映画『この子は邪悪』で、窪司朗が死なずに、窪繭子(桜井ユキ)の子供と替われた理由について紹介します。
映画『この子は邪悪』のキャスト
日本のスリラー映画『この子は邪悪』は、2022年9月1日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:片岡翔
- 脚本:片岡翔
登場人物&俳優
- 窪花(演:南沙良)交通事故の時に無傷で済んだ少女
- 四井純(演:大西流星)ある病院を調べようとする少年
- 窪繭子(演:桜井ユキ)奇跡的に退院できた女性で、窪花の母親
- 窪月(演:渡辺さくら)窪花の妹で、仮面を付ける少女
- 窪司朗(演:玉木宏)窪花の父親で、精神科の医師
映画『この子は邪悪』のストーリー
四井純は、ある病院まで歩み寄り、窪花に「ねぇ、ボクの事を覚えていないかな?昔に、ここで一緒でウサギと遊んだ事があるんだけど」と話しかけますが、全く覚えていませんでした。
実は、窪花は子供の時に交通事故にあった事があり、父親は神経をやられて足をひきずるようになり、妹は顔に大きな火傷を負って仮面で素顔を隠すようになりました。
そして、母親は今も病院で植物人間の状態になって眠り続けていました。ところが、父親が家に戻ってくるなり「窪花、奇跡が起きたんだよ」と言って、母親が意識を取り戻して一緒に帰ってきたのです!
しかし、母親は以前と違うように見えてしまい『本当にお母さんなの?』と思ってしまい、自分に話しかけてくれた四井純に相談して、本人かどうか確かめようとします。
母親がソファーで昼寝をしていた時に、頬についたホクロを拭いてみたら、黒い点が取れかかって、黒目がクルクルと回転するように動き回って、驚いてしまいます。
しかも、昔の新聞の記事では、妹が死んでいる事が判明して、病院では母親がまだ植物状態だった事まで判明します。父親に、母親が本物ではない事を問い詰めようとしたら、四井純は目が真っ赤になり何も喋れない状態に陥ってしまいました。
窪花は「お父さん!純に何をしたの。妹や母だって本人じゃないんでしょう」と叫ぶと「ウサギは無垢な動物でね、人間の魂と入れ替えるのに適しているから」と打ち明けて、ウサギに純の魂を入れられた事を知ってしまいます。
そして、死にかけていた妹を違う少女の魂と入れ替えて、植物人間になった妻を自分の患者の女性と入れ替えてしまったのです。窪花は「何て事を」と絶句しますが、この家族はどうなってしまうのでしょうか?
『窪司朗が窪繭子(桜井ユキ)の子供と替われた理由』
窪司朗は、次女から「こんな事までして生きたくなかった」と言われて、ナイフで刺されてしまい、そのまま命を落としてしまいました。
しかし、その時には妻が窪司朗の赤ちゃんを妊娠していて、夫が死んだ後に赤ちゃんが生まれる事になります。赤ちゃんは、指をクルクルと円を描くように動かしてしまい、夫が患者たちを洗脳していた事と同じような動きをしていました。
タイトルにある『この子は邪悪』というのは、この赤ちゃんを指していたのでしょう。
恐らく、窪司朗は死ぬ前に、赤ちゃんの魂と入れ替わる事ができたと考えられますが、問題はどうやって入れ替わったかどうかです。
それは、死ぬ寸前に、妻に「頼む、俺を抱きしめてくれ」とお腹に顔を密着させる事ができた時でしょう。
あの時に、お腹にいた胎児と意識が替わってしまい、円を描くように指を動かす事ができたと考えられます。恐らく、この後に、この赤ちゃんは恐ろしい事をするのかもしれないので、是非とも続編を作って欲しいものです。
『この子は邪悪』と他の映画を比較
玉木宏さんは、この映画ではダークヒーローとなり、虐待している赤ちゃんを救い出すために、親をウサギに閉じ込めていきましたが、映画『ラプラスの魔女』では刑事役として活躍していました。
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映画『この子は邪悪』のまとめ
この子は邪悪を見た感想について、詳しく解説します。
映画『この子は邪悪』のオススメ層
窪花たちが、意識が朦朧(もうろう)としていく者たちの秘密や、家族の謎に迫っていくので、スリラー映画が好きな方にはオススメですね。
家族を扱った映画ですが、あまりにも刺激が強いので、お子さんがまだ幼い場合には、あまりオススメできない映画です。
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『この子は邪悪』の残念な所
窪司朗が、植物人間になった妻と、患者の女性の魂を入れ替えるまでは良いのですが、なぜ早めに妻の命を奪わなかったのか?悪役であるなら、そこが少しツメが甘いなぁと思う所でした。
結果的に、妻の命を奪った訳ですから、早めに行動を起こしておけば、長女から問い詰められる事もなかったので、少しスッキリしない所ですね。
映画『この子は邪悪』の見所
ホラー映画好きの自分としては、怖そうなので期待していましたが、窪花がホクロを拭こうとしたら『バァーン!』という大きな交換音と共に黒目が回転していくので、なかなかスリルがあって怖かったですね。
しかも、父親が信じれない事までしたので、最後まで飽きないストーリーで面白かったです。