がった理由とは?映画『Jam Films the messenger -弔いは夜の果てで-』

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映画『Jam Films the messenger -弔いは夜の果てで-』で、北村一輝さんが魚谷佳苗さんの言葉に震え上がってしまうので、その理由について紹介します。

映画『Jam Films』のキャスト

日本のオムニバス映画『Jam Films the messenger -弔いは夜の果てで-』は、2002年に公開されました。

監督&制作

登場人物&俳優

  • メッセンジャー(演:魚谷佳苗)多くの者たちに恐れられる女
  • マフィアのボス(演:北村一輝)自分の身に起きた事を自覚していない男
  • 裏切った男(演:坂口拓)亡霊に悩まされる男

映画『Jam Films』のストーリー

怪しげな女が、暗い地下通路を静かに歩いていくと、そこに血だらけの男とすれ違います。

歩いていく先に、地下組織で活動していたマフィアのボスが、一人だけ椅子に座っていて、女を見上げて「ザイゼンのやつ、次から次へと」

女は「ザイゼンからのメッセージよ」「聞こうか」

その言葉を受け取り、女は「恩を仇で返すマネをするとはな。どんな世界でもルールはある。お前にルールを守れるのはあの世だけだ。これは最後の親心だ。大人しく死んでくれ」と、ザイゼンの声ソックリにして伝えてあげました。

マフィアのボスは「わざわざ、モノマネを披露しにきたのか?首にタトゥーをした者の噂を聞いた事がある。狙った者の命をヒットする。メッセンンジャーだとな。ただの伝言屋ではないはずだ」と、怪しげな女の首にタトゥーがある事に注目します。

女は「試してみる?」とつぶやくと、マフィアのボスは「ここは俺の兵隊が固めている」と自信タップリに答えられると「その兵隊に殺されたら、どう?あなたは、その兵隊に殺されたの」

「殺された?」「そう、あなたはすでに死んでいるわ」「死んでいる?俺が。くっくくくく。あっはっはっはっはぁ」

マフィアのボスは笑いながら、顔に手をやると、自分の顔が血まみれになっている事に気づいて、兵隊たちに裏切られて殺害された事を思い出してしまうのです。

メッセンジャーは「言ったでしょう。あなたは死んでいる事に気付いていないだけ」と立ち去っていきますが、この女は何者なのでしょうか?

北村一輝が魚谷佳苗の言葉に震え上がった理由』

マフィアのボス(演:北村一輝)は、自分が死んだ事に気付いていなかったので、メッセンジャー(演:魚谷佳苗)から「あなたは、すんでに死んでいるわ」と言われても『そんな訳はないだろう』と思って、高笑いしてしまいます。

しかし、途中でマフィアのボスは、自分の顔が血まみれになっている事に気付いて『本当に俺は死んでしまったのか?』と震え上がってしまいます。

あまりにも、悲劇的な死に方をした人は、怨念がこの世に残ってしまって、死んだ事に気づかないと言われています。

そのため、自殺してしまった方は、自分が死んだ事に気付かず、自分が生きるべきだった年数が過ぎるまで、自殺を繰り返してしまうとも言われているのです。

もちろん、死んだ後の事なので、どこまで信憑性のある話か?それは誰にでも証明できるものではありませんが、マフィアのボスが悲劇的な死に方をした事により、自分が死んだ事を忘れてしまったのだけは確かなようです。

映画『Jam Films the messenger 』のまとめ

Jam Films the messenger を見た感想について、詳しく解説します。

映画『Jam Films』のオススメ層

謎のメッセンジャーが、自分が死んでいる事を教えてくれる物語なので、少しオカルト的な事興味を持っている方に、オススメの映画ですね。

  • オカルトに興味がある方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『Jam Films』の残念な所

メッセンジャーの話が出てきますが、この女性は一体何がしたいのか?ハッキリと分かりませんし、ザイゼンは誰なのか?それも謎のままです。

ラストシーンで、マフィアのボスを裏切った男が再び登場する訳ですが、この者が最初にメッセンジャーとすれ違っていました。

あまりにも謎が多くて、モヤモヤした感じが残ってしまうのは残念な所ですね。

映画『Jam Films』の見所

謎が多いのは、この作品の残念な所ではありますが、謎が多いからこそ、ミステリアスな感じがするので、この部分は今作の残念な所であり、見所になっている部分でもありますね。

さらに、マフィアのボスが、自分が死んだ事を思い出した時に、自分を襲った者たちが、蘇るように幻想的な立ち上がり方をするので、この演出の仕方は、なかなかカッコよくて良かったです。