源実朝が占いで雪の日は出歩くなと言われた要因を解説!大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第35話』

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大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第35話』では、源実朝が占いで雪に気を付けろと言われた要因について解説しましょう。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第35話』のキャスト

鎌倉殿の13人の登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。

北条家

源氏勢力

その他

朝廷

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第35話』のストーリー

源実朝は、婚約しようとしていましたが、そんな時に北条時政とりくの嫡男が亡くなってしまって、大きな波風が立とうとしていました。

そんな時に、都から千世が、源実朝の奥方になるために嫁いできて、その婚礼は無事に終わります。ところが、畠山重保は北条義時に「平賀朝雅殿が、毒を守るような話をしていて、その後、すぐに北条政範殿が酒宴の席で亡くなったのです」

平賀朝雅は、身の危険を感じて、りくに「畠山は武蔵国の一件で、北条に逆恨みして、政範殿を毒殺した疑いがあります。しかも、その罪を私に着せようとしているのです」と讒言(ざんげん)して「ゆるせませぬ!」と激怒させてしまいます。

りくは「畠山を討って下さい」と迫ってしまうので、北条時政は畠山を討つために、息子たちに協力するように頼み込みます。しかし、北条義時は「執権と言えども、この鎌倉で、勝手に兵を動かす事は許されませぬ」と反対されてしまうのです。

畠山重忠は、北条義時に「執権は、武蔵国を独り占めしたいのだ。私はこれから武蔵に戻り、念のため戦じたくをする」と言い放ち「次郎!(畠山重忠)」と止められますが「私も鎌倉は灰にしたくない」と言い放ち出て行きました。

北条時政は、婿である畠山重忠を射ちたくなかったのですが、りくから「今のうちに畠山を討たねば、今度は私が殺されるかもしれませぬ」と迫られて、ついに観念してしまいます。

それから、北条時政は、密かに源実朝に近づき、紙の一部を手で隠しながら「ここに花押を書いてくれませぬか?」と頼み込み、大叔父の頼みとあって、あまり疑いもせず書いてしまったのです。

源実朝が占いで雪に気を付けろと言われた要因』

源実朝は、和田義盛の誘いで、大ババに占ってもらいますが、そこで「雪の日、雪の日は出歩くな!災いが待っている」と言われてしまいます。

なぜ、雪の日に出歩くなと言われたのでしょうか?

実は、源実朝は雪の積もる日に、鶴岡八幡宮に参拝したら、公暁から「父の仇」と叫ばれて、うたれてしまったのです!

その後、公暁北条義時によって討たれたと伝えられていますが、まさに雪の日に出歩くなとは、この鶴岡八幡宮での最期を占ったものだったのでしょう。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第35話』の見所とまとめ

第35話では、畠山重忠北条義時に「あなたが本当に戦わねばならない相手は、分かっているはずです」と伝えますが、この時、父上を討つのはやはり無理だったのでしょう。

北条時政は、野心を抱いてしまいましたが、天下を狙えるほどの器ではなかったですし、北条政子・義時のほうが一枚も二枚も上手だったので、余計な事をしてしまいましたね。

そして、源実朝の占いは、なかなか興味深い伏線だったので、今後の展開が楽しみです。